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たいせつなものを、まもるために

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和泉 2019-08-13 09:39:47

 

 

傷の積み上げ

 

僕らは生活をするために働いている。


一年のうちの2/3ほど時間を費やし、なんとか日々をやり過ごしている。

そんな勤労アンド勤労の中、嫌なことばかりかというと、実際そうでもない。

 

まぁそれはそうだよね。

 

本当に嫌で嫌で溜まらないことばかりであれば、恐らくは仕事が長く続かない。

 

たぶん、ある程度のことは「日常」として飲み込んでしまう。

 

そしてきっと、いずれはそれに慣れてしまうのだろう。

 

 


とはいえ、スポット毎に辛い思いをすることはある。

 

 


いつもいつも、同じ作業量と熱量によって仕事が回るわけではない。


今年が例年通りの閑散期・繁忙期とも限らない。何か多くの作業や、新しいことを始めることだってあり得る。

そしてそういったものの大部分が、小さい傷を、心に残すことだってあるのだ。

 

喉元過ぎれば、熱さ忘れる。

 

さて、本当にその痛みは忘れられるのか?

忘れたいだけなんじゃないか? ふとした瞬間に、それは思い出されてしまうんじゃないか?


積み重なった傷もいつか大きくなり、いずれ僕らの心を砕いてしまうことがあるんじゃないだろうか?
そう……それはまるで、ガラスに深い傷をつけると、そこから割れてしまうように。

 

変化する日常

 

最近、家の中でとある変化があった。

 

トイペが変わっていたのだ。
(トイペ=トイレットペーパー。うちではトイペと呼んでる)

 

うちではいつも、妻がトイペを補充している。

 

基本的にはどのトイペを買うかなんてことは決めてなく、その時のタイミングや価格で適当に購入しているはず。

 

もちろん原則として安いとかそういう話もあるのだけれど、例えばネットスーパーを利用した時のついでとか、そういうときに買うことが多い。かさばるしね。

 

そんなわけだから、トイペが別のメーカーになるとかっていうのも珍しい話ではなかった。

結婚してからしばらくするまでは。


僕はトイレッターと自称している。


唐突に何? という話ではあるのだけれど、僕はよくお腹を下す。そりゃもう、ゆるゆるでして。

具体的にはドライを超えて海軍まである。本当にごめんね。そう、日常はいつも戦場なんだ。

 

もうトイレによく足を運ぶからね。別に腹痛があるわけじゃない。ただ、その、ゆるいんだ。

つまりトイペを使う頻度が高いのだ。

 

 

で、先ほどの妻がトイペを買う話になるのだけれど。

 

(ほかの国の人は知らないけれど)とりあえず我々日本人は道具に対する拘りが強い。

 

機械の修理をやっている知り合いはレンチやドライバーのブランドについて何か語っていたし(残念ながら、僕には何を言っているかあまりわからなかったが)、僕も自分が普段触れるマウスやキーボードで、気に入らないものはすぐ取り換えてしまう。

 

「便利・効率」というより、「しっくりくるかどうか」で決めている節がある。

といっても、「しっくりくる」≒「便利・効率」かもしれないけれど。

 

ということで、

大したものを使っているわけでもないのだけれど。

 

普段使いのノートは決まっているし、

ボールペンも決めているし、

マウスだってほぼ同じものと決めている。

 

そんなわけで、トイペでも決まっていることがある。

 

先ほどの通り、トイペを買うのは僕ではなく妻であるからして、製品の選択権はないのだけれど。

それでも要望として、守ってもらっていることがある。

 

「ダブルであること」

 

あ、今、すげーどうでもいい話だと思ったな?

でも僕には非常に大事なことなのです。

 

何故、ダブルがいいかというと、(あくまでも、過去の僕の経験上)ダブルのほうがしっかりしていて、柔らかいものが多かったから。

高いものであればシングルでもそうなのかもしれないけれど、少なくとも僕はそういったものに出会うことはなかった。

 

それはとても、力強い存在だった

 

前述の妻が買ってきたトイレットペーパーは、僕のいつもの要望通りのダブルだった。

ちゃんとルールを守る僕の妻の気遣いに、いつも非常に感謝しています。ありがとう。

 

でも、その日、変わっていた新しいトイレットペーパーは何かが違った。

 

ダブルなんだ、けど、すげー硬かった。OA用紙とは言わない。

あまり具体的に伝わる表現が思いつかないけれど、ファミレスの紙ナプキンのような、力強い紙だった。

 

いや、なんて表現しようが、「トイペ」という枠からはみ出たわけでもなんでもないんだけど、とにかくしっかりしていたんだ。

 

いつも通り僕は突然の差し込みでトイレに駆け込み、そして、何の気なしにそのトイペを使う。

いつも通り、そう、いつも通りの日常だったはずなのに。

 

ある日、その日常は、非日常となってしまったのだ。

 

慣れ親しんだいつもの友人が、見た目は変わらないまま中身が鬼になってしまったような、そんな出来事だった。

 

似たもの同士

 

僕のお腹が弱いのは前述の通りなのだけれど、波が来る理由はだいたいわかっている。

 

例えば、前日に赤ワインをまぁまぁ飲んだとか。

お腹が冷えたとき。

寝不足のとき。

 

そういった理由の時はまだ、対処のしようもあるし、時間があるときもある。

まだ、「あ、やばいかな」として、何かしようがある気がするのだけれど。

それにまだ生理現象みたいなものだから、理由は納得できる。

 

仕事に向かう日の朝とか。

嫌なことや緊張とかのストレスがかかった時。

 

悲しいかな、そういったことはどうしようもない。

 

時間がぁー! なんてことを思いながら、頭と腹を抱えたまま、トイレで嵐が過ぎ去るのを待つしかない。さながら、森の動物のように。

 

そして用を足し終わると、腹痛のことなんてケロッと忘れてしまうのだ。

 

そうしてある時気づく。心理的ストレス=腹痛なのだと。

辛いときは辛いのだけれど、過ぎ去ってしまえば、どうということはない。

 

本当に?

