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教育心理学06 人格理論(前編)

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YUTO
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2018-12-13 17:56:53
教育心理学06 人格理論(前編)

今回の内容:人格の理論について

 

人格とは、知能、思考から感情、性格まで、人の心のすべての側面を統合したものをいいます

その人格を捉える方法は、類型論特性論の2つに大別されます。

類型論は複数のカテゴリーを想定し、人の性格を分類する方法であります。例えば、血液型による性格診断がこれに当たります。

特性論とは性格をいくつかの要素に分け、その要素がどの程度備わっているかという側面から性格をとらえる考え方です

それぞれについて説明します。

 

(1)類型論

クレッチマー

クレッチマーは、発病前の性格と体格の関連性に注目をしました。

②シェルドン

シェルドン気質と体格の関係性に注目をしました。

③ユング

ユング心的エネルギー(リビドー)の向かう方向に注目しました。

リビドーが個人の外に向かう場合は外向型といい、環境の影響を受けやすく、表現がうまく、社交的だろ言われます。

逆に、内へ向かい場合は内向型といい、内省的で、行動が控えめだと言われます。

 

(2)特性論

オルポート

 オルポートは人の特性を「共通特性」とその個人が持つ「個人的特性」で分けました。

オルポートは、「共通特性」を使って、他者との比較をしました。

また、個人のパーソナリティの特徴を「心誌」(サイコグラフ:心的プロフィール、個人の特徴を一目瞭然に理解できるように視覚化したもの)を用いて示しました。

 

②アイゼンク

 アイゼンクは、人の類型は、特性から形成されると考え、類型論と特性論の統合を目指しました。

性格特性を、4つの水準の階層で捉えて定めています。下位の階層から順番に記します。

 階層1 -「個別的(特殊)反応水準」

 階層2 -「習慣反応水準」

 階層3 -「特性水準」

 階層4 -「類型水準」

 

 また、因子分析によって、性格に3つの次元「内向-外向」、「神経症傾向」、「精神病的傾向」があることを示しました。アイゼンクの考案した「モーズレイ人格目録- MPI」は、「内向・外向」と「神経症傾向」の2次元からなる性格検査です。

 これら次元は、「内向- 外向は、大脳皮質の興奮のしやすさ」、「神経症傾向は、自律神経の安定性」という神経学的な特徴を示していると考えられています。

 

③キャッテル

キャッテルは、人の特性を定量化可能な「共通特性」と質的特性である「独自特性」に分類しました。 さらに、この2者に基づいた状況的で、観察可能な「表面的特性」と観察不能な要因である「根源的特性」から性格を理解しようと試みました。

 パーソナリティは、根源特性による16軸の両極性をもった獲得性尺度における程度を示すプロフィールとして描かれ、 この根源特性を基に「16PF:16パーソナリティ因子質問紙」という性格検査が作成されました。

 

ビックファイブ理論 :

 人の特性を5つの基本特性次元に分類したものです。

Comment
YUTO
YUTO
2018-12-14 01:35:09ID:15146

>>姉崎あきか::さん
自分も、大学で少しだけ学んだ程度ですから、そんなに深くありませんよww
この話題が次の作品に何らかの形で活かせられたら面白そうですね!!

姉崎あきか
姉崎あきか
2018-12-14 01:28:45ID:15143

人格は類型論と特性論。
類型論はクレッチマーとシェルドンとユング。特性論はオルポートとアイゼンクとキャッテル。( ..)φメモメモ
YUTOさんの引きだしはどんだけ幅広いんですか! 心理学、とても興味あるんですが、しっかり系統立てて学んだことがなくて……。7ユング以外、聴いたことのない名前ばかりでした。
まるで大学の講義を受けているようでタメになります、そしてたぶん一度じゃ憶えきれない……><

この記事を書いた人
NEMのユートピアを目指してるYUTOです!! nemlogでは、イベント情報のまとめ記事や、記事の感想記事を中心に書いています。 nemlogがユートピアになるように、着々と計画中です!! また、NEM HUBもしています。 https://community.nem.io/signup/jxWxyOo3ff/