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「母の命日」の話

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今日は母の命日です

4年前の今日、肺炎で静かに息を引き取りました。

大元の原因疾患は特発性間質性肺炎(肺線維症ともいう)という難病で、肺胞が線維化して呼吸ができなくなる病気です。

母の母(祖母)、兄(叔父)も同じ病気で亡くなっており、先日ご紹介した「テロメア」の研究によれば遺伝子の突然変異により生来の免疫細胞や肺細胞のテロメアの線維に問題がある少数の人々は家族性になることがあるといいます。

つまり、私も同様の遺伝子を持っている可能性が高いということ。

母は50代のときに別の病気で肺のレントゲンを撮った際に指摘され、CTで詳しい検査をして確定診断となりました。祖母と叔父はすでに他界しており、それとなく自分もそうなることを悟っていた母は冷静に受け止めていたと思います。

同時に医師は家族性での発症歴があることから、私にも検査をすすめました。CTをとって肺生検をすれば確定できるとのこと。

当時、まだ20代後半、結婚して子供も生まれたばかり、その病気が早くにわかったところで有効な治療方法もなく、ただ心病む日が増えるだけです。大学病院であったこともあり、主治医の感じから研究材料になる雰囲気もありました。もちろん私が協力することで新たな薬の開発や病気の解明がすすめばそれはそれで意義深く、治験などによって病気が完治、もしくは発症しない、発症を遅らせることができるなどの可能性もあるかもしれません。

でも私は検査を受けませんでした。

それが自然なような気がしたからです。

医師は検査を受けないことに不思議そうな顔をしていましたが「知る権利」もあれば「知らない権利」もあります。私にとっては血縁者が皆同じ病気になって、遺伝性である可能性が高いということだけで十分知る権利は満たされています。

検査を受けないことには母も嫁も納得していました。

還暦を迎える前に祖母、叔父は亡くなり、それを看取った母は60歳以降はおまけの人生と、その時のベストを尽くして自分の人生を楽しんでいました。モデルケースがあったからこそ準備もできていました。私も叔父の死を看取った経験があったからこそ、母の死から目を背けず、そして家族で「死」ということをタブーにせずに話し合うことができ、だからこそ医療や介護の受け入れについて納得の行く選択ができました。そのため、母が亡くなったときにはまったく後悔はなく、むしろ「おつかれさま」と晴れやかに、送ってあげることもできました。

人間が生物である以上「死」はもっとも公平なものだと思います。

私がどのように、いつ死ぬかはわかりませんが、私にとって「死」は身近なもので自然なことです。もし、あのとき検査を受けて確定診断が下ったとき、果たして私は自然でいれたのでしょうか?

知った以上は抗うこともしたでしょう。

しかし、私はその時間が無駄なような気がしました。

死を意識するからこそ毎日を大切に生きようと思えます。

家族に向ける言葉も大切にしようと思います。

母が生きてきたように私も生きたいと思います。

仏壇には母の好きだったミルクコーヒーとお酒をあげました。

今日は友達の誕生日を祝いに集まります。

私は母の好きだったお酒を片手に祝い、そして弔います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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Comments from NEMber
7zoesan
2019-04-24 23:43:57ID:109590

>>もぴょこ::さん
知らない権利の行使いいですね!のび娘にはしっかり伝えてあげてくださいね!
お互いの後悔のないように生きましょう!

もぴょこ
2019-04-24 12:07:28ID:109161

うちののび娘が言うに「人間の死亡率は100%と言われているが実は違うんだ。98%だ。その2%にいる私が言うんだから間違いない」
と真顔で言っとりました。馬鹿ですが謎の説得力を持つやつなので一瞬そうなんだと思ってしまった自分がいます。
うちの母は一昨年に癌で他界しまして、その半年後に仲良しだった母の弟も癌で他界、今は私の祖母の癌治療の最中です。
癌も遺伝と言われてますけど、私も癌検診はうけちょりません。
のび娘に受けろと言われとりますが、知らない権利を片手に受診しておりません。
そのかわり、いつその日が来ても大丈夫なように、後悔の無いよう娘育ててるつもりです
✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。

7zoesan
2019-04-21 08:56:52ID:107181

>>Kumako::さん
ありがとうございます!ではまずは布団から出ましょう!笑

Kumako
2019-04-21 08:21:26ID:107173

命に限り限りがあるからこそ、人は残された時間を今を一生懸命生きようと
思います。楽しかったって最後は言える人生になるように頑張りましょう!
まずは布団から出ます!>_<

7zoesan
2019-04-20 07:44:51ID:106558

>>きなこ::さん
思い出しましたか!笑
私はいま二日酔いで昨日飲みすぎたこと後悔しています!笑、毎日大切に生きようと言っていたのに…仕方ない人間だもの みつを

matsuno@漆黒の
2019-04-20 07:43:00ID:106557

私も遺伝性の病気が発現する可能性がありますので他人ごとではないですね。
考えされられます。

7zoesan
2019-04-20 07:41:38ID:106556

>>やそ::さん
幼い頃より母は自分はいつかはいなくなるから、一人で生きる準備をしておきなさいと言われていた気がします。
自分の子供にも死をタブーにせず話していきたいです。

7zoesan
2019-04-20 07:39:10ID:106555

>>YUTO::さん
それも間違えではないと思います。
知る権利、知らない権利どっちを選ぶにせよ大切に生きることには変わりはないと思います。

きなこ
2019-04-20 07:22:11ID:106550

忘れてたよ~。
おいらもいつか死ぬんだってこと(笑)
ちょっと考えさせられる記事で、
今このタイミングで読んでよかったです!(^^)!

やそ
2019-04-20 06:32:51ID:106538

たんたかたんだ!
しそ焼酎がお好きだったんですね。
生き死にが身近になると知らない時よりもまた人生観は変わる気がします。

NEMber who posted this article

北海道で理学療法士兼スポーツトレーナーとして活動しています。
これまでの臨床経験から得た気づきや学びに関すること、
日々の読書の備忘録など、徒然なるままに健康と幸福と自身の人生観についてアウトプットしていきたいと思います。
NEMはあまり関係ないことが多く、申し訳ありません!!

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