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国内の仮想通貨取引所3社の闇と「日本企業の質は悪くなったのか?」という疑問(後半)

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前半の記事から間を空けるのは良くないので、早めにということで記事を書きました。

前回の記事では以下のようなことをお伝えしました。

 

・貸仮想通貨を行う国内の仮想通貨業者に確認したが、どのような運用をしているのか開示されなかった

・貸仮想通貨で調達した仮想通貨をFXトレーダーに貸しても法的な問題はなさそう

・結局、非開示という謎は残ったまま

 

国内の仮想通貨取引所3社の闇と「日本企業の質は悪くなったのか?」という疑問(前半)

https://nemlog.nem.social/blog/5329

 

今回の記事は、上記の事実の他にも過去の仮想通貨取引所での出来事により感じていた「国内の取引所は信用すべきではない」という理由と、少し話を広げて「現在の日本企業の体質」についても触れたいと思う。

 

【目次】

<2018年の仮想通貨業界で起きたこと>

<国内取引所を信用すべきではない理由1~Zaif~>

<国内取引所を信用すべきではない理由2~ビットフライヤー~>

<国内取引所を信用すべきではない理由3~前回の記事~>

<今年の出来事に対する仮想通貨業界への思い>

<仮想通貨業者だけでなく日本企業に求められているもの>

<企業の質は悪くなったのか?>

<地に落ちた?日本企業の「信用」>

<信頼は決して裏切ってはいけない>

<まとめ>

 

<2018年の仮想通貨業界で起きたこと>

 

まずは、今年起きた仮想通貨業界での事件などをまとめてみよう。

 

思い返してみれば、私が初めて仮想通貨を購入したのはコインチェックの事件前で、ほとんど知識もないまま、たまたま安かったNEMを10万円ほど購入した。

当時のレートは150円くらいだったかと思う。

 

そして、例の事件である。

それを踏まえ、覚えている限りでその後に起きた主な事件を挙げてみよう。

 

・コインチェックNEM流出事件

・金融庁の一斉調査と多数業者への複数回に渡る行政処分

・複数の仮想通貨交換業者の廃業

・Zaifの2兆円事件

・次々に報告されるシステムエラー(不特定多数の業者において)

・ビットフライヤーの入出金停止騒動

・Zaifのハッキング

etc…

 

本当に色々あったが、業界が技術的なアップデートに沸くこともあったし、ネガティヴな話題だけではなかったことも考えると、本当に目まぐるしく様々なニュースで溢れた。

年末を控えた記事のようになったが、この後の話のために金融庁が各取引所に行った主な行政処分をまとめる。

 

・分別管理ちゃんとやれ

・顧客資金を流用するな

・帳簿ちゃんと付けろ

・安全なシステムを構築せよ

・全部ちゃんとやったか報告しろ

 

これに対し、ランニングコストや人材などが確保できなかった業者のいくつかが廃業することとなり、3回行政処分を受けたFSHOに関しては仮想通貨交換業者としての登録が取り消しとなった。

 

<国内取引所を信用すべきではない理由1~Zaif~>

 

唯一NEMが購入できたZaifのハッキング事件は多くの方の記憶に新しいところだろうと思う。

 

代表だった朝山氏についてはファンも多く、今回の騒動について朝山氏の擁護派と非難派で論争となっていた様子も見受けられたが、どちらにしても会社の代表が何も言わずに消えてしまったという事実は変わらない。

かくいう私も「ブロックチェーンとは?」と調べた時に朝山氏の書いた記事を何度も読み返して「朝山さん分かりやすいな~。頭いいな~。」と思っていたし、ある意味ではファンだったと言える。

 

しかし、少しながらでも尊敬の気持ちがあったからこそ、朝山氏の「嫌なら他行ってください」という言葉があった事実を知った時はショックだった。

ただ正直、そんなことがあっても尚「まぁ、Zaifはそのうち大きな会社になるだろう。なんせ朝山さんがいるからな。何か次の大きなことを考えているに違いない」という、無理にでも信じたい気持ちがあったのも事実だ。

 

だからこそ、Zaifの事件は非常に残念だった。

責任者によるアナウンスはあったものの、代表だった朝山氏からのコメントは一切なかった。

 

