Wait a moment...

【教育】不登校について思うこと

nem111xem (6)
418
8
2019-06-30 10:23:49
【教育】不登校について思うこと

一応大学では学校教育についての勉強もしていましたのでその時思った疑問について今回お話したいと思います。

 

 

〇不登校問題の本質

学生の不登校が社会的な問題となって久しくなります。教育の現場では教師がこのことに悩まされることが多く、生徒のために、何とか学校に来れるようにと奮闘する熱心な先生も少なくありません。
しかし私はこの問題について学生の頃からある疑問をずっと抱いていました。

 

それは、「本当に登校しなければいけないのか?」ということです。

 

生徒のためにと頑張っている先生の気持ちは分からなくありませんが、それがとても空回りしているようにいつも感じていました。というのも、私自身高校時代に一時期不登校になったことがあったからです。

 

私は地元ではそこそこの公立進学校に通っていたのですが、無理に入ったせいで全然勉強についていけませんでした。国語以外はからっきしダメで周囲からバカにされて一時期塞ぎ込んでしまった時期があります。

その時担任は私を熱心に学校に連れ戻そうとしたのですが、正直精神的に不安定で参ってる状態なところに来られても脅迫されてるとしか思えなくて辛かったです。「お前には逃げる場所がない」と言われているようでした。

 

友達の助けもあって何とか三年生の時は復活し学校に行けたのですが、その時から胸にモヤモヤとしたものが生まれました。

大学に進学し教育を勉強する中でそのモヤモヤは段々形となります。

 

教育関係者は「不登校児を学校に行かせる」ことがゴールだと思っているのです。

 

しかし不登校になったことがあるからこそ、私は学校に行くことが解決とは思えません。

 

そもそもこの不登校問題の本質は「学校に行けないこと」ではなく「狭いコミュニティに無理に適合させようとする」ことだと思います。

 

それこそ昔のように、インターネットの普及がまだしておらず、個人が関われるコミュニティに限界があった時代には無理にでも馴染む必要があったと思います。しかし、現代では誰がどこにいても誰とでも繋がることができる時代であり、それぞれが沢山のコミュニティを持つことが可能です。たまたま狭い地域の中で集まった40人のクラスに無理に合わせて収まる必要はなく、自分に合ったコミュニティを探したり作ったりすることが可能な時代にすでになっており、それに合わせた生き方をするのが適当ではないかと思います。

 

ですが残念ながら「学校」というコミュニティ以外で過ごしたことがない人にとっては、そもそも「簡単にコミュニティが作れる」「学校意外にもコミュニティが存在する」という思考を持ち合わせていません。そして教師と呼ばれる人たちにはそういう人があまりにも多いのです。

 

 

○不登校問題の解決

上記で述べたように、「狭いコミュニティに無理に適合させる」ことが不登校問題の本質であるなら、その解決策は「学校以外のコミュニティも学校が認める」ことだと思います。

 

学校意外にも自分に居場所がある、居場所を作ることができるということを学校側が主体となって伝えることで、「学校に居場所がない」と思って不登校になってしまった生徒たちに安心感を与えるのが大事なのではないでしょうか。

 

とにかくまず最初にするべきことは、学校へ来させることではなく、学校以外の居場所もあると伝えて安心感を与えることであり、学校とはまた別のコミュニティで学業支援を行うということが最善なのではないかというのが私の考えです。そしてゴールは「学校に登校させること」ではなく、生徒自身が「自分にも居場所がある」と思えるようになることなのではないかと考えました。

 

 

○まとめ

あくまでこの話は私の経験に基づいた持論なのでこれが正解というわけではありませんが、今の教育界の不登校問題の意識が変わらなければ、「不登校問題」、言い換えるなら「自己肯定感が育まれない」という大きな問題は永遠に解決されないでしょう。

Comment
hukushima
hukushima
2019-06-30 21:11:45ID:129258

>>やそ::さん
「みんなと同じにしなければならない」というコミュニティに合わなかったということはそれだけその人に特別な個性があることだと思います(^^)

hukushima
hukushima
2019-06-30 21:10:58ID:129257

>>目指せ北海道::さん
Tedの紹介ありがとうございます。また拝見致します。
足並み揃えることは確かに時代の中で必要とされたことですが今の時代には合わないと思うのでもっと子供たちに選択肢を与えられるように学校教育が改めてそのシステムを見つめ直すべきだと思いますね。

やそ
やそ
2019-06-30 21:02:40ID:129253

不登校の友達が保健室登校とかになった時に、保健室で集まって色々面白く話したりするのが楽しかったなー。
学校に真面目に来てる人たちよりも、そういう人たちのほうが愉快な人たち多い気がするのですけどね。

目指せ北海道
目指せ北海道
2019-06-30 20:44:01ID:129245

みんなが同じ方向に向かっている社会だから、それと反対方向に歩いてもいいじゃないかとずっと思ってます。ディヴィッドブルックスさんのTEDトークを紹介しますね。こういう考え方が頭に入っていれば(正しいと思うかどうかは別)、生徒が窒息することもなく、学生が履歴書やらエントリーシートに埋もれることもなく、生きていく道を見つけられるのにと思います。

https://www.ted.com/talks/david_brooks_should_you_live_for_your_resume_or_your_eulogy?language=ja#t-6428

hukushima
hukushima
2019-06-30 19:10:57ID:129197

>>matsuno@漆黒の::さん
どうしても昔の価値観のままアップデートされないでいる人が教師には多いように感じます。その気持ちは分からなくもないですが被害を被るのは生徒なので自覚して欲しいものです(._.)

matsuno
matsuno
2019-06-30 17:52:18ID:129181

確かに前提条件は、昔の環境と今の環境で異なりますから、ちゃんとそこまで考えていった方が皆さん幸福になれそうですよね。

hukushima
hukushima
2019-06-30 15:50:44ID:129147

>>ぷろんと::さん
本当にそうだと思います。問題なのは「与えられたコミュニティが合わなかった」ということなのでそこに戻すことがゴールなのではなく、別の場所もあると伝えることが大事だと思います。

ぷろんと
ぷろんと
2019-06-30 11:44:30ID:129098

私自身、学生時代は不登校だったのでこの手の問題には色々と思うことがあるのですが、やっぱり不登校=治さなくちゃいけない病気みたいな扱いをされてるのが一番子供にとって負担になってると思います。
今は学校に行かなくてもいくらでも勉強出来る環境があるので、無理して通わせたりすることはすべきではないと思います。
私は不登校になった瞬間から親や教師からキツイ事を言われ続けてメンタルが壊れてしまったので、自分みたいな思いをする子供がこれ以上出てこないことを心から願ってます。

この記事を書いた人
趣味は読書(特に太宰治)、アニメ鑑賞(特に幾原作品)、旅行。 エンジニア見習い。 日々の色々を共有しながらnemのことについても学びたいと思います。