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「フロー理論」の話

nem16.65xem (8) 254 20 1

私は小学生の頃より30年近く野球をやっていますが、時折、フロー状態いわいるゾーンに入ることがあります。

それは打席ではなく次打席待機(ネクストバッターズサークル)時に起こることが多く、前の打者がどういった場面を作り上げて、その場面でどの作戦が最も有効であり、どの方向に、どういった打球を飛ばすのか、打つイメージが明確に想起され、実際にその通りに身体が動き、イメージ通りの打球を打つことができることがあります。

ハンガリー出身でアメリカの心理学者であるミハイ・チクセントミハイは課題の難易度と技量が高度にバランスした状態でおとずれる恍惚的な没入状態を「フロー概念」として整理・提唱しました。

チクセントミハイは人が、その持てる力を最大限に発揮して、充実感を覚える時というのはどのような状況なのか、その問に答えるために、アーティストやミュージシャンといったクリエイティブな専門家、外科医やビジネスリーダー、スポーツ選手など仕事を愛し、活躍している人達にインタビューをして回るというシンプルなアプローチを用いて、人が「フロー」と表現する状況を「フロー理論」としてまとめました。

 

フローの状態、いわゆる「ゾーン」に入ると発生する「状況」

 

①過程の全てに明確な目標がある

フロー状態にでは常にやるべきことが明確であり、はっきりとわかっている状態にある

 

②行動に対する即座のフィードバックがある

フロー状態にある人は、自分がどの程度うまくやれているかを自覚している

 

③挑戦と能力が釣り合っている

自分の能力に見合ったチャレンジをしていて、絶妙なバランスの上にいる

 

④行為と意識が融合する

完全に今やっていることに集中している

 

⑤気を散らすものが意識から締め出される

完全に没頭しており、日常生活のささいなことや思い煩いが意識から締め出される

 

⑥失敗の不安がない

集中しており、挑戦と能力のバランスが釣り合っているので、失敗への不安を感じない

逆に不安があればフローは途切れて、コントロール感が失われる

 

⑦自意識が消失する

集中と没頭により、他人の評価が気にならない

 

⑧時間間隔が歪む

時間が経つのを忘れて、数時間が数分のように感じる。あるいは全く逆に、スポーツ選手などでは、ほんの一瞬の週間が、引き伸ばされて感じられることがある

 

⑨活動が自己目的的になる

フローをもたらす体験を、意味があろうとなかろうと、ただフロー体験の充足感のために楽しむようになる。

芸術や音楽やスポーツは、生活に不可欠でなくても、その満足感のために好まれる

 

まとめますと、フロー状態は高いスキルを持った人が、なんとかやれるレベルの課題に挑戦し、その上で、外乱が入らず、集中が持続できるなどの条件が揃ったときに入ることのできる領域といえます。

 

フローの状態はコントロール可能か?

 

以前、「脳はゆらいでいる」の話で練習の繰り返しによりある程度「ゆらぎ」をロックすることができ、出力を一定にすることができることをお話しました。

つまり、能力は修練によって高めることができ、コントロールできるものとなります。

しかし、上記でチクセントミハイが考察したように、能力と挑戦のバランスが釣り合っていることが「フロー」のゾーンに入る条件だとしたら、修練により能力の習熟度が高まる中で「同じ挑戦:同じ仕事」をやり続けるれば「フロー」のゾーンから「コントロール」のゾーン、いわゆるコンフォートゾーン(快適)に入ってしまい、それ以上の満足度の高い状態は望めなくなることを示しています。

つまり、自分の技量とタスクの難易度はダイナミックな関係であり、フローを体験し続けるためには、その関係を維持していかなければなりません。

チクセントミハイはもともと「幸福な人生とはどのようなものだろうか」という問の答えをもとめて心理学の道に進んだとされます。その幸福の条件としてたどり着いたのが「フローの状態にある」ことでした。

少し難易度の高い課題に挑戦し、スキルを上げて、課題に集中し、自己の目的意識を明確にすること、そのような状態を繰り返していくことが仕事においても趣味活動においても「幸福」につながるのかもしれません。

 

まとめ

 

フロー状態(ゾーン)に入ることは一流、二流問わず、誰でも可能である。(草野球程度でも入ることはある)

能力と挑戦のレベルのバランスが釣り合っていることが大切であり、技術レベルが上がるにつれ、常にコンフォートゾーンから抜け出すように課題の難易度を上げていくことが必要である。

フロー経験、もしくはその条件をクリアし続けることが「幸福な人生」に近づく可能性がある。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

参考図書

山口 周「武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50」

 

 

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Comments from NEMber
YUTO
2019-04-15 09:07:53ID:103484

nemlog報告隊で、この記事が紹介されましたので、5XEMを投げます。
https://nemlog.nem.social/blog/20884
フロー状態って生物学的にも奥が深そうです。

物愚者
2019-04-14 20:30:39ID:103042

>>7zoesan::さん

エチエチな集合的無意識

7zoesan
2019-04-14 20:09:43ID:103024

>>物愚者::さん
あまり言いたくはないのですが、先ほどの返信で私も風呂理論頭に浮かんでしまいましたw

物愚者
2019-04-14 19:41:37ID:103018

>>7zoesan::さん

風俗って時間立つの早いっすよね。
儲けるために重力発生させてるに決まってます。

この前なんか、入店した時はコンスタンチノープルって名前だったのに、帰る時イスタンブールに変わってたんですよ。
不審に思って家に帰ったら自分より年上のひ孫に会いましたよ。ワハハ。

トルコ風呂〜理論。

7zoesan
2019-04-14 18:57:10ID:102976

>>えっさん&小梅ちゃん🐾nemlogツアーコンダクター🐾::さん
そのようですね!!

7zoesan
2019-04-14 18:56:47ID:102975

>>物愚者::さん
フローですね、どんな文章が出来上がってるのか楽しみです。
え?ど下ネタですか…フローの無駄遣い笑

物愚者
2019-04-14 17:01:02ID:102884

>>7zoesan::さん

時空が歪む!

7zoesan
2019-04-14 16:28:27ID:102858

>>物愚者::さん
過集中。

物愚者
2019-04-14 15:53:53ID:102822

かしゅーちゅー

NEMber who posted this article

北海道で理学療法士兼スポーツトレーナーとして活動しています。
これまでの臨床経験から得た気づきや学びに関すること、
日々の読書の備忘録など、徒然なるままに健康と幸福と自身の人生観についてアウトプットしていきたいと思います。
NEMはあまり関係ないことが多く、申し訳ありません!!

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