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【健康】SNSによる共感性の危険

nem97.45xem (4)
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2019-06-28 12:23:13
【健康】SNSによる共感性の危険

先日ゲームのリアクション系人気YouTuberことガイル君が亡くなっていたことがわかりました。川に浮いていたところを発見されたらしく、死因は自殺と見られています。

 

私はリアクション動画が好きなので、もちろん彼のことも知っており、動画がアップされるたび楽しく観させていただいていました。ですから今回の訃報は非常に残念に思いますし、彼には天国でも楽しく任天堂のゲームをして欲しいと思います。

 

 

○共感性の危険性

今回の件で私が改めて思ったのが、「共感性の危険性」です。というのも、ガイル君は精神病を患っていたことを失踪直前にアップされた動画で明かしており、躁鬱状態だったことが明らかにされています。

 

躁鬱病とはテンションの上がり下がりが極端に激しく、特にテンションが高いときは本人は病気だと気付かないので悪化してしまう恐れのある大変危険な病気です。
ガイル君のリアクションは毎回テンションが異常に高く、そこが面白くて受けていたわけですが、それも症状の一つだと考えると恐ろしいですね。

 

何故彼がこのような状態に陥ってしまったのか、原因は色々と考えられますが、そのうちの一つに必ず「SNSによる共感性」が挙げられると思います。

 

投稿を通じて他者と簡単につながることのできる今の世の中では、「共感性」が何よりも重視されます。より多くの人に「共感」されることにより投稿作品は承認され、評価され、価値が高まります。一見良いことのように思えますが、逆に言えば「共感」が得られないものは「価値がない」と見てしまうこともできるわけです。

 

そのため作り手は始めこそ好きで投稿していたのに、知らないうちに段々と承認欲求が高まりより「共感性」の高いものを「作らなければいけない」という強迫観念に駆られます。更には簡単にファンの声が耳に入る仕組みにもなっていますから、少しでもファンのネガティブな声が聴こえると余計追い込まれてしまうわけなんですね。

 

そのような状態が続けば精神が安定しないのも無理はありません。

 

またこれが厄介なのは、承認欲求が満たされた時の気持ちよさが尋常じゃないというところにもあります。

 

他人に認められることは嬉しいことです。それは当たり前の感覚なのですが、度が過ぎると知らぬうちにその承認欲求が増大し満たされた時の幸福感と通常の時の幸福感が大きくかけ離れ精神の上がり下がりの波が激しくなってしまうのです。

 

 

○SNSはコカイン

以前書いた「SNS依存脱却チャレンジ」の記事でも触れましたが、インターネットやSNSによるこのような症状はコカイン使用時とかわりません。それくらい危険なものに今は簡単に触れることができるというのが大変問題なのではないかと思います。

 

私は「SNS依存脱却チャレンジ」の記事を書いて以降殆どTwitterに触れていないのですが、驚くほど精神が安定しました。誰かに認められる、認められない、自分の行いに赤の他人から口を出される、出されないという心配事がなくなるだけで、心は随分と安らかになり、自分のスキルを高めることに集中しようと思えるのです。

 

離れてみて初めてわかったのですが、私もTwitter依存時は躁鬱病に近い状態に陥っていたのではないかと思います。特に感受性の強い人は言葉一つで大きく揺れやすいので利用するのには注意が必要だと思いました。

 

 

○まとめ

世界中の誰とでも繋がることができるようになってからいくらか経ちますが、皆んなが夢見た平和な世界は実現されず、現在は精神を狂わせる中毒性の高い麻薬と他者が他者を過剰に監視し合う完全監視社会となっています。

 

もちろん繋がることで得られる幸福や喜びもたくさんありますが、それを得るためにも、ほどほどに、上手に付き合うのが一番良いと思いました。

Comment
hukushima
hukushima
2019-06-28 13:59:02ID:128605

>>目指せ北海道::さん
SNSが世界を繋げたことは大変素晴らしいですよね。そのことで多くの人が救われたのは本当に事実だと思います。

しかし今や軽い気持ちで始めるには危険なものになってしまったのも事実だと思います。始めこそ自由に繋がれる場所だったのがいつの間にか人を追い込んでしまうツールになってしまったのは悲しいですね。

hukushima
hukushima
2019-06-28 13:39:00ID:128603

>>7zoesan::さん
何のために使うのか明確にしたら良さそうですね。

例えば今回のガイル君の件や私の場合もそうでしたが、これが趣味でしていたものではなく「ビジネス」として割り切れていたらそんなに精神に影響を与えていなかったと思います。
「好きなことを自由にしたい」と何となく始めたことで段々自分の気持ちとかけ離れていく精神に戸惑ったのでその辺の理解が出来るようになってから与えるのが良いかもしれませんね。

目指せ北海道
目指せ北海道
2019-06-28 13:37:41ID:128600

躁うつ病(双極性障害)は、気分の浮き沈みの中で、様々な妄想(誇大妄想、貧困妄想、罪業妄想など)とも戦うことを強いられる病気です。彼の最後の動画を見ましたが、罪業妄想の中で自分で自分を許せなくなってしまったんのかなと思いました。精神疾患を持つ人は、一般社会では孤立します。SNSは、その孤立から救い出し、正しい知識を与え、同じ障害を持つ者同士がつながるきっかけも作ってきました。友人が、「ネットはどうしてこんなに汚れてしまったのだろう。人間は自然環境だけでなく、すべてを汚してしまうんだ。」と言っていたのを思い出しました。

7zoesan
7zoesan
2019-06-28 12:47:26ID:128587

子供にどのタイミングでスマホを与えるか悩みどころです。こうした危険性を認識した上でどのように親として対処すべきか、示唆的な記事ありがとうございます。

この記事を書いた人
趣味は読書(特に太宰治)、アニメ鑑賞(特に幾原作品)、旅行。 エンジニア見習い。 日々の色々を共有しながらnemのことについても学びたいと思います。