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新規・ライトユーザー向け Symbolの安全なハーベスト設定方法

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2021-10-09 17:33:24
55900 mXYM
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今まさに取引所のSymbol(XYM)をウォレットに送金し、ハーベストの設定をしようと考えている方へ

まず、ウォレットの操作はさまざまなリスクを伴うということを理解していただくことが大切です。
ブロックチェーンは誰かが管理しているものではなく、不特定多数のユーザーの参加によりダウンせずに維持されている「非中央集権」の技術になります。
つまり、何かトラブルが起きたときに他者が介入することが極めて難しいのです。
あなたの操作のひとつひとつに対して、その責任のほとんどはあなた自身にかかります。
●異なるアドレスへ送金してしまった。
●秘密鍵をなくしてしまった。

●思わぬ送金請求に署名(送金の同意)をしてしまった。(SPAM)
など、さまざまなリスクが存在しますが、リスクは「よくわからないものは怖い」ものになります。
リスクを理解すれば「対応できるからそれほど怖くない」ものになります。
あなた自身の資産をあなた自身が危険に晒すことが無いよう、注意点に重点を置いてまとめておきますので参考にしていただければと思います。

1~3…ウォレット導入基礎
4~ …ハーベスト設定
目次

1:Symbolウォレットの導入
2:ウォレットの見方
3:秘密鍵の重要性とバックアップ
4:取引所からの送金
5:インポータンスの確認
6:委任ノードの探し方
7:ハーベストの設定とその中身
8:委任状況の確認
9:ハーベスト通知を受け取る方法
10:ハーベスト関連の便利ツール
11:安全にウォレット情報のみを確認する方法
12:ハーベストの獲得頻度(目安)と枚数
13:ハーベストの税務上の扱い
14:Symbolについて理解を深める

 

 

1:Symbolウォレットの導入

はじめに
Symbolウォレットはデスクトップウォレット(PC)とモバイルウォレット(スマホアプリ)がありますが、安全性、利便性等を見ると圧倒的にデスクトップウォレットが優れています。
ウォレット=資産を管理するためのツールですので、PCを持っていない方も、今後も継続的に仮想通貨に触れる可能性があるのならばPCを導入することをおすすめします。

今回は推奨するデスクトップウォレットで解説していきます。
モバイルウォレットにおいても一連の流れは同じですので、流れと語群の理解を深める際の参考にしていただければと思います。
また、ウォレット作成時には他者に公開してはいけない情報が大いに含まれます。
●マルウェア等に感染している恐れのあるデバイスを使用しないこと
●フリーWi-Fi等広く公開されているネットワークは使用しないこと
こちらの2点はウォレット作成における最低限のリスク管理として確認をお願いします。


最新ウォレットはこちら
https://github.com/nemgrouplimited/symbol-desktop-wallet/releases

ウォレットは必ず最新バージョンのものを導入しましょう。
また、新バージョンがリリースされたら都度アップデートを行いましょう。
最新のものはより使いやすさが向上され、バグ等も改善されています。


上記サイトにアクセスし、少しスクロールすると以下の項目が出てきます。

21/10/9現在は1.0.7が最新バージョンになります。
画像のとおり、自身のお使いのOSに合ったものを選び、ダウンロード⇒インストールと進みます。


インストールが完了したら、Symbolウォレットを起動します。

あなただけのウォレットを作ります。
画像の、『プロファイルを新規作成』を選択します。
(初期は英語表記ですが、画面一番右上に言語設定がありますのでそちらで日本語を選択します)



プロファイルを作成』を選択します。

プロファイルのインポート』はすでにウォレットを復元するためのデータを持っているときに使います。
ウォレットをインストールしなおした際にはそちらから復元します。
今回はまったく新しいウォレットを作成しますので、プロファイルを作成を選択します。
Ledgerにアクセス』は、Ledger Nano Sという、端末の外で署名を行うハードウェアウォレットを使用する場合にのみ用います。
中級者向けになりますのでこの記事では省きますが、Leger Nano Sを用いる方は、YUTOさんのこちらの記事が参考になります。

?プロファイルとは?

