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「福岡・博多の屋台について」現役屋台まんの話し。

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はじめてnemlog書きますです。あべです。

福岡で屋台や飲食業に関わり、あれこれやってます。宜しくお願いしまっす。

twitter:くりぷとあべ氏。


 

さて、先日11/4に、福岡市長選挙に向けPoliPoliを使ったアイディアソンイベント「The Ideathon Fukuoka」が、さくらインターネット福岡で開催されたそうでして。

その中で「福岡の屋台の課題」がテーマで話し合われたそうな。twitterリンク(あべは現地に居なかったので以下は画像からの考察です)若い世代が地元の事を考える機会があるのは素晴らしく、議論が活発に行われて欲しいと願います。

 

それではまず「福岡の屋台の課題」の画像に書かれている文字を見てみます。

 

(屋台の)現状・問題点

・汚い・トイレがない・狭い・場所が分かりにくい・高い・味がそこそこ・回転率が悪い・雰囲気重視・値段が不透明

「現地の人は使わない・観光客向き」@屋台の存続・再開発

屋台フェス開催

 

と書かれております。では、現役屋台マンのあべが「福岡の屋台の課題」についてお話しします。

 

・汚い

むん。。早速でました。これは正直、店舗の努力次第だとは思います…が、屋台は通常の店舗に比べると給排水設備が不十分で、屋台のエリアによって給排水の有無にバラつきがある為、清掃が追い付かない現状もあります。また、屋台は日中、定められた営業スペースから離れた駐車場に置かれており、店舗により異なりますが300kg近くある屋台を動かし、展開し、営業します。毎日お店を作って解体するのです。毎日がイベント出店状態で、整理整頓は二の次になりがちですね。

また、運ぶ荷物を少しでも少なく、軽くしたいとの思いから、食器類は使用後"軽くすすいで再使用"する屋台も散見されます。僕の営業する屋台けいじの「警固エリア」は、給排水設備は無いので、水は毎日ポリタンク3つに入れて現地に持ち込みます。食器類は営業中に洗う時間もなく、すすぎ程度の洗いでは僕がイヤなので1日に必要な食器類を50セット持ち込んでいます。

やはり、整理整頓・清掃に関しては各店舗の努力次第だとは思いますが、不十分な環境の中で営業している事を解って欲しいとも思いますし、がちゃがちゃしてるカオス感も屋台っぽい!!と思います。

 

・トイレがない

無いよ!!屋台の中にはトイレ無いよ!!屋台狭いもん!!です。なので、屋台に行く時は事前にトイレは済ませておくか、近隣のコンビニや店舗のトイレを使ってください。近隣店舗のトイレ使用に関しては、僕ら屋台側から使用させて頂く旨を事前にお話ししていますし、たまに袖の下から飴玉を渡していますので安心してください。また、近くのトイレの場所が解らない時は店主に聞けば教えてくれるはずです。トイレの設置に関して、屋台は「道路・国の土地」で営業している為、屋台営業者側では用意できないのです。トイレには余裕をもって…

 

・狭い

僕も狭いと思います。でも、狭いので「従業員と客・客同士の距離感が近い」から屋台は楽しい!!とも思います。また、屋台の広さは「幅3m×奥行2.5m」と厳格に定められており、この空間にお客さんの座席や囲い、調理場、調理器具等のコンテナなど、屋台に関わるもの全てを収めなければいけません。営業時間外は「幅2m×奥行1m」にまとめて駐車場等に収容する決まりもあり、今以上の拡大はできません。狭さが屋台の良い所と思って頂ければ幸いです。

 

・場所が分かりにくい

福岡市が提供する、福岡市公式シティガイドに「福岡博多屋台マップ」が有りますので参考にしてくださいね。

※福岡市公式シティガイド:YOKANAVI)

僕の知る限りでは156店舗でしたが…公式には103店舗の屋台が有り、有名な屋台街は中洲・天神エリア。中洲・天神エリアは立地とアクセスが良いので観光客が多く、都心部近郊エリアの屋台は地元客が多いです。屋台によってサービスや料理に特色があるので開拓するのが楽しみだと思います。

