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「プログラミング教育について考えた」話

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2019-11-08 21:06:10
「プログラミング教育について考えた」話

ちくぽかさんから出た作文の宿題「プログラミング教育についてどう考えたらいいか」について作文を提出します。

詳細はこちら👇

私も小学生の子をもつ親として、モロにその最初の実験的試みの対象となるので考えないわけにはいけませんね。

 

まず、そもそもなぜプログラミング授業が必要なのか??

 

ここからは私の思い込み的なところもあるので、一個人のポエムとしてお話していきたいと思いますが、まず日本はSTEM(S:Science、T:Technology、E:Engineering、M:Mathematicsの頭文字をとった言葉で、科学・技術・工学・数学の教育分野の総称)において、欧米諸国から遅れを取っているという思い込みのような、刷り込みがあるかもしれません。

実際に私もそのような報道を目にして、いかに欧米が優れたSTEM教育を実施しているのか刷り込まれています。

実際にはOECD(経済開発協力機構)が実施している国際学力調査の結果では数学、科学ともに日本の大学生の成績はTOPレベルにありました。

(ただし他国の比較で男女差がある現実は否めません)

 

 

また、今後訪れるであろうAI時代に、日本は子供世代の人口減少によりIT人材が不足するとう懸念が背景にあるかもしれません。

 

STEM教育はこれら4つの学問の教育に力を注ぎ、IT社会とグローバル社会に適応した国際競争力を持った人材を多く生み出そうとする、21世紀型の教育システムのことであり、プログラミング教育の導入はその一環になります。

 

現在、子供の習い事としてプログラミング教室が活況であり、私の家にも多くの広告チラシが入り込んできます。

当然、子を持つ親であれば少しでも大学進学や就職に有利になり、これからの時代の需要を見込んで先行投資を考えるのは普通のことですし、そのために現在活況になっている現実もあるのだと思います。

 

が・・・

 

本当にすべての人がプログラミングができる必要があるのか?

その仕組をしっている必要があるのか?

そもそもプログラミングは何のためにするのか、その根本的問題点について考える力は?

そもそも子供がそんな未来を望んでいるのか?

親のために大学に行き、就職することは子のためになるのか?

誰のための教育なのか?

 

と様々な疑問が湧いてくるのです。

 

彼らは当たり前にスマホがあり、PCがあり、検索すること、動画をみること、SNSこれらがもはや日常であり、その仕組はしらなくても十分使いこなすことができます。

むしろできないのは大人の方なんです。

 

つまり、AIを使いこなすことはもはや習わなくても感覚的にできちゃうのです、そして仕組みを知らなくても、それをつかってできることとできないことさえわかっていればいいのではないでしょうか?

 

それよりも現実にある「問題」に対して、どのような仕組みなら解決できるだろうか、どのように今ある技術を当てはめるのか、またアップデートしなくてはいけないのか、そのために解決すべき問題(人材、コスト、etc・・)は何なのか?

こうしたことを考え、それぞれの「得意」をコネクティングして、問題を解決する能力こそが必要なのではないでしょうか?

 

というようなことを考えていると、実際、STEM教育の根幹は、単に「科学技術」や「IT技術」に秀でた人材を生み出すことだけではなく、「自分で学び、自分で理解していく子ども」を育てることにあるようです。

つまり、新たな時代に必要とされる自発性、創造性、判断力、問題解決力を養うことこそ、STEM教育の本質的なねらいなのです。

ですので、最近では、テクノロジーを使いこなすだけでなく、クリエイティビティを発揮するほうがより現代に求められるという視点から、STEMにA(Art(芸術)、もしくはArts(リベラルアーツ、教養))を加えたSTEAM教育を提唱するスクールも増えているようです。

 

こうした「本質」の部分を抑えてきちんと教えられる人材が学校にいるのであれば、プログラミング教育には賛成ですし、ぜひ子供の創造性を伸ばしていただきたいと思います。

 

しかしながら、現実はどうでしょうか?

 

少ない予算の中で、人材のアウトソーシングもすることができず、結局は教育現場の先生達が教科書的なプログラミングを教えるのが精一杯のような気がします。実際に現場の先生たちは非常に苦労し、疲弊しているようでした。

実際はわかりませんが、もしプログラミングがテスト化されたり成績に優劣がつくような現在の教育と同様に扱われるのであれば、それはきっと創造性とはかけはなれるのではないかと思います。

 

そして、子供に聞いてみました。

 

「来年からプログラミングの授業があるみたいだけど・・・大丈夫? 先にプログラミング教室とか行きたい?」

「いや、ロボットとかゲーム作るとかあんまり興味ないな。。ベイマックスは欲しい」

「・・・ですよね」

 

とうことで、私の結論。

 

