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なぜ自殺はいけないの?

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nem573xem (12)
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2020-07-25 22:52:21
なぜ自殺はいけないの?

にわかに安楽死について話題を目にする機会が少し増えたように感じます。回復する見込みのない難病の方がSNSで医師に安楽死の手伝いをお願いしたとかなんとか。それより少し前にニュースになった若い俳優さんも、どうやら自ら命を絶ったみたいですしね。

世界には安楽死を認めているところも、あるそうですね。上記のように回復する見込みのない難病の方が、苦しみ痛みが続くなら、って場合とか。

 

死ぬ権利、生きる権利。自分自身のことだから自分自身で決めたい。それは分かる気がするかもしれない。

 

僕らはいつの間にか、気づいたらこの世に産まれていた。

お願いした訳でもないし、望んだ訳でもない。

 

気づいたらどうやら、地球とかいう惑星とやらの、日本とかいう冬は寒くて夏は蒸し暑くて、梅雨時はうんざりするし秋にはセンチメンタルになるし、そんなどうしょうもない所に、気づいたら産まれて、人間ってやつをやっている。どうやら生きている。

 

自分で決めた訳でもない「生」

自分で終わらせちゃいけないの?

 

僕にはわかりません。

なんで自死がいけないのか。

 

安楽死も、自分が望むのであれば、それは自死かもしれない。

死期の迫った方が延命措置を拒否とか。それはどうなのかな。

 

かつて望んでいても、いざその時が来たら、直前で気持ちが変わるかもしれない。

意思確認も、果たして本当にその人が望んだのか、どう証明すればいいんだろ。

 

痴呆が進んでいたり、アルコールや薬物で『いわゆる正常』ではないときにその意思を表明されても、それは有効なのだろうか。

 

よく言われるのが、安楽死を認めると、

 

『みんな安楽死選んでるから僕も安楽死しなきゃね、もっと生きていたいけど、周りの目もあるし僕だけ厚かましいよね、。。』

 

ってケースが想定される。

 

あとは安楽死、自死に見せかけた殺人とかも考えられるかな。

 

 

話は変わるけど、僕の祖父は延命措置を選ばなかった。

固形物が食べられなくなって、延命措置は拒否。

頭はしっかりしていたから、それは自分の意思だったと思う。

(前にその祖父のこと書いた記事があるのでよろしかったら読んでみてくださいな。)

 

それは安楽死や自死とは違うのかな?

 

あと、たびたび書いていた元嫁の話。

元嫁は双極性障害で、パニック状態の時に僕の目の前で飛び降りた。

躁状態と鬱状態を繰り返し、鬱状態の時は無気力の塊。何ヶ月もずっと寝てるの。出かけるとかも無し。

それかぼーっとテレビを見ていたり、何か気晴らしにと思ってDVD借りて来てやっても、観ないか、それかぼーっとみて、すぐ横になる。

 

飯は食わせなきゃいけないから、用意して食わせる。入浴も促さないと出来ない。「今日はいい」って入らなかったこともあったな。朝に元嫁の分の昼飯準備して仕事行って、帰ると食べていないことも多々あった。

 

そんな鬱状態の時、深夜にパニック状態になり、痙攣し始めて、僕は救急車を呼んだ。

救急車を呼んだことが嫌だったのかどうかはわからないけど、窓の方へ走って、塀の上によじ登り、飛び降りた。

擁壁の上に立つ家なので、塀の上からだと結構な高さがあるんだよね。

 

ちょうど119番通報している時だったから、飛び降りた旨を伝え、すぐに救急車にきてもらった。

幸い命は助かったけど、背骨を複雑骨折。今は骨折の後遺症もなく過ごしているが、精神科の通院は続けている。

 

それとは別に、統合失調症を患っている知り合いがいる。

その人は、気づいたら駅のホームで知らない人に、「アンタ何やってるんだ!」って怒鳴られながら抱きかかえられていたんだって。

 

「え? 僕何してたんですか?」その知り合いがその時発した言葉。ホームから電車に飛び込もうとしていたところを見知らぬ人に助けられたそうです。

 

鬱病、双極性障害、統合失調症。精神病と言われる疾患を患っている方々は、決して心の風邪なんかじゃないんだよね。ましてや気の持ちようや性格でもない。脳が『正常に』(何が正常かの議論は置いといて、)働いていない脳の疾患。

 

そういう『いわゆる正常』ではないときに、突発的に命を落としてしまうこともある。

僕の知り合いの統合失調症の人も、あの時見知らぬ誰かに助けてもらっていなかったら、きっと自分では気づかないうちに命を落としていたんだろうと思う。そういう状態で命を落とすことは、延命拒否や自死とは違って、事故なのではないかとも思う。

 

元嫁のケースでは、命は助かったがその後しばらくは寝たきりで、躁状態と鬱状態を繰り返し、正直僕は

「あの時助からなかったほうが元嫁の為にも良かったんだろうか、」と思ったことも、ある。

 

 

どうやらいつの間にかこの世に産まれてきた、自分で決めた訳でもない「生」

せめてそれを自分で終わらせちゃいけないの? 終わらせる自由は無いの?

