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死はどこから来たのか

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珈琲ねむりや 2019-06-05 19:55:21

「死」という漢字は、音読みでも「し」、訓読みでも「し」ぬ。音訓一致です。めずらしい。

 

たまたまなのかもしれませんが、ひょっとすると、もともと日本には「死」という概念が無かったのかもしれません。

 

 

たとえば、「食べる」という単語は、もともと日本語の「たべる」という言葉があって、そこに同じ意味の「食」という漢字を当てたから、音読みと訓読みが違っているわけです。

 

では「死」はどうか?

もともと「しぬ」という日本語があって、そこに偶然同じ音である「死」という漢字が当てはまったのか?
それとも「しぬ」という言い方はもともと日本に存在しなくて、「死」を訓読するにあたって、仕方なく「死+ぬ」と訓んだのか?

 

 

古文では人が死ぬとき「隠る」「去ぬ」「失す」「見罷る」なんていう言い方をしますね。

どれも「見えなくなる」みたいなニュアンスの言い方です。

つまり古来の日本では、ズバリ「死ぬ」という概念は存在しなくて、「寿命を迎えた人間はどこか見えないところに行っちゃうもの」として捉えられていたんじゃないかと。

 

 

 

やそさんがこちらの記事で、人間は死んだら天に召されるのか/土に還るのか について考えられてました。

 

 

古事記とかを読んでる感覚としては、昔から日本に住んでいた人たち(国つ神)は、大地から湧き出すようにして生の世界(葦原の中つ国)に現れ、そして大地の底(根の国)へ還っていく感覚が強く、そこは地続きだったと思われます。

ところが、大陸との交流によって「高天原」とか「天降る」といった神話を持っている人たちが徐々に流入してきて、今いる場所とは隔絶された別世界を想定する考え方、生と死をはっきりと分かつような感覚が入ってきたんじゃないでしょうか。

つまり弥生以前には特に「死ぬ」というのは特別なことではなくて、あくまで「消える」「見えなくなる」という現象の一種に過ぎなかったんではないかと。

 

 

 

 

と、言葉をたどっていくとこう思っちゃいますが、よく考えるとやはりこれも変かもしれない。

 

たとえばネコなんかは死ぬときにいなくなりますが、人間は老衰にしろ病気やケガで死ぬにしろ、わりと仲間や家族の見ているところで死んでいくし、死んだあとも肉体は目の前に残ります。

決して消えては行かないんですよね。

そうなると、目の前に肉体が残っているのにその人はもう喋らないし自分で動かないという、この現象に固有の名前をつけないというのもちょっと変な気もします。

 

 

それとも、捨てた遺体が動物に食われて分解されてゆっくりと土に還り、最終的には無くなる様を「消える」と呼んだのか。

生きているうちに姥捨てをしていたので死ぬ瞬間は見ていないのか。

漁をしていて海に落ちたり、山で迷って帰ってこないみたいな死因のほうが多かったのか。

あるいは、体から魂が抜けてどこかに行ってしまう様子が視覚的に見えていたのか・・・

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Comments from NEMber
珈琲ねむりや
2019-06-05 23:17:52ID:123281

>>やそ::さん
考えてみると、寝るっていう状態も不思議ですよね。夢とか見るし、死よりもよっぽど訳分からんです。

たしかに昔は天気の変化とか流行り病とかのメカニズムが分からなくて、それがいちいち神様や物の怪だったわけですからねぇ。物質と魂の境界は今よりもだいぶ曖昧だったんじゃないかという気はしますね。

>>7zoesan::さん
かなりアニミズムだったでしょうね。
やがて宗教や学問が洗練されて「死」とか「神」とかいう概念が現れて、それらを言葉で説明することは上手になりましたけど、その本質に迫ることはできているのか、逆に遠ざかっているのか。

7zoesan
2019-06-05 22:25:49ID:123260

言葉から考える死もまた味わい深いものがありました。
そうか、神様の概念は輸入ですから古来の日本人はやはり自然とつながる要素が強いアニミズムな観点で死を捉えていたと考える方が自然な気がしますね。

やそ
2019-06-05 20:58:53ID:123222

身体はただの依代で、そこに宿る精神が何をしているか。
なのかもしれないですねぇ。

寝ている姿や気を失っている時と、死んだあと。雰囲気は似ていますし、もっと物の怪など想像上のものが実際にこの世にいて様々なことをしていると考えていた時代は案外魂というのも身近に見えていたのかも知れない。

面白いですね!

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