2019-11-14 12:43:59
>>ちくぽか::さん
インドへ行くと人生変わるぐらい価値観が変容するか、もう二度と行くもんかと思うかのどっちからしいですよ。
行ったことも行きたいとも思っていませんが。
いつもコメントありがとうございます!
たしかに娘の結果は良かったかもしれませんね、それ以前に問題に向き合って親子で話せたことが一番良かったです。
失敗は繰り返さなければいい。
失敗は決して恥ではなく、間違えも同様です。
失敗を隠したり変に取り繕ったりするほうが恥ずかしいことだと子どもには言い聞かせています。
私も含めてですが、最近の親は子どもに失敗の経験をさせることが少ないように思います。
それは共働きという家庭の土台の中で失敗の責任を取る時間がなかったり、見守ってられる時間がなかったりといったことが背景にあるのかもしれません。
幼い頃に失敗をしてこなかった人がどのようになるのか、そのモデルケースのような人がいました。
Aさんはとても真面目な性格で、学校の規則や決まりごとはきちんと守るタイプ、それなりに周りの空気も読めるため、それを人に押し付けることはなくそれなりに人間関係もうまくやっていました。
とにかく自分の行動によって人に迷惑がかかるのが嫌でそれは親に対しても同様に思うようです。
行動の第一選択は「自分の興味」よりも「人に迷惑がかからない」ことが先にきます。
つまり、人にかかる迷惑がAさんにとってのリスクとなり、極力そういったリクスを少なくなるように選択して生きてきました。
この気質はもって生まれたものなのか、環境によるものなのかはわかりませんが、Aさんは3姉妹の長女で親は割と厳しく、親には「いい子」と思われるようにしてきたといいます。
ここからは私の見解ですが、子どもの頃にたくさん失敗をすることで何を学ぶのか、それはリスクの許容範囲ではないかと思います。
つまり失敗の経験から自分で「アブナイ」と「イケる」の線引をしていくことで、徐々に許容できるリスクの範囲を広げていくことができるのではないでしょうか?
当然ながらそれは新たな「挑戦」に繋がり、挑戦するリスクやハードルが大きければ大きいほど得られるリターンも増えてきます。
ここでいうリターンは「報酬」です。
生物学的に言えば報酬は脳に沸き起こるドーパミンやアドレナリンなどの報酬系ホルモンであり、「気持ちいい」ことです。
これがいきすぎればもちろん危険であり、それはギャンブル依存やマネーゲームに見ることができますが、自分の理性と許容されるリスクの間で挑戦していくことは自分の世界を広げていくことになります。
さて、Aさんに話を戻しますが、このように生きてきたAさんは特別不満があるわけではなく、それなりに「人に迷惑をかけない」生き方というアイデンティティが確立されており、それは仕事においても堅実で評価もされるので、彼女なりに「気持ちのいい」生き方にもなっています。
ただ心の奥底で「ちょっとつまらない自分」がくすぶっている状態なのは見てとれます。
ただ大人になればなるほど「理性」が邪魔をして「失敗」するということが恐ろしくなってしまいます。
とくに趣味ややりたいことというものもないといい、それは本心のようであり、無理をしている感じはありません。
自分が変わりたいののか、変わりたくないのか、それもわからないし、あえて言うなら平穏で省エネで生きていければいいとのことです。
Aさんの生き方が悪いとは思いません、自分とは対極にいるとは思いますが、たしかに省エネで生きていけそうです。
こんなAさんが本気で変わろうとするならばガンジス川でバタフライぐらいの極端なことをしないとダメそうということは本人にお話しました。
本人は納得した様子でしたが。
そして我が娘、それなりに器用に運動も勉強もこなしており、やはり失敗の経験が少ないです。
極端な負けず嫌いもあって、それは時にはいいのですが、最近は負けて学ぶことより、負ける勝負はしない方に気持ちがシフトしています。
しかし、この前、学校で自分の係の仕事でミスを犯してしまい、夜ひどく落ち込んでいました。
そこで親として「落ち込んだって失敗したことは取り返せない」なぜ失敗したのかを考えて次しないようにすればいい。
そして間違って皆に迷惑をかけたことは素直に謝ればそれでいい、変な言い訳をするほうがいけないということを話しました。
娘はしぶしぶでしたが、翌日の朝の会で失敗したことを謝罪する決心をして学校に行きました。
親としてはこれで少し成長してくれればと期待しましたが・・・
結果、担任の先生に朝の会で謝罪したいと申し出たところ、そんなたいしたことじゃないから別にいいよと言われて、謝罪の機会がなかったそうで・・・。
子の性格もありますが、子が失敗したときの親の心構えや対応によって子の人生から挑戦を奪うことになるかもしれないので、今更ながら気をつけていかなければいけないと思った話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
>>ちくぽか::さん
インドへ行くと人生変わるぐらい価値観が変容するか、もう二度と行くもんかと思うかのどっちからしいですよ。
行ったことも行きたいとも思っていませんが。
いつもコメントありがとうございます!
たしかに娘の結果は良かったかもしれませんね、それ以前に問題に向き合って親子で話せたことが一番良かったです。
初見では娘さんを謝罪させなかった教師は成長の機会を奪って悪いと思いましたが、ミスを重く考えすぎて気に病むほどの事ではないと知るのも良い気がしてきました。成長を見守るのって本当に難しいですね!
懐かしのタイトルが挟まってましたね(笑)
NEMber who posted this article