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演劇基礎論◆●「共演者を信じる」

nem2.65xem (2)
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2019-09-03 17:17:29
演劇基礎論◆●「共演者を信じる」

今回は少し脱線して、精神論です。

 

「共演者を信じる」というのは僕の芝居の命題でもあります。

演技術信仰のような演劇人生の前半を生きていたせか、

下手な芝居が嫌いで、下手な役者を信用せず、

自分だけで完結させようとする癖があるんですね。

 

なのでこんな(散らかった)ブログですが、

少しでも上手な俳優さんが出来る手助けになればと思って書いてるワケです。

 

 

さて、では「信じられる俳優」とはどんな俳優でしょう。

私の定義では「計算できる、共演したい俳優」のことです。

アクションを仕掛ければ役で返ってくる。

役としてアクションを起こせる。

 

こういう俳優は一緒に舞台に立っていると、自分の世界も広がります。

自分が立っている場所、環境、感情をお互いで構築するため、

一人で演じるより何倍も舞台の住人として生活(演技)できます。

(そのためのヒントや方法はブログで書いているので参考にして下さい)

 

ところで、その生のリアクションや生活感を作るために気を付けていることがあります。

それは稽古の時に「打ち合わせをあまりしない」ということ。

 

もちろん段取り(動きや配置、殺陣、振付、タイミングなど)はしっかり打ち合わせておかなければならないんですが、

演者がキャラクターとして動いたり会話をするなどの部分は、

その時に役が感じて動いた(話した)ように動く(話す)でいいと思っています。

 

 

例えば(本番前は別ですが)動きを変更したい時などは、

稽古中にガチンコ(生のリアクションの応酬)します。

そうすると向こうも大きな変化以外は事前お知らせなしでぶっこんで来ます。

そうやって限られた稽古時間に、ぶつけ合って作り上げられたものが、

生き生きとした作品になるのだと思っています。

 

そして、その生のぶつかり合い・高めあいをするためには、

共演者を信じてぶつかって行かなければいけないということですね。

 

なので信じるに値する役者さんが増えて欲しい今日この頃です。

 


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Comment
のーんのん
のーんのん
2019-09-05 15:43:30ID:144775

>>BleRoom::さん
ありがとうございます。
BleRoomのnemgraph愛ブログには及びませんが、多少熱を持って(偉そうに)書いてしまいました(;・∀・)

BleRoom
BleRoom
2019-09-04 12:53:28ID:144532

のんさんのツイッターから滲み出る大人の雰囲気(?)は、こういう精神論をお持ちだからなのかな〜と思いました。
いつも楽しませていただいてます!

この記事を書いた人
ウン十年の役者人生を歩む(舞台メイン、古くはテレビ、CM、など)。キッカケを得てフリーに。NEM、XRP、草の保有者。Twitterでは暗号通貨の他ノンジャンルで有名無名関わらず、ダメな人以外をフォローします。(ブログ内画像はフリー素材かオリジナルを使用しています) ★下記ホームページアイコンは「ブログ全体の目次」へのリンクです★