当然、ユーザーや仮想通貨関係者から「逃げた」の3文字が飛び交った。

過去に金融庁から「システムリスクに対する管理態勢の構築」「利用者保護の管理態勢の構築」といった業務改善命令を2度も受けていたにも拘らず起きた事件であったため、未だユーザーからの非難の声が見受けられる。

そして3度目の行政処分。

業務停止命令にはならなかったものの、ご存知のとおりフィスコに買収され、経営陣は刷新されることとなった。

 

そういえば、0円でビットコインが買えてしまった2千兆円事件は、その後どうなったのだろう…。

 

<国内取引所を信用すべきではない理由2~ビットフライヤー~>

 

ここまででも、何て大胆な事を書いてしまっているのだろうと思っているが、日々の仮想通貨取引所についての情報を総括していくと、どうしても「取引所は信用するな」という気持ちになる。

 

実はZaif以外でいうと、以前から気になっていることがもう一つある。

 

ビットフライヤーの6月の騒動は、以降どうなったのだ。

口座開設時に足りなかった本人確認などを行う必要があったという情報は知っているが、突然入出金を止めたことで顧客に多大な迷惑をかけて大きな騒動となったと記憶している。

しかしそれについて何らアナウンスはない。

一般にアナウンスしない代わりに、個別対応したからOKみたいなことなのだろうか。

 

Twitterも再度確認してみたが、何もなかったように注意喚起文が淡々と更新されているのみだ。

第三者としてTwitterの状況を見るに喧嘩両成敗な印象も受けるが、顧客資産の凍結という事態に何も言わないというのはどういう了見なのだろう。

不思議でならない。

 

<国内取引所を信用すべきではない理由3~前回の記事~>

 

ここまで仮想通貨業者に対する不信を書き綴っただけのようになったが、前回の記事に関する事実も決定打に近い不信の理由となった。

これまで「問合せに対してもダンマリ」「行政処分に対する怠慢」「上記2つの『企業としてどうなんだ』と思われる対応」といった事実や被害者が多発したこともあって、かなり国内の取引所に対しては不信感がある。

そこに追い討ちをかけたのが前回記事の「貸仮想通貨の運用先は非開示」という3社の対応だ。

 

どうも日本の仮想通貨取引所は「隠す」「逃げる」という体質があるようだ。

 

とある人に「仮想通貨の業界は特定の信者のおっかない仕打ちがあるから、発言、気を付けたほうが良いよ」と言われたが、ではその信者と言われる人たちは上記までの事実や出来事をどう思っているのか知りたいところだ。

 

どちらにせよ、国内の仮想通貨取引所の信用はガタ落ちどころの話ではないという認識なのは私だけではないだろう。

 

<今年の出来事に対する仮想通貨業界への思い>

 

今年起きた仮想通貨取引所での出来事に対して思った、私の正直な気持ちはこうだ。

 

「取引所って何でそんなに杜撰なの?」

「顧客資産預かってるのに何やってんの?」

 

実はこの記事を書く前に「何を書くべきか…」と色々考えていたが、「そもそも、未だ仮想通貨に関わっていない人は、これらの企業をどう思うだろうか」という疑問が湧いた。

 

その回答を得るために、最も参考になるのは「NEMは悪くない!」という声だろう。

 

そう、世間一般の人にとっての仮想通貨は「仮想通貨は危ないもの」「取引所のシステムは脆弱」という2点に集約されるのだ。

未だ仮想通貨は「投機対象」という色が強く、それ故に各取引所は一般ユーザーの信用を取り戻すことに注力してきたし、新たな協会も作られた。

しかし、そういった仮想通貨業界の努力を朝山氏はポコンと蹴っ飛ばしてしまった感が否めない。

 

私は、いい加減こんなは最後にしてもらいたいと思っている。

 

<仮想通貨業者だけでなく日本企業に求められているもの>

 

さて、以上までの話から「で?お前は何が言いたいの?」と思われた方もいらっしゃるかと思う。

 

端的に言うと、ここ最近で「日本の企業は質が悪くなったのか?」と思ってしまうことが多いということだ。

詐欺の手口が巧妙化したからそう見えるのかもしれないし、単に私がメディアに踊らされているだけかもしれない。

ただ「何やってんだよ」と思わされる事案は、仮想通貨業界に限った話ではないのだ。

 

