connecting...
Google translation for articles :
9 NEMBER donated to you!!

「水と健康」の話

nem114xem (9) 163 11 0

「人間は生物である」当たり前ですが忘れがちなこの考え方が今年の自分の中の一つの重要なキーワードとなっています。

約40億年前、生物は深海で誕生したとされています。

この世のすべての生物(植物、菌類、藻類、有孔虫類、ジャコバ類)は20〜15億年前に共通祖先から分岐しました。

そう思うとすべての生物に共通して必要な「水」「光」「呼吸」は当たり前ですが生物にとっては欠くことができないもの、そして健康にとっても欠かせないものとなります。

そこで、本日のテーマは「水」です。

私たち「ヒト」が母親の胎内で羊水で包まれて育つのは、地球上に生まれた生命の歴史をたどっていると言われています。

ヒトに限らず、生物の体液中のイオン濃度の構成比は海水のそれとよく似ていることがわかっています。

ヒトの血液からタンパク質などの大きな分子を除いた血清の中のクロール、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどの比率がほとんど海水と同じなのです。そしてその血清から作られる羊水のミネラル比率もまた海水とほとんど同じだとされています。

ヒトは十月十日の間、40億年の生物の進化を体験して生まれてくるのです。

水は生命の源であり、健康の源でもある「水」について考えます。

 

水と人間の身体

 

ヒトが生きていく上で水は絶対に欠かせません。大人では体重の60%、新生児では80%が水だと言われています。体内では、水は血液やリンパ液として循環しながら、栄養物や酸素を運搬したり、老廃物の排泄を行い、体温や体内の浸透圧を一定に保つ働きをしています。

体内に含まれている水のうち、10%が失われただけでもヒトの身体は危機的状態に陥り、20%を失うと死亡します。ヒトの身体は1日に約2.5リットルの水が排泄されます。尿や便として1.5リットル、吐く息から0.5リットル、皮膚から蒸発している水が0.5リットルです。

そのため、私達は飲み水で1リットル、食べ物に含まれている水分で1リットル、タンパク質や炭水化物、脂肪などが燃えて出る水分0.5リットルで補給をしています。

ヒトは何もしなくても一日に1.5リットルの水分が失われ、軽く汗をかく運動をすれば1リットル、真夏に激しい運動をすれば10リットルもの水分を放出することもあります。そのため水分補給が欠かせません。

体重の20%の水分が失われると死亡してしまうのですから、体重70kgの場合、14リットルの水分を失えば死んでしまいます。

ですので昔言われていたような「運動中に水分をとるな」という根性論は非常に危険であり、血管に基礎疾患をもっている高齢者や体温調節機能の未熟な子供は特に脱水には注意しなければなりません。しかしながら、毎年熱中症で亡くなる高齢者や子供が後を絶たず、正しい知識と理解が求められます。

以上のように、生命の維持と健康の維持を考えたとき最低でも一日1リットルから1.5リットルの水分補給が必要となることがわかります。具体的な数字にコミットすることで意識的に水分を摂取することができると思います。同じ水分でも緑茶やコーヒーなどは利尿作用があり、水分摂取としては不向きですのでご注意ください。またアルコールは脱水作用があるため逆に水分を失うことになるため、アルコールを多く飲む方は更に多くの水分が必要になります。

 

脱水による健康障害

 

熱中症

暑熱環境下で運動をする際、多量の汗をかくことにより体温を調節します。しかし脱水により体温調節が追いつかなくなると体内の温度が上がり熱中症を発症します。脳細胞は高熱に弱く、不快感や頭痛、吐き気などがおこります。さらにひどくなれば意識障害が生じて死亡することもあります。

このときに水分補給が大切になりますが、汗をかいた時にはナトリウムイオンやカルシウムイオン、マグネシウムイオンなどの電解質も失われます。脱水状態の血液中の水分を補うのは組織間液ですが、脱水量が増えると細胞内液からも脱水が起こります。これを希釈性脱水といいますが、細胞内液の脱水の回復を進めるためには、真水よりも電解質溶液の方が効果が大きのです。ですので多量の汗をかいたときの脱水にはOS-1やスポーツドリンクなどの電解質を含んだ飲料水の方がよいのです。

 

心筋梗塞とゴルフ、脱水のリスク

ゴルフ中の心筋梗塞の症例研究では生活習慣として運動・職業ストレスが大きかったこと、喫煙者が多く、プレイ中の飲酒との関連性が指摘されています。

先にも述べたようにアルコールは脳下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンを抑制する作用があり、結果として利尿効果を有します。例えばビールを1リットル飲めば尿1.1リットルを出し、100ミリリットルの脱水状態となるのです。

