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【NEM技術勉強会】我いかにしてNEM島に流れ着きしか【イベント参加記事】

nem511xem (17) 617 5 1

正直、この10年は厳しい時代でした。

 

ここにも書きましたが、病気にかかり、その後教授選に落ち、今いる大学での昇進も絶望的。研究費は尽き、部署は廃止が決まり、このまま窓際であと10年過ごすかと半ばあきらめていた時に、それはやってきました。

 

人工知能用のGPUで仮想通貨を掘ろう。

 

引退モードで業務も減っていた僕にとって、それは悪魔の囁きのように蠱惑的に響きました。「これからは人工知能をメインの研究テーマにして、それで研究費を獲得しよう。5万円で買ったGPUで申請書を書くためのデータを取り、研究費が取れたらさらに強力なGPUを買ってどんどんマイニングもさせればいいじゃないか。」公的研究費の目的外使用はご法度ですが、今手元にあるのは個人的に集めてきた私的な寄付金だから問題ない。いやむしろ、これからは自分で出資して研究所を立ち上げて事業としてやればいい。

 

しずい細胞研究所を作ってみよう!

 

しかし、世の中甘くなかったです。小遣いで買ったMONAがコインチェック事件後の仮想通貨大暴落と、追い打ちをかけたZaifハッキングで半分以下の価値になり、取引所から現金を引き出すことすらままならなくなりました。せっかく買ったGPUによるマイニングも、研究費を稼ぎ出すどころか電気代で赤字になる始末。MONAは史上初の51%攻撃を受け、ASICによるマイニングパワーによる寡占から、Proof of Workの信頼性は低下し、ビットコインの信用がぐらついてきました。

 

これは、仮想通貨もう駄目かもわからんね。

 

そう思っていた時、偶然NEM Technical Referenceを手に取ります。nemlogでNEM技術勉強会として連載してみたところ、投げNEMという形で資金が集まってきました。読み進めるうちに、PoIというのはGPUなしでもいけそうだ。NEMの送金額に応じて報酬も得られるから、入出金(トランザクション)を大量に引き起こすような仕組みを作れば、ハードウェア投資無し、電気代無しで十分戦えるんじゃないかな、、。

 

よし!ShizuiNet作ろう!

 

でも、やっぱりそんなに甘くなかったです。NEM Technical Referenceをさらに読み込んでいき、NIS1を立ち上げて自分でもハーベストを始めてみて、PoIのトランザクション手数料報酬が驚くほど安いことが分かってきました。しかもステーキングの寄与がほとんどで、スーパーノードにでもなってボーナスもらわないと研究資金なんて無理。

 

ここまでやったんだから、毒をくらわば皿まで。

 

でも、読み込んだNEM Technical Referenceには、病的なほどの慎重さと、技術に対するこだわりと、多くの問題点が詰め込まれていました。それで、僕のマイノリティー大好き気質が目を覚まします。まず、PoIはほとんどワークしていないように思えました。それを確認するために、ブロックチェーンのデータでステーク(S) vs. インポータンス(I)のグラフを描いてみると、トランザクションの寄与はほとんどなく、ほぼPoS状態。ただ、10000XEM保持のアカウントだけが妙に効率よくインポータンスを稼いでいる。

 

PoSの変法だけど、これはコロンブスの卵だわ。

 

実際、NIS1のアウトリンクマトリックスの計算は負荷の大きさに対して、計算結果がほとんど意味をなしていないのは明白でした。PoIは、ほぼ定数となったアウトリンクマトリックス計算結果が、10000XEMの最小ハーベストアカウントが若干有利になる仕組みとして働いているだけだというのが分かったのです。グラフ的には、S vs. I直線が原点を通らないだけ。でもたったこれだけで、少額のホルダーでもハーベスト収入がそこそこ生じ、それによってPoIが成立している。本来半年に一回くらいしかハーベストできない少額ホルダーが、月に1回くらいはハーベストできることに、感覚的にものすごいお得感があるのです。

 

カタパルトでPoIは消えてPoS+が採用される。

 

カタパルトでは、アウトリンクマトリックスをばっさり切り捨てて、支払った手数料に応じてインポータンスが上がる仕組みPoS+が採用されました。ビットコインもイーサリアムもリップルも作り出せなかった少額ステークホルダーに刺激を与える方法です。NIS1ではほとんど定数でしかなかったy切片に、カタパルトでは手数料という理由付けとインセンティブが追加されて、もう一歩先に進めるかもしれない。Satoshi Nakamotoの論文にも、イーサリアムのホワイトペーパーにも書かれていなかったことが、NEMで実現するかもしれないのです。もしうまくいけば現在のブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムとしてはおそらく最高のものと言えるでしょう。

 

これはNEMに賭けてみてもいいんじゃないか?

