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【NEM技術勉強会】私的委任ハーベストノード選択基準【Symbol】

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2021-04-10 16:29:58
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委任ハーベスト、ハッキリ言ってなんだか難しいですよね。最新版のウォレットを使っても、目的のノードにたどり着けたり着けなかったり。なんで、こんな仕様になっているのか、疑問に思ったことはありませんか?その疑問に答えるために、委任ハーベストの目的から独自解釈も交えて紐解いていきましょう。委任ノード先選びの参考にしていただければ幸いです。


1. リスク分散の原則

  • より多くのノードがハーベストに参加すれば、ノードをハッキングされた場合のリスクが減る
  • 様々な地理的位置にノードが分散すると、建物への侵入や災害による破壊などの物理的攻撃に強くなる
  • インポータンスが集中するノードには高性能・高セキュリティが求められるがそれには限界があり、どんなサーバーも故障やハッキングのリスクがある

これらのリスクを避けるためには、より多くのノードに均等にインポータンスを分散させれば良いのです。そしてこれが、委任ハーベストがややこしい仕様になっている理由のひとつです。ではなぜ、ウォレットのノードURLリストには、ノードの一部しか出てこないのでしょうか?その選択基準は何なのでしょう?

2. 委任先ノードリストをつくるのは「評判システム」?

ウォレットの仕様が公開されているわけではないので、ここからは、可能性の話になります。ウォレットの委任先ノードURLリストはノードから直接手に入れることができます(ibone73のピアノード)。Symbolでは、ノードは内部に自分が接続するノードのリストを持ち、それは評判システムによってランク付けされています。まず、ngl-beacon, ngl-dualとかngl-peerが付いたノードは特別で、これらはプログラムに組み込まれているビーコンノードや、ほぼ確実に接続できるノードになります。これらのノードのどれかが必ずリストに入ってくるのはそのためです。その他は、より安定した通信と正確な処理を長時間維持しているノードほど評判が上がります。この評判の高さによって、ノードは他のノードと仲良しになり、優先的に接続を試みるようになります。これがざっくりとした評判システムのしくみです。

 

なのでハーベスティング画面のノードURLリストに出てくるノードは、この仲良しリストなんじゃないかと思いました。リストが評判システムに基づいて構築されているとすると、立ち上がって間もなかったり、通信やサーバーの状態が良くないと判断されているノードはリストに出てこず、委任されにくいようになっているはずです。しかし、Symbolのドキュメントには、 list of peers visible by the node(ノードから見えるピアのリスト)としか書いてないので検証するしかありません。

 

例えば、相互にリストに入っているノードはどの程度存在するのかや、リストの内容は、6時間後、12時間後にどの程度変化するかを確かめてみました。結果は、相互にリストに入っているのは1/3程度ありました。しかし、これらはnglノードを含めてほとんどが12時間後には入れ替わりました。つまり、ノードの品質は関係あるかもしれないけれど、常にシャッフルされている非常に流動的なリストであるということです。ブロックチェーンの中に通信状態が良いノードだけで閉じた世界ができるとフォークする可能性があるので、これはSymbolの仕様と考えた方が良さそうです。

 

ですから結論は「リストに出ているノードから適当に選べばよい」ということになります。

3. リストに出てくるノードいろいろ

さて、ノードURLリストは、ノードの品質を多少反映しているかもしれませんが、常に入れ替わっているようです。そして、リストにはたくさんのノードが入っています。しかも、これが信頼度順だったら良かったのですが、残念ながら名前順です。ならば、リスク分散を考えてできるだけ多様なノードを選ぶ基準を、個人的な感想を交えながら順番に見ていきましょう。コメントはあくまで個人的な意見ですのであしからず。

  • 0から始まるノード。いわゆるリストの上位に出てくることを狙ったノード群がここに多く含まれています。ただ最近は、数が増えすぎてその意図が見え見えになっているため逆効果なような気がします。
  • その他の数字で始まるのは、IPアドレスが多いですね。まだ工事中な感じがします。もちろん隠された意図があるのかもしれません。
  • 一番下にずらっと並ぶのがxymで始まるAllnodes群。テストネット時から大きな貢献をしてくれたノード群です。ただし、NEMTUSのストレステストでDaoka砲になぎ倒された記憶が鮮明すぎて、、、均質なノード集団ですからトラブルに弱い印象があります。
  • その他のアルファベットで始まるノード。独自ドメインを取っているノードがこれになります。数は少ないですが、中身は多様でオンプレサーバーだったり、VPSだったりします。多様性という観点から、一番応援したいノードです。yやzで始まるノードがAllnodesの下に隠れていますから、こちらも見てあげましょう。委任数が少なかったら積極的に委任したいノードです。

ストレスの溜まる委任先選びも、こうやって視点を変えてみると、ちょっと面白いと思いませんか?そして、委任ハーベストの基準も「人気がある」や「儲かる」から、Symbolの安定性に「貢献する」に切り替えていくと、ブロックチェーンについての理解が深まり、長期的な視点でSymbolを使ったサービスが社会に浸透していく手助けになるのではないかと思うのです。数多くのノードが活躍することは、インフレボーナス減少後にもネットワークを長期間維持するのに必要です。そして、委任ハーベストでスタートアップ企業が建てたノードを応援すれば、その企業が提供するサービスによってSymbolに大量の手数料が還元される未来だって期待できるんです。

 

でも、現在一番の問題は、委任したいノードを見つけても、委任できないウォレットの仕様。委任を変更するたびに、XYMを失うリスクになっています。これが無くならない限りは、インポータンスの流動性は上がらないでしょう。次回の記事はこの問題について分かる範囲で書こうと思います。

 

目指せ北海道

Writer
趣味はバイクでツーリングしながら、ブログを書いたり、動画配信したりすること。 ラズパイをバイクに積載して、ボタン一つでYoutubeライブ配信できるシステムを作りました。それを発展させて、XEMの価格を常時監視、取引するボットも作って活用してます。子供の頃から技術書を読むのが好きなので、NEMの技術文書を訳したりもしています。 本業は再生医療研究者です。歯の神経の中にいる「歯髄(しずい)細胞」を活用して新しい医療を開拓するために、しずい細胞プロジェクトを推進中。細胞の流通(トレーサビリティー)管理にNEMを使おうと思ってmijin v.2を導入したんですが、コロナで実用化が全然進みません。管理システムの名称は「ShizuiNet」。

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