先ほど、仮想通貨に関わりのない人が様々な事件についてどう感じるかと書いたが、もう一つ「他の日本企業についてはどうだろう」という疑問がある。

これは想像でしかないが、以下のような感覚で企業を見ている人が多くないだろうか。

 

「会社というのは世間に無償で便利なサービスを与えてくれる、当然のようにそこにあるもの」

 

文字にしてみると何とも危ない考え方に思えるが、私がまだ世間をよく知らなかった頃は少なくとも上記のような感覚だった。

スーパーに行くと何故か食べ物を配っているし(マネキン)、無料で化粧品のサンプル送ってくるし、口座開設するとお金をくれる。 

 

恐らくだが、仮想通貨の取引業者に求められているのも、そのような顧客満足なのだろう。

 

<企業の質は悪くなったのか?>

 

では、仮想通貨業界だけでなく、ここ最近の事件を見た時に果たして企業の質は悪くなったと言えるだろうか。

私の時間の都合もあるため過去の事件や犯罪件数などを調べる事はしないが、一つ「なるほど」と思えるものがある。

 

少年犯罪は「凶悪化」も「増加」もしてない!? マスメディアが決して報じないこと

 

上記は大妻女子大学講師の牧野 智和さんが書かれた記事です。

私と違って立派な肩書を持つ方です。

同じ歳くらいなのに凄いですね。

若いころの過ごし方の違いでこうも世間からの見方が変わるのかと感じます(笑)

 

それはさておき、記事は一昨年書かれたものではありますが犯罪率と記事数のデータが載っています。

キレイに犯罪件数と事件の記事数が反比例するかのように交差していますね。

 

これを基に結論を出そうというわけではないが、今や非常に多くのメディア媒体が存在することを考えると「企業の不祥事」がやたらと過激に報じられている部分はあると思う。

それによって「世も末だな」「日本の企業はダメになったな」と感じる人が多くなっている可能性は十分にあり得る。

 

いつか気が向いた時に、データでもあればその点は詳しく分析してみたいと思うが、今は予想の範囲に留めておこうと思う。

 

<地に落ちた?日本企業の「信用」>

 

さすがにアラフォーともなると俗に言う「汚い企業」というのは嫌でも目に付くし、実際に体験したことも数多くある。

しかし、そんな日本企業の多くは…

 

「私たちは、社会に貢献し、公正公平な取引と…云々!」

 

なんて社訓を掲げていたりする。

だからこそ、公正さや謙虚さ、透明性などを欠いた事実が発覚すれば一般人の感覚からすると叩かれて当然と言えるだろう。

まぁ、ブラック企業でも上記のような社訓を掲げている会社は多くあるから、単なるポージングとして見ているが…。

 

とはいえ、最近の企業の一般人やユーザーに対する姿勢は傲慢だと思わざるを得ない。

 

前回、スルガ銀行の件を少し書いたが、あんなの話にならない。

 

「お前の家族皆殺し!」

 

実際に第三者委員会が公表した社内のパワハラに関する事実だ。

しかし、都合悪くなったら創業家はダンマリ。

各役職を退任したことで許されるなんてどこぞの政治家のつもりだろうか。

 

不動産関連のライターであるからこそ目に付くことは他にもある。

レオパレスも大変な問題を抱えた企業だと思うし、TATERUについてはリアルエステートテックに未来を感じていた人からすると裏切られた気分だろう。

企業ではないが、特に今年はスポーツ業界で何かと汚さを感じる出来事も多かった。

マスメディアの報道に対しては「おい朝日!偏向報道は犯罪なんだよ!」なんてものもあった。

 

<信頼は決して裏切ってはいけない>

 

実は私も、日頃からあらゆる記事を執筆する中で「いや、それ書いて大丈夫か?」と思うことを要求されることがある。

そんな時どうするかというと、特に問題ないだろうという私の判断で言われたとおり書くこともあるし、嘘ではない言葉に変換して書くこともある。

時には「それ、ヤバくないですか?」とこちらから拒否することもある。

どちらにしても「嘘ではない」「ある程度誘導すること事」を最重要として執筆している時点で、私も上記のような企業とあまり変わらないかもしれない。

実はクライアントにも内緒だが、記事内に「これ気を付けてね!」とも読み取れるような文面をこっそり挿入することもある(笑)