Symbolの各種ウォレットをひとまとめに管理できる入れ物です。
Symbolウォレットでは複数のウォレットを1つのログインアカウントで管理することができます。


プロファイルを作成していきます。

プロファイル名の入力
…任意の名称を入力ーログイン時に選択する際の名称です。ブロックチェーン上には公開されず、ウォレットを管理するための名称ですので、使用用途のわかる名称にしましょう。

ネットワークタイプ選択
…SymbolMainnetを選択

パスワード
パスワードの再確認
…プロファイルにログインするためのパスワードになります。ウォレットの設定変更や送金の際の署名にも同じパスワードが求められます。安全性を重視し、管理できる範囲で複雑なものにしておきましょう。

パスワードヒント
…プロファイルにログインする際に画面上に表示されます。自身のみわかるもので他人に推測されにくいものを設定しましょう。パスワードを忘れる心配が少なければ未入力でも進めます。


?ネットワークタイプ Testnetとは?

NEMcolor説SymbolTestnetは名前のとおりテスト用のネットワークです。
MainnetとTestnetはほぼ同じ動作をしますが、チェーン自体が異なるためTestnet内のXYMをMainnetのアドレスに送ることはできません。
動作のテスト、設定のテスト等実施する際に利用されます。
MainnetのSymbolアドレスは『N』から始まり、TestnetのSymbolアドレスは『T』から始まります。

 

?パスワードを忘れてしまったら?

最初に書いたように、ブロックチェーンは誰かが管理しているものではありません。
パスワードを忘れてしまったらもちろんログインや送金ができなくなってしまいますが、プロファイルを一度削除し復元すれば再度パスワードを設定し、通常通り使用することができます。
プロファイルを復元するには、作成時に出てくる『ニーモニック』が必要です。
『ニーモニック』無しでプロファイルを復元することは不可能ですので、ニーモニック=資産そのものと考え必ずバックアップし、オフラインで厳重に保管しましょう。



入力が完了したら次へ進みます。

マウスの動きをもとに、プロファイルと紐づいたニーモニック(復元フレーズ)が生成されます。
マウスを動かすと%があがっていくので、100%になるまで動かしましょう。


100%までたまるとニーモニックが生成され、画面が自動的に移行します。


!!!ここで必ずダウンロードをクリックしてバックアップファイルをダウンロードしてください!!!
paper-wallet-"設定した名前"】というPDFファイルがダウンロードできます。

PDFファイルの内容はこちらです。

これはペーパーウォレットと呼ばれるもので、今回作成したアドレス、およびプロファイルを復元するためのニーモニックが記載されています。
印刷する等して、見られない、盗まれない、なくさない場所にしっかりと保管しておきましょう。
ニーモニックの記載されているペーパーウォレット等はオフラインでの保管がおすすめです。
ネットワークに繋がっているデバイスでの保管は推奨されません。
不本意にマルウェアに感染してしまった際、ニーモニックが流出してしまう可能性があるためです。
USBメモリ等の保管もおすすめですが、USBメモリ自体のデータが消失したり破損するリスクもありますので、印刷+USBメモリ、等複数の方法で複数の場所に保管することをおすすめします。
大量の資産を保管する方は銀行の貸金庫等を利用することも検討されてください。

?ニーモニックとは?

プログラムを実行させるための機械語(数字の羅列)を、プログラミングしやすくするための簡略記憶記号に変換したものです。

Symbolウォレットにおいてはプロファイルをまるごと復元するために用いられ、24個の英単語で構成されています。
ニーモニックを知る人=資産に対する権利を持つ人、という認識を持ってください。
人に知られることはその人に資産を自由にさせることであり、なくしてしまうことは資産に対する権利をなくすことと全く同じ意味になります。
同様に、何かしらのサービスを利用する際、ニーモニックや秘密鍵の入力を求めてくるものは詐欺である可能性が非常に高いです。
ニーモニックや秘密鍵を教えるということは、そのサービスに自身のウォレット内の資産を自由にさせることと同じ、と理解しておけば被害に遭うリスクを下げることができます。



次へ進むとニーモニックの確認画面になります。

先ほどバックアップしたニーモニックを確認しながら、同じ順番になるように単語を選択していきます。
単語の順番が正しければ右上に「正しいニーモニックです」と表示されます。


次へを押すとプロファイルが完成します。

内容を確認し、『同意します』にチェック⇒完了 でプロファイルの作成が完了します。


完了させると自動的にダッシュボードへ画面が移行します。
作成したばかりのあなただけのプロファイルですが、もちろん残高は0です。
早速操作していきたいところですが、『いざという時』のために必ず実施しておきたい『復元確認』を行います。