子供が何かを作ったり壊したりするのが好きで、自分でゲーム作ったり、ロボット作ったり、世の中にないものを作りたいと意気込んでいるのであればぜひその部分を伸ばしてあげてもらいたいし、そういった天才がどんな環境にいても適切に見つかるような教育体制は整えて欲しいと思います。

(それは決してテストなどで競争させるのではなく、ごく自然な形で見つかるように工夫すべきだとも思います)

そして、特段そういった方面に興味を示さず、絵を書いたり、読書したり、身体を動かすことが好きだったりするのであれば、その力を褒めて伸ばしてあげたらいいと思います。

 

エンジニア、起業家、デザイナー、社会起業家など現在、世界中でイノベーションを起こしている多くの人材は高い専門性とクリエイティブな思考と強いモチベーションを合わせもっており、これらの能力は幼少期に「遊び」の中でその能力を育まれ、そして親による適切な助言と介入、そして子供に自由を与える見守りによって花が開いているのです。

(トニー・ワグナー著「未来のイノベーターはどう育つのか」より)

 

子供にこうなって欲しいという大それた期待はしていません。

ただ目の前の問題に対して解決する手段を自ら考え、解決するために何が必要で、どのような助けが必要なのか、その助けを適切な人やモノにお願いすることができる、そんな思考とコミュニケーション能力だけは持ってもらえたらとは思います。

つまり、その能力を育ててくれるのであれば、それがプログラミングだろうが英語だろうが、遊びだろうが水泳だろうが要は子供が「情熱」を持てるものであれば、なんでもいいんじゃないかな。

 

長くなってしまいましたが、以上で私の作文を終えたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ちょっとついでに本の紹介も・・

本日引用した「未来のイノベーターはどう育つのか」は世界で活躍するエンジニアや起業家、社会起業家などが幼少期にどのような教育を受け、どのように育てられたのかが事例とともに紹介されており、そこからイノベーション能力とは何か、それを育てるにはどうすればよいのかのヒントが多く詰まっています。イノベーターを育てる3つの鍵は「遊び」と「情熱」、そして「目的意識」だといいます。

STEM能力を育む方法についても記載がありますので、作文を書く上で参考にもさせてもらいました。

読み物としても面白いで子育て世代の親御さんにはぜひ一度手にとっていただけたらと思います。

 

紹介図書

トニー・ワグナー「未来のイノベーターはどう育つのか 子供の可能性を伸ばすもの つぶすもの」

 

読書イベントも実施中です👇

 

Comment
7zoesan
7zoesan
2019-11-17 22:08:05ID:159770

>>ちくぽか::さん
そうですね、女の子はこの授業をどう楽しむことができるのか。。やはり男女差は出そうですよね。
本はぜひ読んでみてください。ただちくぽかさんには不要かもしれませんね、娘の作品アポスティーユしちゃうような親ですから笑、最高です!!

ちくぽか
ちくぽか
2019-11-17 09:56:30ID:159689

僕も娘にロボコンの動画見せて、「面白そう、でも女の子チームはどこ?」と言われて何も言えなかったです(笑)プログラミング=かわいい!じゃないと大抵の女の子はやる気にならないのかなw

同じ過渡期を経験する親世代からの意見、とても参考になりました!紹介された書籍も読んでみようとおもいます。

7zoesan
7zoesan
2019-11-13 12:40:36ID:159121

>>ゼム🐳ゼム::さん
あれ売ってたら絶対買う!!

ぜむ🐳ぜむ
ぜむ🐳ぜむ
2019-11-13 07:54:03ID:159063

・w・ベイマックス普通に家族としてお迎えしたい!

7zoesan
7zoesan
2019-11-09 08:26:08ID:158331

>>やそ::さん
笑。つられますよね。一旦消して再掲しようかしら。

やそ
やそ
2019-11-09 06:56:53ID:158325

ねむじんさん、7zoeさんときたら、もう始めちゃっていい雰囲気ですよね。
待ってるのもあれなんで書いてみようかしら。

みんなでflyingすればそれはもうフライングじゃない理論

7zoesan
7zoesan
2019-11-09 06:01:51ID:158321

>>ちくぽか::さん
…ぬお!やってしまいました^^;
参加記事を見かけてしまいついうっかり。
だれかうっかりに効く薬しりませんか?

ちくぽか
ちくぽか
2019-11-08 22:10:01ID:158282

あれ~?ちょっと皆さんフライング💦
書き方まずかったかな・・・

早速のご参加とても嬉しいのですが、
一応10日からスタートなんで、10日以降に参加賞投げさせていただきますね!
まだ読まずに後でコメントしにきます!

この記事を書いた人
北海道で理学療法士兼スポーツトレーナーとして活動しています。 これまでの臨床経験から得た気づきや学びに関すること、 日々の読書の備忘録など、徒然なるままに健康と幸福と自身の人生観についてアウトプットしていきたいと思います。 NEMはあまり関係ないことが多く、申し訳ありません!! ツイッターもはじめましたので、よかったらフォローお願いいたします。