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演劇基礎論◆ 「演技はおもいきり」

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まず「やりすぎる」

以前に芝居は彫刻のようなものだと書きました。

原石を荒削りして、詳細に彫って作品に仕上げていく作業と似てると。

 

どうしても経験が浅いと、自分の考えた演技などに自信が無い、

また、何して良いか分からないため、

小さな声や、動かないでセリフだけを言いがちです

 

芝居は役者が芝居(演技)を提案し、

それらを自身の表現したいものの中でのアンサンブルとして演出がまとめた作品です。

「自分の役はこんな役だ」と思っても、提案しなければ「何も考えてないのと同じ」です。

 

なので、仮にどうして良いかさっぱり分からなくても、

しっかり声を出して、台本を読んで得たキャラの人物像を想像して、

それになったつもりで恥ずかしがらず、失敗を恐れずに演じてみましょう。

 

 

 

「やりすぎる」くらいでないと削れないのです。(常識の範囲で)

ともかくもがくことで、少しキャラクターが見えたセリフや動きが出て来ます。

そうすればそのセリフなどを起点に「役作り」をします。

その基軸になった部分を足がかりにして、他の部分の演技やセリフも作って行けるわけです。

 

なので縮こまらずに思い切り表現をすること。

そうすると演出は芝居を「削る」作業が出来るワケです。

 

ボソボソ話したり、ナヨナヨして動きが定まらなかったりすると、

指導する側は「あー動きなさい、こー動きなさい」といちいち指示することになります。

そうすると役作りを演出がやることになり、役者が「自分で考える力」が育ちません。

 

役者は「自分が感じて考え作った役」を「演出にぶつけて」、

客観性(または強い主観性)を持った演出が、全体のプランに沿ってダメを出す。

その際、ベースの役作りがあれば方向転換を強いられた時、

フラフラせず、その役の延長線上に芝居を作ることが出来るのです。

 

 

例えば、灯台がしっかり遠くに見えているなら、

多少航路が左右にぶれても、しっかり目的地に向かえますね?

逆に、灯台の明かりの無い暗い海で、

 

あっちやこっちや指示されてもフラフラするだけで、

目的地には到着は出来ない可能性が高いでしょう。

 

思いついたら即、実行。

泣くならしっかり泣く、泣き続ける、

笑うならガツンと笑う、笑い続ける、

芝居経験が少ない内は、中途半端な芝居をせずに、

どーんと演出にぶつかりましょう!

 

 


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ウン十年の役者人生を歩む(舞台メイン、古くはテレビ、CM、など)。キッカケを得てフリーに。NEM、XRP、草の保有者。Twitterでは暗号通貨の他ノンジャンルで有名無名関わらず、ダメな人以外をフォローします。(ブログ内画像はフリー素材かオリジナルを使用しています)
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