画面右上の設定を選択し、設定画面を開きます。



プロファイルの削除を選択します。
本当に削除していいか、バックアップを取っていない場合は削除するな、と確認画面が出ますが、バックアップが取れているか再度確認したうえでそのまま削除してください。

この設定画面ではデフォルト手数料や言語の設定、プロファイルのパスワードの変更等が実施できます。
基本変更することはありませんが、必要に応じて復元確認後に設定するといいでしょう。


プロファイルを削除すると、最初と同じようにログイン画面になります。

ここで再度『プロファイルの新規作成』を選択します。



今度は『プロファイルのインポート』を選択します。



新規作成時と同様にプロファイル名、ネットワークタイプ、パスワード等を入力および選択します。
先ほど作成したプロファイルをそのまま復元する作業となりますので、内容は同じで問題ありません。



赤枠にバックアップしたニーモニックの24単語を入力していきます。
スペースボタンで単語確定となりますので、スペルに注意しながら順番どおりに入力していきます。


入力が完了し、次へを選択すると疎通するSymbolアドレスが10個出てきます。

バックアップしているSymbolアドレスがあるか確認し、該当アドレスを選択しましょう。
該当するアドレスが無い場合、ニーモニックが間違っていますので、一度戻り 単語およびスペル、順番を再度確認しましょう。
サービスごとに利用アドレスを分ける等、複数のアドレスで運用したい場合、ここで複数選択してアドレスを追加することも可能です。
選択したら次へ⇒同意にチェックをし『完了』すれば復元確認は終了です。

?疎通するアドレスとは?

Seed Addressとも呼びます。
Symbolでは1つのニーモニックに対し、紐づくアドレスが10個生成されます。
ニーモニックから復元することで、10個のアドレス全てが復元可能です。
逆に言えば、ニーモニックの流出は10個のアドレス全ての流出と同じことになります。
Seed Account 1~10で表記され、プロファイル作成完了後に追加することも可能です。



PCデータの消失、紛失などでSymbolデスクトップウォレットをインストールし直す必要が起こった際に、今確認した方法でニーモニックからプロファイルを復元することが可能です。
復元確認を実施しておかなかった場合、いざ復元しようとした際にメモが間違っていた、単語が抜けていた等で復元できないリスクが出てきます。
一度復元確認をした上で活用し始めることで大きな安心を得ることができます。


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2:ウォレットの見方

比較的直感で操作できるUIとはなっていますが、Symbolウォレットの各頁を一部抜粋して、簡単な説明を掲載しておきます。

ホーム
履歴

現在選択しているアドレスの情報が確認できます。
アドレス、アセット、残高、履歴など。
アドレスは右側の□を選択することでハイフンなしのアドレスをコピー可能です。
履歴にはフィルター機能あり、かつ履歴タブ一番右側のファイルアイコン選択でCSVに出力することも可能です。
履歴は該当Txを選択すると詳細を確認することができます。
取引所から出金する際や、取引内容を確認する上でも、自分自身のアドレスの下3桁は最低限把握しておきましょう。(画像では”35Y”)

アグリゲートボンデットトランザクションなど、署名を求められているトランザクションもこちらの履歴に表示されますが、内容によっては署名を行うと自身のアドレスのXYMを送金することに同意することになってしまいますので、署名を行う前にトランザクションの詳細をしっかり確認し、署名の必要性を判断しかねるときはスパムの可能性もありますので放置しましょう。
参考:アグリゲートボンデッドトランザクションを悪用した架空請求詐欺


送信

送金を行う場合は送金タブを選択します。

●送信者
現在開いているアカウントアドレスが選択されており、変更できません。
※マルチシグアドレスと紐づいたアカウントのみマルチシグアドレスを選択可能

●宛先
送金先のアドレスを記載します。
ブロックチェーンの取引は一度実行されると取り消すことができないため、送金先アドレスに間違いが無いか慎重に確認しましょう。
多くの枚数を送金する際は、必ず小額にてテスト送金を実施し、無事着金が確認できてから本来の送金枚数を送金しましょう。

●モザイク
他のチェーンで言う「トークン」のことです。
プラットフォーム型ブロックチェーンであるSymbol上に作成されたものを「モザイク」と表現します。
Symbolの基軸通貨であるXYMも、モザイクのひとつです。
小数点第何位まで送金できるかというのはモザイクの設定により異なりますが、XYMでは小数点第六位まで任意の数量を設定可能です。

