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【NEM技術勉強会】6.2.1 埋め込みトランザクション【Symbol白書】

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2020-02-15 10:19:44
【NEM技術勉強会】6.2.1 埋め込みトランザクション【Symbol白書】

アグリゲートトランザクションについては、さらに踏み込んだ説明がされています。今回は、アグリゲートトランザクションの中に内包される、複数の埋め込み(embedded)トランザクションの記述形式についてです。


6.2.1 埋め込みトランザクション

埋め込みトランザクションとは、アグリゲートトランザクションの中に内包されるトランザクションのことである。ベーシックトランザクションと比較した場合、ヘッダーは少し小さい(署名データなどが省かれる)。しかし、トランザクションに関連するデータとしては同じものが含まれる。Singature(署名)が無いのは、すべての共同署名のデータが別の場所にまとめて置かれるからである。MaxFee(最大手数料)とDeadline(期限)もまた、上位のアグリゲートトランザクションに記述されているため、省略されている。

 

クライアントプログラムは、ベーシックと埋め込みトランザクションの作成に、共通のコードを使うことができるようになっている。違いは、ヘッダーのみである。

 

すべての種類のトランザクションが埋め込みトランザクションに入れられるわけではない。例えば、アグリゲートトランザクションを、他のアグリゲートトランザクションに入れることはできない。

 

図10:埋め込みトランザクションのバイナリーレイアウト


アグリゲートトランザクションの内容が少し分かってきました。アグリゲートトランザクションには、実際の送金トランザクションなどが複数埋め込まれており、その形式はベーシックトランザクションとよく似ています。ヘッダーから署名、手数料、期限の項目が取り除かれている点だけが違います。バイナリーレイアウトの0x2Cのところにある”V, N, T"が気になるのですが、いずれ分かる時が来るでしょう。

 

目指せ北海道

この記事を書いた人
趣味はバイクでツーリングしながら、ブログを書いたり、動画配信したりすること。 ラズパイをバイクに積載して、ボタン一つでYoutubeライブ配信できるシステムを作りました。それを発展させて、XEMの価格を常時監視、取引するボットも作って活用してます。子供の頃から技術書を読むのが好きなので、NEMの技術文書を訳したりもしています。 本業は再生医療研究者です。歯の神経の中にいる「歯髄(しずい)細胞」を活用して新しい医療を開拓するために、しずい細胞プロジェクトを推進中。細胞の流通(トレーサビリティー)管理にNEMを使っています。管理システムの名称は「ShizuiNet」。