生きる権利と同様に、死ぬ権利は貰えないの?

 

僕にはわかりません。

なんで自死がいけないのか。

 

この問題は宗教でも哲学でも、解決できていません。

解決できていたら、話題にはなりません。

 

答えはわからないし、考えは人それぞれ。

死にたいって人を、僕は止める方法を知りません。

その人の人生を全て背負い込むことは、現実不可能だから。

僕はその人じゃ無いから、その人の気持ちなんか分かりっこあり得ません。

想像はできてもね。

 

 

でも、僕にはひとつだけはっきりと分かっていることがあります。

『あなたが死んだら僕は悲しい』

 

件の難病で医師に安楽死を依頼された方も、自ら命を絶ったと言われている俳優の方も、僕は会ったことも話したこともない。ましてや友達でも知り合いでもない。それでも悲しかった。

 

苦しんでいて、苦しみや痛みから逃れる方法が自死しか無いとしても、

本当にその人が心の底から、自らの手で自らの命を終わらせることを望んでいたとしても、

僕には何も出来ないし、きっと助けたり、その死にたいほど苦しくて辛い状況から解放することなんてできないけど、

 

無責任だけど、

『あなたが死んだら僕は悲しい』

 

僕にはひとつだけはっきりと分かっていることがあります。

 

 

 

 

Comment
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2020-09-15 20:20:24ID:207438
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砂鉄の塊【広報活動】

読んでいただきありがとうございます。『俺は悲しい』なんてのも、悩んでる当人からしたら『余計なお世話、ほっといてくれなにもできないくせに!』ってパターンもあるかと思うので悶々ともするのですが、。ありがとうございます。

砂鉄の塊【広報活動】
砂鉄の塊【広報活動】
2020-09-15 17:23:53ID:207414

数年前の『楽しいまま死ぬ』と言って亡くなった少女のニュースに、少なからず共感を覚えてしまった私ですが、
『あなたが死んだら僕は悲しい』
今はこれに尽きると思えます。
新しく私の死を悲しんでくれる人が増えた今が、人生で一番楽しいです🐹
良い記事をありがとうございます🐹

Radio
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2020-09-14 22:42:28ID:207245
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Yuta Nakamura

またねおやすみ〜

Yuta Nakamura
Yuta Nakamura
2020-09-14 22:22:05ID:207243
>>
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レイディオさん、おやすみなさい☺️

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2020-09-14 17:31:21ID:207201
>>
Yuta Nakamura

覚えているも何も、書いたの僕だって知らなかったのかwww でも誰が書いたのかではなく、文章そのものが印象に残ったってのは作文した身としては嬉しいです。でも恩返しなんてしなくても良いのに〜 ま、今後ともよろしくです。

Yuta Nakamura
Yuta Nakamura
2020-09-14 12:58:38ID:207185

えっぱいエナジードリンク飲んで元気も出たし、あのときの恩返しです😊
https://twitter.com/gehari3sei/status/1305353867614285826?s=20
https://twitter.com/crypt_mafia/status/1304416272692604928?s=20

Yuta Nakamura
Yuta Nakamura
2020-09-14 12:54:17ID:207184
>>
Radio

レイディオさん、覚えてますか、僕が最初にコメント残したの... 今NEMログ読み返していてこの記事にたどり着きました。そしたらこの記事の作者がレイディオさんだったという事に今気づいて... なんか最近とても良く接してくださると思っていて、感動したこの記事の削除だったという事に改めてびっくりしています(。>﹏<。)

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2020-08-07 22:24:20ID:201347
>>
Yuta Nakamura

ありがとうございます。僕も書いていて、投稿前に読み返して、自分に感動してました😅

Yuta Nakamura
Yuta Nakamura
2020-08-07 21:04:59ID:201318
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Radio

僕も鬱歴あり、この記事すごいよく分かる。感動した🥺

Radio
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2020-07-27 18:00:18ID:199589
>>
camarade

ありがとうございます。答えは出なくても、向き合わなくてはならない事なんでしょうかね。
悲しむ人はきっといるんですよね。

でも「誰かが悲しむからダメ」と片付けられることでもありませんしね。
そのように押し付けることもできませんし。

個人的には、”僕は”その時がきたら「安楽死」を望むかもしれません。
絶対に望まないとは言い切れません。

自分がどうするかと考えると、望む望まないに関わらずいつ来るかわからないけど必ずやって来るその時にたいしては、「悔いの残らないように日々を過ごす」と言う処方箋しか今の所見つかりません。

この記事を書いた人
日常をRadioのように垂れ流し。最近翻訳ばっかり。