●メッセージ
Symbolでは送金時にメッセージを添付することができます。
ブロックチェーンの取引データは全て公開されており、誰もが取引の中身を見ることができます
先述したように、一度実行した取引はメッセージを含め取り消すことができないため、秘密鍵や個人情報などは絶対にメッセージに入力しないようにしましょう。
メッセージは暗号化することが可能で、暗号化されたメッセージは送金者もしくは受信者が秘密鍵でもって複合しなければ確認することができません。
プライベートな内容や、相手が該当アドレスの所有者であることを確認したい場合などに活用しましょう。
ちなみに、誤って秘密鍵をメッセージに入力して送金した場合は瞬時に資産が抜かれてしまいます。
また、Symbolウォレットから取引所等に送金する際は、取引所によってはメッセージの添付が必須のところもありますので、各取引所の入金時の注意点を十分に確認し、必要に応じて設定しましょう。
※取引所への送金の場合、メッセージは暗号化せずに送金しましょう。

●手数料
高さによって送金時の承認速度が変わります。
0手数料で送金することも可能ですが、ネットワークの混み具合によってはタイムアウトしてしまい送金が実施できない場合もあります。低くとも『最遅』以上を選択することがおすすめです。
送金にどの程度の確実性とスピードを求めるか、状況によって変更するといいでしょう。

実際のトランザクション詳細画面

赤枠で囲った部分
特に
●送信者
●宛先
●モザイク
をしっかりと確認しましょう。
自分からの送金の場合、送信者に自分のアドレスが記載されています。
モザイクの部分は 緑文字の場合ウォレットの残高が増える分
画像のように赤文字の場合、ウォレット残高が減る分となります。
宛先が異なれば目的のアドレスに届くことは絶対にないです。(異なるアドレスに届いてしまいます。)
数量を間違えても取り消すことはできません。
また、送金時だけでなく、受信したアグリゲートトランザクション等で、こちらに一方的に送金を求める詐欺が見られていますが、そちらの画面でも同様に、署名時の詳細画面には、自身のウォレットから減る分は赤文字で表記されています。
受信したトランザクションに署名をする際、上記の内容をしっかり確認することを徹底しましょう。

送金ボタンを押すと、送金情報詳細画面が開きウォレットのパスワードの入力が求められます。
パスワードの入力=秘密鍵による署名 となり、ブロックチェーン上にデータが投げ込まれます。
一度承認された取引は絶対に消すことができないので、詳細画面にて宛先・枚数・メッセージをしっかりと確認してから署名するクセをつけましょう。(大事なことなので何度も書きます)
その他送金に関する内容を記載した記事もありますので実際にウォレットから送金を試す場合は参考にしてください。


インボイス

インボイス=送り状のことです。
指定したアドレスに送金してもらうための請求データを作成することができます。
初期は自分のアドレスが宛先に設定されていますが、他のアドレスを設定することも可能です。
画像のとおり、メッセージに「10/5 飲み代」等と入力し、XYM、枚数を指定することで
生成されたQRコードをウォレットから読み込むだけで設定した情報が入れ込まれた送金画面が開きます。
機能のひとつとして覚えておくといいでしょう。


その他、知っておきたい機能

①ノード
ウォレットがブロックチェーン上の情報を取ってくるために接続しているノードの状態が確認できます。
緑色が正常
赤色は接続できていません。
送金できない、残高表示がおかしいなどの場合はノードの状態を確認し、変更してみることもおすすめです。
ノードの文字をクリックすると現在接続可能なノード一覧が表示されますので、覚えておきましょう。

②エクスプローラー
英語で「探検家、探究者」の意味。
基本的に、ウォレット等のアプリはブロックチェーン上に存在するデータを表示、資産にアクセスするためのツールでしかありません。
※ウォレットアプリ自体に資産が保管されているわけではない。
長時間ウォレットを開きっぱなしにしていたり、ノードがダウンしたりしている場合、送金処理や、ウォレット上の表示が正常に行われないことがあります。
エクスプローラーからブロック高やアドレスで検索することで、送金できているか、送金元のアドレスの状態はどうか等について、より確度の高い情報が確認できます。
取引所に送金した場合など、取引所側での反映に時間がかかることが多いため不安になる方が多いです。
気になることがあったらまずエクスプローラーで確認してみる、ということを覚えておきましょう。

