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わが社の平和は社長が守っている

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和泉
nem2.55xem (3)
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2019-07-09 22:07:14
わが社の平和は社長が守っている

 

生きている「あいつ」と遭遇した。

 

実に3年ぶりぐらいかな?

会社のビルで見かけて、一瞬、全身が粟立ちました。本当に、もう、怖い。

 

僕はてんで虫がだめなので、虫に対しては奥さんにどうにかしてもらうことも多かったりする。怖すぎて。

 

カメムシとかカマドウマとか、自然に囲まれたところに行くと恐怖で身がすくんでしまうんです。

なんならトンボも嫌いだからね。

 

 

小学生の時に大量にトンボに囲まれたことがあって、そのトンボがね、シャツにくっつくの。

で、羽をつまんで引っ張ればとれてくれてたの。当時はまだ虫がそこまで嫌いじゃなかったからいいんだけれど。

 

そうやって何度もトンボを外しているうちに、なんかうまく取れなくてね。

力を入れて「取れた!」と思ったら、トンボに元気がない。飛んでいかないから、なんだろうと思ったら。

 

シャツにトンボの頭がついていたのよ。首ちょんぱっていうの? きょうび、きかねえなってやつだね。

どうやらトンボがシャツの生地を噛んでいたみたいで、そのまま引っ張ったから首がとれたらしい。

 

なんだろう。すげー怖かった。本当に。そこからもう、トンボもダメになった。

 

 

そんな虫が嫌いな僕の前に現れる、黒い悪魔。

階段の端のほうに鎮座しておられた。

 

ランチを終えて、「ちょっとATMでも行ってこようかなー」なんて思ったらこの仕打ちである。

 

 

死と平和

 

無事、ATMに行き、

「いやー、みんなが通る階段だからね。もういないっしょ、いなくなってるっしょー」

 

そう思っていると、ちょうど昼食を終えて会社に戻っている社長と鉢合わせした。

 

僕 「あ、おつかれサマンサ!」

 

社長「よっすよっす」

 

僕 「さっきすげー久しぶりに、見ましたよ。五木ちゃん。このビルで」

 

社長「まじかー、いかんなー。一匹いるとたくさんいるからなー!」

 

僕 「そうなんすよねー、いやっすよねー。ほら、あの階段の端、まだいますよ、五木ちゃん」

 

五木「……」

 

社長「あー、本当だなー! いかんなー、ああいうのはこうしておかないとなー!」

 

いきなり踏みつける社長、そして逃げ回る五木。

 

社長「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

 

地団駄を踏む社長。

 

五木(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)

 

息絶えるゴ……五木。

 

社長「やっぱなー、こうしておかんとなー、いかんなー」

 

やっぱり、年寄りは強い。

そしてわが社の平和は人知れず守られたのでした。

 

Comment
和泉
和泉
2019-07-10 08:33:29ID:131766

>>やってみよう::さん
ほんと社長様々です。ただ、その踏み潰された残骸を目の当たりにした僕の心境は、少しざわついていましたが…。

和泉
和泉
2019-07-10 08:31:31ID:131765

>>matsuno@漆黒の::さん
泡スプレー!
ただの洗剤だと立体感がないので、不安で使いすぎてしまうんですよね。

やってみよう
やってみよう
2019-07-10 00:55:45ID:131708

五木、こぶしをきかせながら息絶えたんですねw
自分も虫が苦手なので、社長さん頼もしいです。

matsuno
matsuno
2019-07-10 00:00:50ID:131670

五木さんはキュキュット泡スプレーが最強だと同僚が言っていましたね。

和泉
和泉
2019-07-09 22:37:19ID:131614

>>ともニャン::さん
追い詰めると飛ぶらしいですね……。

我が家で出てきた際に、周りを取り囲むように食器用洗剤を撒いてから、目標に洗剤を掛けることにしました。僕は。
あとで奥さんにしこたま怒られるんですけどね。

ともニャン
ともニャン
2019-07-09 22:28:50ID:131612

(ฅ✧ω✧ฅ)ニャ✧壁にとまってる五木さんを、雑誌かなんかで殴ろうとすると、極稀にこっちに向かって飛んで来る事があるニャ。アレが一番怖い😱

この記事を書いた人
湘南のポエマーを目指しているおじさん。 「実行力のあるやつはプレイヤーだ。実行力がないから、ポエマーなのだ」 ポケットの中の少ないNEMと共に、未来を見つめたいと思っています。