暑熱環境下でゴルフで汗を流し、ビールで喉を潤すのは最高に気持がいいとは思いますが、水分を補給しなければ脱水状態となり、さらにストレスや喫煙習慣からくる動脈硬化を基盤として脱水によって血栓ができやすくなり、それが血管につまり心筋梗塞を起こすというメカニズムが考えられています。

 

エコノミークラス症候群と水

いわゆる「エコノミークラス症候群」は航空機旅行により長時間の座位姿勢によって、下肢から骨盤にかけての深部静脈血がうっ血して血液粘度が上昇し、血栓が生じて発症する深部静脈血栓症とその血栓によって惹起こされる肺動脈血栓症をきたす一連の病態のことをいいます。

エコノミークラス症候群の危険因子としては機内の環境要因とアルコール摂取が挙げられます。

航空機内では湿度が低く、砂漠のように体内から水分が失われやすい環境にあります。

飛行機内で海外旅行中に失われる水分量は1時間に80ミリリットルとされており、つまり機内での推奨水分摂取は1時間に80〜120ミリリットルが必要とされます。これにアルコールの摂取を加えると先に述べたように利尿作用による脱水があるため、さらに多くの水分摂取が必要となります。

 

水の種類と効能

 

水の効用は水の種類により様々です。その中でも一番いい水は「自分の身体にあった水」になります。

自分の身体にあった水とは、自分が生まれ育った水といってもいいですが、遺伝的多様性があるため必ずしも日本の水がいいとは限りません。さまざまな水を試してみて、自分の身体の変化に耳をすますことが大切です。逆に自分の身体に合っていない水はすぐに身体に不調となって出てきます。例えば自然の湧き水豊かな地域に育って、大学や仕事で都会に出てきて水道水をひねったとき、どう身体は変化しましたか?ニキビが出たり、油が出やすくなったり、お腹を下したり、精神的に不安定な状態になったりはしませんでしたか?それは水が関係しているかもしれません。健康のためには遠回りでも自分に合った水を探して、適切量の水分を摂取し続けることが大切になります。

ここではいくつかの水の種類と効能についてまとめていきますので自身の身体に必要と思われる水を試してみてください。

 

老化予防:アルカリイオン水 1日コップ5杯

細胞が老化してくると、細胞内のpHは酸性に傾いてきます。そういった意味では細胞を酸性にするのを予防するアルカリイオン水が良いとされます。マウスを使った実験ではアルカリイオン水を飲んだグループが水道水を飲んだグループよりも生存日数が平均して100日長く、また、便秘や胃腸内異常発酵などの胃腸症状にも有意に改善が見られ、血圧の上昇を抑える効果も確認されています。

 

心筋梗塞の予防:ミネラルウォーター寝る前、起きがけ1杯ずつ or 硬水または海洋深層水午前2杯、午後2杯

体内のカルシウムが不足すると体内のカルシウム量を一定に保とうとして副甲状腺ホルモンが骨や歯からカルシウムを骨や歯から溶出させます。その結果骨のなかのカルシウムが今度は不足してもろくなり骨折しやすくなります。また、血液中に多量に溶出したカルシウムは血管壁に付着して、動脈硬化を引き起こします。これが心筋梗塞や脳卒中の原因となります。

ですのでカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分を多く含んだ水は動脈硬化を防ぎ、心筋梗塞や脳卒中の予防に効果的と言われています。

 

寝起きが悪く、便秘である:ミネラルウォーター 起きがけにコップ1杯(冷やして)

起きがけは交感神経が優位に働き、胃腸症状が弱まっています。そのため固形部ではなく冷えた水を飲むことで胃腸の動きが誘発され、運動が活発になります。吸収された水は血液やリンパ液として体内をめぐり、老廃物を押し流し、同時に酸素や栄養物を細胞に運搬してくれて体内活動をエネルギッシュにしてくれます。

 

慢性疲労の改善:アルカリイオン水 一日5杯を5回に分けて飲む

ヒトの身体は疲労により体内の水分は酸性に傾きます。それをアルカリイオン水で弱アルカリ性の状態に戻してあげることで疲労を改善させます。

 

糖尿病の予防:中硬度のミネラルウォーター 1日に10回、コップ1杯 計2リットル

水は過酸化脂質、コレステロール、中性脂肪などの濃度を薄め、新陳代謝を促進させ、糖尿病に移行するのを防いでいると考えられている。

 

ダイエット:硬度の高いミネラルウォター 起きがけ、三度の食事の間、風呂の前後、寝る前にコップ1杯ずつ

血液中のブドウ糖濃度が低下すると脳の摂食中枢が刺激されて空腹感を覚えるますが、この状態のときに水を飲むことで胃の中の酸性度が下がり、脳に満腹の信号が送られます。そのため過剰な食欲や間食が自然に抑えられ、肥満を予防することができます。また、硬度の高いミネラルウォーターを飲むことでカルシウムがダイエット時のイライラを抑える効果があり、さらにアルカリ性であれば疲れも癒やしてくれる効果も期待できます。