 

カタパルトではPoS+以外にも、新たにいくつかのパラメータが追加されており、自由度が上がった分、それらの最適化が必要になります(つまり最初は少しギクシャクするはず)。それを解決できるのは、科学的視点に立ったトランザクションデータの解析と、シミュレーションによる最適化。そのあたりなら、僕も多少貢献できるかもしれません。

 

面白いことをやっていれば、お金は自然に集まってくる。

 

僕がNEM島に流れ着き、そこでの定住を考えている理由は、多分これです。島にはまだまだ未開拓の土地がたくさんあり、少ないけれど住人はみな親切で、環境は温暖で資源は豊富。そんな新天地であと10年頑張ってみようと思ったのです。そして、NEM島だと思っていたら、実は新大陸だったりする可能性もありますしね。


長文になりました。ほなねむさん、イベント企画ありがとうございます!

 

目指せ北海道

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Comments from NEMber
目指せ北海道
2020-01-12 23:28:33ID:169120

>>ぺぺ α::さん

僕も楽しみですw

ぺぺ α
2020-01-12 20:42:30ID:169050

ShizuiNetの今後、楽しみです!応援してます!

目指せ北海道
2020-01-12 20:23:09ID:169046

>>案山子の優午::さん

こうやって振り返ってみて、NEMに引き寄せられた理由がなんとなく分かりました。ブロックチェーン技術は、生まれてからまだたったの10年ちょっとですから、どこまで広がっていくか本当に楽しみです。

>>ほなねむ::さん

楽しい企画をどうもありがとうございました。ShizuiNetは、現在プライベートチェーンで動いていますが、今後Symbolに合流するのか、並行して動かすのか、まだまだいろいろ楽しめそうです。

ほなねむ
2020-01-12 14:42:59ID:169005

MONAの51%攻撃、セルフィッシュマイニング攻撃は取引所側の問題が大きく、承認数上げれば解決なのでそこまで驚異ではないという理解です。ただ時価総額の低いPoWコインとビットコインとのセキュリティには越えられない差があることは理解しました。

PoS+すげえええ!NEM島は面白いことがいっぱい!どんどん新しいことを開拓していきたいですね。

ShizuiNet、応援しております。頑張ってください!
参加ありがとうございます!参加賞20XEMお送りしました。

案山子の優午
2020-01-12 10:41:53ID:168968

文章の構成が、とっても素晴らしいですね。
さすが、北海道様。これからも、NEM買い増していこうと思います。

NEM島だと思ったら、新大陸だったというとこ。秀逸すぎる。

NEMber who posted this article

趣味はバイクでツーリングしながら、ブログを書いたり、動画配信したりすること。暗号通貨はまだまだ初心者。

nemlogに何を書こうかいろいろ考えたのですが、まずはバイクで動画配信をするための工夫や楽しさ、充実感などを伝えられたらと思ってはじめました。ラズパイをバイクに積載して、ボタン一つでYoutubeライブ配信できるシステムを作りました。それを発展させて、XEMの価格を常時監視、取引するボットも作ったりしています。技術書を読むのが好きなので、NEMの白書を訳したりもしています。

本業は再生医療系研究者です。歯を内側から再生している「歯髄(しずい)細胞」を世界に広めるために、しずい細胞プロジェクトを推進中。細胞の流通(トレーサビリティー)管理にNEMのモザイクを使いたいと思って、NEMについて勉強してます。管理システムの名称は「ShizuiNet」にしようと思っています。NEM.ioのAlexさん、Jeffさんと名刺交換&握手できたのが心の宝物。
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