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【NEM技術勉強会】モザイク【ShizuiNetで学ぼう】

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2020-06-27 03:35:37
【NEM技術勉強会】モザイク【ShizuiNetで学ぼう】

NEM HUBの日本語タスク第一弾。「Symbolの新機能をひとつ選んで説明しよう」応募記事です。

はじめに

 

このシリーズでは、開発中の細胞追跡ソリューション「ShizuiNet」を使って、Symbolの機能について実際に使いながら解説していきます。まずは、地味に進化した「モザイク」についてです。


「誰が 誰に 何を どうした

 

モザイク

 

ShizuiNetの中核をなすのが、Symbol独自の機能を利用した、情報記録形式です。「誰が 誰に 何を どうした」と呼んでいます。他のブロックチェーンでも、誰が(送り出しアカウント)、と、誰に(受け取りアカウント)の部分は分かりやすいですし、簡単に実装できます。問題は「何を」と「どうした」の部分です。

 

Symbolが持つ、モザイクとネームスペースが、この「どうした」の部分を解決してくれます。

 

ビットコインならBTC。イーサリアムはETH。SymbolはXYM。これらは、ブロックチェーンを使って生み出された「通貨」ですね。ところが、Symbolでは自分独自の通貨「モザイク」を発行できるのです。その数なんと最大9000兆個(可分数を0にした場合)。発行には手数料がかかりますが、今の相場ならせいぜい数百円〜千円程度(現在のNIS1で発行した場合)です。

 

では、Symbol Walletを使って、ShizuiNet用のモザイクを作ってみましょう。

 

 

 

 

 

はい、できました。たったの6ステップです。

 

今回は、期限なし(Unlimited Duration)を選んで、永久に消えないモザイクを最大数作ってみましたが、手数料は0.312XYMでした。安すぎますね。そして、新しいモザイクには、785E05D5A2203AF5というIdが自動的につけられました。このIdは、決して他のモザイクと重なることはありません。だから世界でたった一つの僕の通貨です。また、Idの桁数から、モザイクは16進数で16桁、つまり最大1019種類くらいは作れそうだとわかります。枯渇する心配はありません。

 

さて、これで「どうした」がなんとかなるの?次回は、ネームスペースを使って、このモザイクに「意味」を付けます。


NEM HUBのタスクで、Symbolの機能を紹介しようというのがあったので、僕の独自視点であるShizuiNetの解説も兼ねて説明するシリーズを始めました。NIS1にもモザイクはありました。でもSymbolではより作りやすく、使いやすくなっています。1019種類も作れるので、全種類コンプとかやろうと思っても、手数料の総額が軽く全XYM発行量を上回ってしまい、不可能です。ちなみに、この1019個というのは、ひとつの歯から取れる歯髄細胞を目一杯増殖させた時に到達する細胞数とだいたい同じです。重さにすると、1010kgくらいになります。100kgのひとが1億人。つまり日本人口全員分の細胞数をあわせたくらいです(豆知識)。

 

目指せ北海道

この記事を書いた人
趣味はバイクでツーリングしながら、ブログを書いたり、動画配信したりすること。 ラズパイをバイクに積載して、ボタン一つでYoutubeライブ配信できるシステムを作りました。それを発展させて、XEMの価格を常時監視、取引するボットも作って活用してます。子供の頃から技術書を読むのが好きなので、NEMの技術文書を訳したりもしています。 本業は再生医療研究者です。歯の神経の中にいる「歯髄(しずい)細胞」を活用して新しい医療を開拓するために、しずい細胞プロジェクトを推進中。細胞の流通(トレーサビリティー)管理にNEMを使おうと思ってmijin v.2を導入したんですが、コロナで実用化が全然進みません。管理システムの名称は「ShizuiNet」。