屋台には独特なルールが数多く有り、中でも"屋台指導要綱"で「屋台営業者の占用許可に係わる権利義務は、継承できないものとする。ただし、占用許可を受けた屋台営業者が死亡し、又は長期療養やその他やむを得ない事由により屋台営業を継続することが困難である場合において、屋台営業による収入により主たる生計を立てている者(原則として当該屋台営業者の配偶者又は直系血族の子である相続人に限る。)が自ら屋台営業を行うときは、この限りでない」また、「占用許可を受けた屋台営業許可者は、占用許可に係わる権利を他人に譲渡し、転賃し、又は担保に供してはならない」という決まりもあります。この"屋台指導要綱"によると、屋台営業者が病気や高齢化によって営業継続不可能になった場合、現在の規制のままでは屋台は消えていく一方なのです。

 

・高い

これは店によって異なると思いますが…毎日イベント出店状態の重労働と、給排水設備と調理設備が不十分な為、営業時間内での仕込みは不可でトータルの労働時間が長いから、かもしれません。働き方改革?ブラック企業?屋台はマッドブラックじゃ!!ってくらい正直大変です。なので僕はコストを下げる為、基本すべてのオペレーションを1人でやる様にしてます。飲食物の値付けに関して、飲食業界は基本原価30%で計算し値付けしますが、店によって値付けの考え方は様々です。また、屋台では、価格表記の無い飲食物・時価での販売は禁止されています。

「値段が不透明」の項目も有るので併せて…触れない訳にはいかないと思いますので、ぶっちゃげて書きます「ぼったくり」について。

屋台でのぼったくり。これは本当に店舗の考え方次第で、全ての屋台が対象ではありませんし、極めて少ないですが「ぼったくりはあり得る」です。これは、屋台に限らず飲食業界全てにおいて言える事だとは思いますが、料金の上乗せを行う店舗は有ります。残念ですが。

屋台でぼったくりの話が出るのは話を聴く限りでは"観光客が多くぼったくりをしても後のトラブルになりにくい" "労働時間と労力が通常店舗より過酷で正規の金額では割に合わない"と感じているからです。また、屋台の場合は店が狭く、客同士が近くなるとグループ同士がくっつき、混ざり、どこからどこまでがどこからの注文でどこに伝票をつけるのか、店側がわからなくなるケースもあります。それに「あのお客さんに一杯飲ませて」とサービス精神旺盛な方も居て会計がグチャグチャのまま請求されるパターンもあるようです。

実は、僕が屋台でキャッシュレス、カード決済、NEM決済導入を推す理由はココに有ります。屋台けいじで提供する飲食物は全て店頭にて金額表記していますが、トラブルを避ける為に注文・会計・請求はPOSタブレット端末で管理し、希望者にはレシート・領収書をお渡しします。仮にトラブルになっても、内容を証明できる環境を構築したいのです。楽しい思い出をお金のトラブルで壊すなんてあってはならないと思ってます。なので、屋台を利用する時は、必要に応じて支払方法、金額表記の有無、レシートの発行有無を確認してから利用すると安心だと思います。

ってか、福岡市公式シティガイド…屋台けいじキャッシュレス対応・レシート発行・NEM決済してるのにマップに何も書かれてないじゃんかよ。。。

 

・味がそこそこ

頑張れ!!屋台頑張れ!!あべも頑張ります!!

