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病は気から

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2018-10-02 20:00:41
病は気から

今日は「脳」の話

これまで約3,000名の患者さんのリハビリを担当して「病は気から」は健康にとっては重要な心理だということに気づく。

医療にとって科学は必然で科学的に説明できないことは国の医療費を使用してやってはいけない。

しかしながら科学的に正しいことだけやっていても患者は治らないことは現場では周知の事実である。

最近では治療そのものよりも先の問診(カウンセリング)が重要であり、そこで患者自身が何に悩み、何を問題としてるのか、自身が問題と考えていることは何かを明らかにし、まずは自身を客観的に認知してもらうことが治療のスタートとなる。

私自身は整形外科に勤め、運動器の治療を専門としているが、痛みの原因が患部にないこともあるし、患部の状態からは想像もつかないぐらい強い痛みを訴える患者も多く経験する。

治療に抵抗する症例は自身に原因を見出せず、自身の置かれた環境や医療に対する不満を有し、ネガティヴな感情に支配されていることが多い。

脳は簡単に感情に支配される。

fMRIの発達により簡便に脳の活動を画像化して評価できるようになり「病は気から」が科学的にも正しいことが徐々にわかってきた。意識がホルモンに作用する機序も徐々に解明されつつある。

ジョー・マーチャント著 「病は気から」を科学する

ノーマン・ドイジ著 脳は奇跡を起こす-ノーマン-ドイジ

の2著は脳の驚くべき機能を症例研究と基礎研究論文から引用しわかりやすくまとめられており、読み物としてもおもしろい。

医療従事者はもちろん、健康悩む人や健康に興味がある方にはぜひ手にしていただきた本である。

どうぜ脳をだますならポジティブな感情で騙すに限る。

自分の置かれた状況や環境にポジティブな意味付けができる人、病や障害の原因を自分に見出し、前向きに自分に向きあえる人は治るのも早い。

前向きな意味付けは幸福感とも関連することがわかっている。

自己責任といえば厳しい表現になるが自分に起きていることを一度立ち止まって客観的に見つめる心の余裕は健康と幸福にとっては重要であると思う。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

この記事を書いた人
北海道で理学療法士兼スポーツトレーナーとして活動しています。 これまでの臨床経験から得た気づきや学びに関すること、 日々の読書の備忘録など、徒然なるままに健康と幸福と自身の人生観についてアウトプットしていきたいと思います。 NEMはあまり関係ないことが多く、申し訳ありません!! ツイッターもはじめましたので、よかったらフォローお願いいたします。