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産学官連携は個人事業主こそ検討した方が良いと思います。その2

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こんばんは。松ノ木商店です。

前回は、大まかなあらましをご説明させていただきました。

 

 

今回は引き続き、補助金という視点から官と民の常識の違いを主観にてお話しさせていただきたいと思います。

その次の回で、産学連携の大枠を書かせていただこうと思います。

 

おそらく、会社や個人事業主でも、事業に関する補助金という物に触れたことのない場合が多いと思います。

前回話した通り、官公庁は補助金について積極的に営業することはありません

(実はそういうわけではないのですが、民間企業からそう見えてしまうのです)

 

そして、補助金、助成金は知らない人から見ますと、たぶん縁のない遠い存在で

特別な組織だけが使え、1中小企業が使えるものと思っていないのではないでしょうか。

私自身は数年間仕事上そのような手続きを行うことが多かったので現在はそうは思っていませんが、

携わる前は、なにそれ。こわい。状態でした。

 

 

 

1・資金の扱いの違い 

  官の助成金・補助金は年間で区切られる 民の事業は区切ることができない 

 

様々な窓口でお話を聞いていますと、前提条件のこの部分、官公庁は年次で予算が区切られる

というのが、民間企業として理解しずらい部分です。そして、細かい手続きで食い違いが起きます。

例えば、官の助成金年次予算が100万円だったとしますと、今年度にその金額を消化する必要があります。

マイルドな表現をすると、100万円分の民間企業のニーズを前回話した公、かつ平等な方法で年度内に

見つける必要があります。次年度に繰り越すことはできません。

なぜなら、前年度に予算枠を決定していますので残ってしまうような事態があった場合、前年度の予算計画に疑義があったことになるでしょう。

一方、民としての考え方は、経費を抑え、次年度に持ち越しすることで永続的な社会活動を行うのが常識です。

官公庁は民間企業とはまた違った辛さがあるのです。

 

 

2・助成金、補助金はピンチになったときに助けてくれるものではない。

 

助成金、補助金は転ばぬ先の杖であり、転ぶ寸前に使うモノではありません。

なぜ言い切るかといいますと、助成金、補助金の類はあくまでも助成、補助であり

100%お金を貰えるものではありません。

通常中小企業の場合で、5分の4、3分の2

大企業(見ないし大企業含む)で2分の1補助という物がほどんどです。

そして、意外と勘違いしやすいのが、支払われるタイミングです。

支払われるタイミングは、基本年度末過ぎ、つまり2月末までに必要資料を提出し

受理された分の金額が補助されます。

 

例えば100万円の3分の2補助で、5月に採択されたとすると

予算が100万円使用する場合、助成を受けるまでは自己資金でまかなう必要があります。

技術開発関係や、施設関係等の場合、だいたい2月末を期限として必要書類をそろえ、

審査を受け補助金が振り込まれます。

 

ですので、そもそも資本が無ければ助成金は受けにくいのです。

また、申し込みの際審査があります。

通常プレゼンを通して、実現可能性、企業としての信用、話す内容を見られますので、

傾きかけた企業には補助金、助成金は採択されにくいと思います。

理想を言えば、事業が悪化して初めて対策をとるのではなくて、事業が良好な時に対策として使うことが望ましいと考えます。

 

 

 

文字にすると多くなってしまいましたが、少しずつ進めさせていただければと思います。

今回はここで区切りまして、次回は大枠である産学官のお話をさせていただきます。

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Comments from NEMber
松ノ木商店
2019-06-20 10:25:20ID:126946

>>目指せ北海道::さん
おっしゃる通りですよね。
例えば技術研究系の産学官のなかに科学技術振興機構や産業技術総合研究所等が窓口としてあったりするわけです。
中小民間企業や個人事業主はその存在自体知りませんので敷居が高いと思い込んでしまうようですね。
志を持った方々が有意義につながっていただければとてもうれしいので、私の知る限りではありますが配信させていただこうと思います。

目指せ北海道
2019-06-20 09:55:23ID:126943

国や県は、なんとか国内企業の競争力を上げたくて、いろんな補助金や助成金を公募してるんですよね。それで、産と学を結びつけようとしている。私達「学」の人間は、科研費の申請などを通じて多少鍛えられているので、良いパートナーを見つけて申請書や計画書を書いてもらうというのも手でしょう。次回のお話楽しみにしてます。

松ノ木商店
2019-06-20 06:48:26ID:126919

>>やそ::さん
初めての人は読めない人が多いでしょう。また、すべてが書いてあるわけではありませんので、規模が大きな助成金は説明会等が開かれたりします。
毎年、微妙に内容が変化することがありますので、流し読みではなくて、ちゃんと文字を読まないといけないのが人によってはつらいでしょうね。
無理をせず、窓口担当を直接訪ねるのが良いと思います。また、窓口担当も内容が微妙に変化する助成金に対してすべてを把握しているわけではありませんので、尋ねたらすぐわかるということは期待してあげない方が良いと思います。前述通り、毎年区切られますのですべてを把握することができないようです。
補助金は1年縛りのものが多いですが、数年にまたぐものもあります。毎年清算し、次年度継続に向けた成果発表、審査があります。
まあ、それが補助金だと言われればその通りなんですけどね。
nemlog基金は前払いなので、破格に良心的ですね!

やそ
2019-06-20 05:48:35ID:126914

たいてい補助金助成金とかには要綱要領等があってどんな審査をするとか何が必要だとかそんなことも書いてあったりはしますけど、やっぱり読まない読めない人のほうが多いんですかねー?
そして、決算とか確定申告的なことも1年ごとだったりしますが、それでも補助金の1年縛りは変に見えるのかしらん?公的機関でも融資とかなら年度縛りない気もしますが。nemlog基金みたいな、使ったぶんに対する補助金ですしねぇ。

NEMber who posted this article

福島県いわき市にある松ノ木商店です。起業家。新しいビジネスを構築中。
EVモーター他要素を組み合わせて、世の中の運ぶことを見直します。
個人事業主として登録していますが、次年度は株式にする予定です。
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