 

まとめ

 

ヒトが生物である以上、水は生存と健康維持のためには不可欠です。

多くの研究結果より身体にいい水とはカルシウムを多く含み、弱アルカリ性であり水といわれていますが、自分の身体に合った水であることが大切です。そのため、自分の身体に耳を傾けて、自分の身体に合った水を探すことが必要になります。

植物も合ってない水や量を与えるとすぐに枯れてしまいます。

人も同じです。

自分に適切な水を与えることが身体の老化を抑え、そして健康で長く生きるためには必要なのです。

水豊かな国、日本ですが、最近では水道水や雨水の汚染がすすんでいることが指摘されています。そして当然ですが水の汚染は生物の健康と生命を脅かします。

 

人間の命は水であるが、心あるものは人間にとっての水という視点にばかりこだわってはならない。もっと大きな立場で大自然の摂理のなかにある水を学ばなければならない。大自然の摂理として存在する水を私たちはあまりにも人間中心に見ていないだろうか

 

750年も前に道元禅師が残した言葉です。

自分たちの命の源「水」について考えるきっかけになれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

参考文献・図書

武藤 芳照 他:健康を支える水 J.Natl.Inst.Public Helth 56(1):2007

藤田 紘一郎 著:「水の健康学」

 

 

 

Why don't you get crypt currency 'nem' by posting your blog article?

nemlog is blog posting service which has donation feature by crypt currency nem.
nemlog was launched to create environment which can be donated nem among NEMbers via blog articles.
Let's get nem by posting good blogs.

Nem prize event is being held frequently, Please join us on this opportunity!

nemlog registration from here
Register
Comments from NEMber
7zoesan
2019-05-24 12:53:06ID:119821

>>YUTO::さん
結構水で身体変わるので色々試してみると面白いと思います。

7zoesan
2019-05-24 12:51:05ID:119819

>>matsuno@漆黒の::さん
私は硬度の高い水を飲むとすぐにお腹がゆるくなります。通常でも胃腸は調子よいので軟水でアルカリ性の方が体には合ってるようです。

7zoesan
2019-05-24 12:48:54ID:119817

>>うぇんじにあ::さん
美味しく感じればよいようですがお腹の具合だったり肌の具合だったりに差が出てきます。
飲み続ける水は少し気をつけて探した方がよいかもですね、記事にはあげませんでしたが白湯など沸かした水はあまりよくないようです。

7zoesan
2019-05-24 12:46:34ID:119816

>>楽してお金を稼ぐとれーだー🔥NEM::さん
名前変わったんですね!コメントありがとうございました!アルカリイオン水については私も懐疑的だったのですが無作為試験をクリアしていたようです、確かに疲労すると酸性に傾くので当然といえは当然なのですが、見直しました。

7zoesan
2019-05-24 12:44:06ID:119815

>>やってみよう::さん
海外ぐらいの長距離だとついアルコールを飲んでしまいますが気をつけないとですね!コマメに水分補給をおすすめします!

YUTO
2019-05-24 10:37:20ID:119792

水も、自分のコンディションに合わせて飲むといいのは、初めて知りました!!

matsuno@漆黒の
2019-05-24 08:44:09ID:119780

水の硬度によっても変わるんですね。勉強になります。

うぇんじにあ
2019-05-24 08:22:28ID:119777

水は自分に合ったものがいい=ウォーターサーバーの水とかフィルター通した水が万人にいいかと言うとそうでも無いんですね〜〜・・

やそ
2019-05-24 07:57:51ID:119766

令和の御代の天皇陛下は水問題の御専門であらせられるそうですが、水は大事ですよね。

TAKA🔥NEM
2019-05-24 00:48:59ID:119748

硬水は毎日飲んでますが、アルカリイオン水で疲労軽減になるのは知りませんでした。。。なるほど。

NEMber who posted this article

北海道で理学療法士兼スポーツトレーナーとして活動しています。
これまでの臨床経験から得た気づきや学びに関すること、
日々の読書の備忘録など、徒然なるままに健康と幸福と自身の人生観についてアウトプットしていきたいと思います。
NEMはあまり関係ないことが多く、申し訳ありません!!

ツイッターもはじめましたので、よかったらフォローお願いいたします。
24121
0

Why don't you read following articles?

27.3 XEM
387 14 3

8.348 XEM
445 34 2

1.75 XEM
280 4 0

2.2 XEM
212 4 0


0 XEM
182 0 0

2.605 XEM
258 2 2

2.55 XEM
99 5 0