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里のイノシシ。

nem98.30xem (5)
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2019-09-08 23:44:04
里のイノシシ。

この記事には野生鳥獣の捕獲写真が含まれています。グロは無いです。

野生鳥獣の捕獲に関わる写真や内容を閲覧する事で不快な思いをされる方がおられましたら、

申し訳ありません。

スルーでお願いします。

 

今朝は予感がしたので罠を設置した現場へスマホ持っていってきた。

一昨日設置した3つのうち、1つは変化なし、1つは空弾き、1つは・・・???誰もいないのに落とし穴の塩ビ管が見えている。

通常イノシシが捕獲されていたら、人が近づいてきたら暴れたりするのに静かすぎた。

ワイヤーを立ち木に括りつけているシャックルは確認できるが、バネの仕掛けが見当たらない。

???

よく見るとワイヤーが奥の茂みに伸びている。

おや?これは・・・と視線をワイヤーに沿わせて奥へ走らせていくと・・・

 

???

え?何?

ええ?(しつこい)

 

ちっちゃいウリ坊がかかってました。

 

おわり

 

ではなくて、この小さい命も奪わないといけません。

手負いの獣を離してもろくなことが起こらないので適切に処理すべきですが、

そもそも、今の時期は狩猟期ではなくて有害鳥獣捕獲期です。

そのため、捕獲に対し報奨金もでます。

わが町ではイノシシ5000円、鹿10000円、さらに国費上乗せ額が成獣9000円幼獣1000円です。

この個体なら所定の写真、しっぽ提出で6000円の対象となります。

 

殺るしか無いのです。柵も限界があるのです。うちの畑も毎年めちゃくちゃにされるのです。

大事に育てた野菜がめっちゃくちゃにされた時の虚脱感はすごいです。

有害鳥獣による被害総額いくらみたいな統計にのらない、家庭菜園の被害は相当数あるのです。

 

いよいようちの集落もイノシシの掘った穴だらけになってきていて、更にもう少し辺境の集落では、集落ごと金網柵で囲ったという話も聞きました。

戦後の植林政策でどんぐりのできる樹種が激減して、山に食べ物が無くなったから里に降りてくるようになったというのが通説ですが、その植林された山も、道を作って木を降ろすほどの金銭的メリットが無いために放置されています。

わずかに自伐林業や森林組合に委託したりして管理をされている方もいらっしゃるとは思いますが、

未相続で所有者不明になったりして、わけのわからないことになっている山もたくさんあるそうです。

自分も、場所も行き方も、もはや誰も知らない集落の所有する山の土地代を払っています。公課金といいます。

現状金額は大したこと無いけど、契約者の孫、曾孫世代がいつまでそのイミフ税金を払ってくれるのかという問題。

 

 

はなしがそれてます。イノシシでした。

ちょっとした子犬くらいの大きさなので引きずって帰ろうかと思ったけど、

ワイヤー引いてみたら、やっぱり猪突しようとしようとするので、(オスですかね?未確認)

とりあえず落ちていた一升瓶で頭を叩いて、倒れたところで罠ごと持って帰りました。

片手で持てるくらい小さいです。

後は、ルーティンに従い、トンっとやってサクッっといってポイッとやって終わりです。

 

キャッシュになるのは単純に嬉しいし、

先述のように個体数を減らす必要もあるし、

大きい個体だったらお肉もいただけるので、狩猟は今の自分の暮らしに欠かせないものになっています。

でも、できればもっと山の奥で暮らしていて欲しかったと思うのです。こんな子は。

 

それをしてもお金にならないからって、

それをしたらお金がかかるからって、目先の利益だけを求めるのではなく、

もっと先の世代のために、変えたり、残したりする事を始めないと手遅れになることもあるんじゃないかなと、

いや、やっぱもういろいろと手遅れなのかなぁと、思うたことでした。

 

おわり

 

 

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