 

世の中のもの全てにおいて善悪の線引きすることは難しい。

しかし、サービスを提供する側や情報を発信する人においては、発信後に人に与える影響の度合いを考えたほうが良いのは言うまでもないし、当然、明らかに人を欺くような行為で儲けようなんて甚だナンセンスだわよ!(←パクリ)

最近、サロンと呼ばれるよく分からない集まりや特定のブロガーが激しく叩かれていることを思うと、超えてはいけない一線を越えてでもお金を優先した結果なのだろう。

 

常々、というか私が絶対に決めていることがある。

それは「生涯、人との信頼関係を保ったまま死にたい。」ということだ。

この偏屈な記事をお読みいただいている方は、以下2つのうちどちらかを選べと言われたらどちらを選ぶだろう。

 

・「あ~あ、あんなことしなきゃよかった…」と思いながら死ぬ

・「あ~、全然上手くいかなかったけど、色々あって楽しい人生だった!」と思って死ぬ

 

上手くいかないなら生きているうちに修正していけばいい。

私は何かとスロースタートな人間だが、何ら成功しなくても、死ぬときくらいは「自分は頑張った」という甘っちょろい褒め言葉を自分に与えて死ねれば良いと思っている。

 

少し話がズレたが、日本だけでなく、現代社会はまさにパラダイムシフトの真っ只中にある。

これまでの中央集権型の社会から、自由や分散がもてはやされるようになった。

そんな中であっても、今後も引き続き必要とされていくのは「信頼」だ。

 

一般人に対する企業の姿勢が傲慢に思える今だからこそ、中身は薄くとも信用できる企業というのが求められているのではないだろうか。

 

<まとめ>

 

後半の記事は、主観が入り混じった記事となってしまい、大変申し訳なく思います。

極力、偏向することなくニュートラルな視点で書こうと思いつつだったが、今の日本企業に対する一般人の意見として1㎜くらいの価値を付けることができただろうか。

 

今や日本の企業というのは「お金」にウエイトが移り過ぎてしまっている。

最近「御用聞きをすると高齢者が商品を買ってくれる!」と聞いたのか、近所の大手スーパーが似たような事業を始めた。

さすがに「この会社いい加減にしろよ!自分とこのスーパー事業の大赤字を改善してからにしろ!」と、余計なお世話な感情が湧いた(笑)

何故なら、何をやってもお金が最優先の薄っぺらい事業にしかならないのを内部的にも外部的にも知っているからだ。(この辺の事情はあんまり話せません…)

 

最後にまた話がズレたが、私は仮想通貨は法定通貨に代わるものとは思っていない。

しかし、今後はその存在の重要度は増してくるとは思っている。

せめて仮想通貨の取引所だけは、日本のダメ企業の二の舞となってほしくない。


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仮想通貨 企業 nemlog ネム nem XEM 事件 行政処分 不正
2018-10-16 00:01:06
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ZEM🐳ZEM 返信 コメント日時:2018-10-16 01:42:40ID:4066

・w・ノはい!今回も凄く勉強になりました!また、楽しみにしております!


KATAKUNA 返信 コメント日時:2018-10-16 00:39:38ID:4056

>ZEMZEMさん
P2Pは凄くいいことだけど、始めた限りは責任持たないとですね。


ZEM🐳ZEM 返信 コメント日時:2018-10-16 00:31:39ID:4055

・w・日本の『企業』だけじゃなかたーり、薄い事業なんて・・・おぉっと誰かきたようだ!


この記事を書いたNEMber

KATAKUNA
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不動産、金融関連の記事を書いております。
15年位前まで賃貸、売買、投資用不動産の会社に勤めていましたが、激務とストレスで死にかけて退職。
その後、契約社員などで適当に働くも、クラウドソーシングを知り「不動産屋にいた時の経験を活かせるな」と記事を書き始めたところ、比較的に好評。
今は、不動産や金融系のフリーランスライターを生業としています。

正直に言いますと、宅建を始めとして、FP、証券外務員、簿記など各資格の勉強はしましたが一切取得しておりません。
というか「お前にそんな時間あんのか?」という理由で取らせてもらえなかったのもありますし、しょーもない家庭の事情で自分の時間が全く取れなかったというのもあります(笑)

とはいえ、知識は知識。
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