 

・回転率が悪い

屋台は飲み食いするだけの場ではなく、コミュニティースペースだと感じます。従業員と客、客と客、会話をながら飲み食いする空間だと思います。屋台=飲食店<屋台=エンターテインメント施設と僕は考えています。回転率が上がると売り上げは上がりますが、目の前のお客さんを大切にしたいですね。

 

・雰囲気重視

うーん。良く解らないですが…屋台っぽさは演出していけたら良いな…とは思ってます。

 

・現地の人は使わない・観光客向き

これは、立地とエリアによって状況は異なりますね。屋台けいじは9割が地元客か常連客で、むしろ、観光客カモン!!です。地元の人が屋台に行かない理由は「汚い・値段が不透明」のイメージが強いからでしょうか。福岡は近年、急激に人口が増え、海外からの渡航者も多いですが、福岡に来て何する?状態です。九州の中では栄えている都市だと思いますが、市内で観光となるとやはり屋台がメインになると感じています。観光客が増えると待ち時間の延長が発生するので地元の人は離れる。これはどこの都道府県、どこの飲食店でも言える事ではないでしょうか。

 

・屋台フェス開催

マジか?!やんのか?!やれんのか?!イベントはちかっぱ大変やぞ。やるなら、屋台をテーマにした飲食店の出店ではなく、ガチな屋台のフェスで頼むぞ。まず、前記したように屋台は「毎日がイベント状態」です。屋台の大半のエリアは都心部に集中しており、普段から観光客が来ているので、わざわざ別の場所に出向き出店するメリットがそんなにないのでは?と感じます。僕は参加したいですが…。でも、屋台運営側からのアプローチでは腰が重たい業界なので、外的アプローチは大いに歓迎したい気持ちです。是非とも実現して頂きたい。

 


 

ここまで長々と書いてきましたが、お付き合い頂きありがとうございます。

僕は飲食業に身を投じてから長く、屋台の大将(店長)として働く今でも、屋台以外に2店舗の運営をしていますが、屋台は本当に特殊な仕事だと日々感じます。昭和20年初頭に登場した屋台はGHQの取り締まりによって一時は全廃したものの、昭和30年に「許可制」になって再稼働。全盛期には400軒もの屋台がありましたが、地下鉄の建設工事等によりやむなく閉店した店舗や"屋台指導要綱"によって、高齢化し閉店した店舗も多くあります。戦後、福岡の労働者を迎え入れてきた屋台は、今となっては老害扱いされることもしばしば…。

僕は屋台けいじの大将(店長)として、利益より伝統・文化を次の世代に伝える為に仕事をしていますが、屋台は高齢化、重労働により縮小し"屋台指導要綱"や、さまざまなルールによって動きにくい部分と、行政や国土交通省の許可と協力がなければ改善されない部分も多くあります。1996年8月に「屋台問題研究会」なるものが発足し、屋台を都市問題としてとらえ、今後の屋台のあり方について幅広い観点から検討する機関も設けられましたが、先行きは不透明です。屋台は福岡らしさの一つ、観光スポットとしての貢献していることを認めて頂き、外側からのアプローチと若い世代からの理解と協力を願います。不甲斐ない部分と人間的に未成熟な僕ですが、あれこれ頑張ってみます。

PoliPoliを使ったアイディアソンイベント「The Ideathon Fukuoka」内で屋台の話しが出た事に深く感謝します。ありがとうございました。

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Comments from NEMber
sasuke0025
2018-11-06 04:22:17ID:6305

屋台、博多弁、女の子、
サイコーじゃないですか!!

投げNEMさせて頂きました!! 広がれNEMの輪!!
ボクのnemlog記事です。良かったら読んでください。https://nemlog.nem.social/blog/6376

クルーゲ
2018-11-05 19:59:47ID:6187

他県の方に聞くと、屋台=安いと勝手に思う人が多かったです。
店舗での価格と変わらない=高いと思ってしまうみたいです。
修羅の国と言われても、福岡は日本で、物価も日本なんですよ。

NEMber who posted this article

NEM決済とNEMを使った支援活動"保留ラーメン"を行う福岡の屋台「屋台けいじ」大将のあべです。
twitterプロフィールにも書いてますが、料理人(イタリアン/フレンチ/屋台)・宮大工(2級建築士)・デザイナー(建築/インテリア/POP/DTP/WEB)・カメラマン・絵描き・元SE・NEM推し・パンツ履かない人、などなど…何でも頑張るマンで、転んで複雑骨折しないと理解できない残念な男です。
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