 

隠れた傷

 

でも、本当に過ぎ去ってしまえばどうということはないのだろうか?

 

たぶん、それは違うんだろうと思う。

 

気づいていないだけで、小さな傷が少しずつ増えていくのだ。

 

何度もトイペを消耗することで、小さな傷がつく。

初めは小さな傷なんだろう。気づかないほどの、小さな傷。

 

その傷が積み重なることで、いずれ切り傷となるかもしれない。

 

さらにはその傷が進行することで、切り傷は常態化し、常に牙を剥くようになるのだ。

 

そして気づけば、その傷は治ったように見えるだけで、治らない傷となる。

 

強く触れようと、優しく触れようと、痛みと出血を伴い、その存在を証明しようとしてくる。

恐らくもう、治ることはなく、体に刻み込まれているのだ。じっとそばに。わからなくとも、僕のそばに。

 

 

にたものどうし

 

これは何も、尻の話だけじゃない。

ストレスと腹痛のように、尻の傷と心の傷も通じ合っているんじゃないか? と思う。

 

心の傷も、始まりは大したことじゃないかもしれない。

でも同じ場所に少しずつ傷がつきつづけ、気づけば大きな傷になっているかもしれない。

 

二度と治らない傷として心に刻み込まれ、ふと何かの拍子に牙を剥く。

 

無理をすればいずれ、心も怪我をするんだ。

そして普段は何喰わない顔しているのに、ちょっとしたことでリフレインする。

そしてその心の問題に捕らわれ、身動きできないこともあるんじゃないだろうか?

 

そう、それはやはり、嵐を過ぎ去るのを待つ、獣のように。

 

そんなつらい日々を味わわないために。

 

心とお尻は同じものだから。

触れるものはやっぱり、柔らかいものに限るんだ。

 

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Comments from NEMber
和泉
2019-08-16 12:20:03ID:139792

>>kumaco::さん
やっぱりダブルですよね、ダブル。
圧は昔に比べて、だいぶ気にするようになりました。
力を入れすぎたりしないとか、トイレにこもる時間を意識的に短くするとか……。

和泉
2019-08-16 12:18:30ID:139791

>>7zoesan::さん
ありますよね。トイレットペーパーとは名ばかりの……。
特に外出先での備え付けでそれにあたると、拭くたびに少し、気合を入れることが必要になりますね。

発酵食品……。目指せ北海道さんを見習って、ヨーグルトを採ったほうがいいんでしょうね、きっと。

和泉
2019-08-16 12:15:07ID:139790

>>BleRoom::さん
ありがとうございます!
トイペもトイレッターも、僕が勝手に言っているだけでたぶん、他者には通じない言葉です。
トイレットペーパーって皆さん、なんて呼んでいるんでしょうね。

和泉
2019-08-16 12:11:18ID:139789

>>やそ::さん
やっぱりストレスは大敵ですね、いろんな意味で。

トレペって呼んでるんですね! 各家庭で略称が違ったりするのかしら。

和泉
2019-08-16 12:10:05ID:139788

>>目指せ北海道::さん
なるほど、やっぱりヨーグルトはいいものなんですね。
長い歴史の中で、もうちょっとなんとかなるように進化できなかったのかなぁ? と思うことがあります。

kumaco
2019-08-15 03:59:07ID:139533

私もダブル派
早く傷が癒えますように✨
清潔に保つこと、圧をかけすぎないことが大事です✨

7zoesan
2019-08-14 22:40:30ID:139475

だめだ吹いたw…
たまに鬼みたいな紙ありますよね、あれはほんと凶器だと思います。
腸内と脳は密接に繋がってますので、ストレスと腹痛は大いに関係あります。
腸内環境を整えるためバライティーに富んだ発酵食品の摂取をお勧めします。

BleRoom
2019-08-14 13:41:37ID:139441

トイペもトイレッターも初耳ですが、今後その言葉を使いたいと思いました。笑
早く傷が癒えるよう、少しばかり投げnemを…

やそ
2019-08-13 21:48:52ID:139314

私もストレスで緩くなるタイプです。

家ではトレペって読んでますねー。

目指せ北海道
2019-08-13 19:13:07ID:139284

僕は逆に硬くなりがちなので、毎朝のヨーグルトが欠かせません。なぜ心と尻は、ちいさな傷が積み重なるのだろう。

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湘南のポエマーを目指しているおじさん。

「実行力のあるやつはプレイヤーだ。実行力がないから、ポエマーなのだ」

ポケットの中の少ないNEMと共に、未来を見つめたいと思っています。
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