③現在の表示アカウント
次のアカウントの頁でも操作アドレスを変更することができますが、こちらのアカウント名をクリックしてもアカウントの切り替えが可能です。


アカウント

プロファイル内のアカウント(アドレス)情報を確認・選択できます。
名前の右側のえんぴつマークで名前を変更することができます。

●インポータンス
10000XYM以上の保有で付与されるSymbolネットワークにおける重要度のことです。
委任ハーベストはインポータンス保有アドレスのみ設定可能になります。
インポータンスは720ブロック(約6時間)毎に再計算され、初回は2回 再計算ブロックを通過することで反映します。(約6時間~12時間)

●公開鍵
秘密鍵をもとに生成されるもので、ブロックチェーン上に公開されています。
秘密鍵から公開鍵は生成できますが、公開鍵から秘密鍵を生成することはできません。

●秘密鍵
ニーモニック同様、絶対に誰にも教えずなくさない場所に保管しておくことをおすすめします。
秘密鍵の重要性は次項のこちらで記載しておきます。


以上が最低限知っておきたいウォレットの機能になります。
ハーベスト等の頁はハーベスト設定の項目で説明します。

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3:秘密鍵の重要性とバックアップ

秘密鍵は、残高を保有するアドレスから送金などの処理を行うためブロックチェーン上に投げる取引データに「このアドレスから処理をします」と署名するための暗号鍵です。
秘密鍵の署名によって取引が実行されるので、アドレス内の残高を動かす権利そのものが秘密鍵です。
また、秘密鍵はアドレス単体の復元にも必要になるため、ウォレットデータそのものとも言えます。
つまり
秘密鍵を人に教えること=その人に残高を自由にさせること
秘密鍵を紛失すること=残高ごとウォレットを失うこと
となります。
だからこそ、誰にも見せてはいけないし、可能な限り紛失リスク小さくした保管方法を選択することが重要になります。

・詐欺サイトに気付かず、求められたフォーム内に秘密鍵を入力してしまった。
・メッセージに秘密鍵を入力して送金してしまった。
・秘密鍵のバックアップをとらなかった。
・秘密鍵のバックアップを紛失してしまった。

これらは全て、残高を失う危険性が最大レベルの行為になります。
自分の資産だからこそ危険性を認識し、適切な管理をしていきましょう。
今後Symbolにおいてもさまざまなサービスが展開されてくるかと思いますが、秘密鍵の入力を求めるものはまず疑ってかかるようにしましょう。
どうしても利用してみたい場合は、せめてなくなっても痛手の少ない小額のウォレットを別で用意し、そちらで利用しましょう。

?秘密鍵と公開鍵の違いは?

秘密鍵と公開鍵は2つで1つの対になっており、どちらもかかせないものになります。
秘密鍵は自分だけが持ち管理すべきもの、公開鍵はブロックチェーン上に公開するものです。
秘密鍵から公開鍵が作られ、公開鍵をもとに、わかりやすくしたアドレスが作られます。
アドレスから公開鍵を割り出すことはできますが、公開鍵から秘密鍵は複雑な暗号化を経ているので不可能とされています。
成り立ちを無視して重要性について、ざっくりと銀行口座のイメージで言うと

Symbol 銀行口座
公開状況
アドレス 口座名
(送り先をわかりやすくしたもの)
公開されている
公開鍵 口座番号 公開されている
秘密鍵 暗証番号 絶対に公開してはいけない

といった認識でいいかと思います。(厳密には仕組みは異なりもっと複雑です)
?秘密鍵とニーモニックの違いは?

秘密鍵とニーモニックはウォレットを復元できるという点において性質が似ています。
秘密鍵は1つのアドレスに1つ紐づいており、秘密鍵で復元できるのも紐づいたアドレスのみです。
ニーモニックは疎通するアドレス全てを含む、プロファイルを丸ごと復元できるものです。
ニーモニックで復元したプロファイル内に各アドレスの秘密鍵も含まれているので、実質ニーモニックだけでも残高の復元は可能ですが、資産を守るという観点からすると秘密鍵もしっかりとバックアップをとることをおすすめします。
また、異なるニーモニックから生成されたアドレスも、秘密鍵を用いて今使用しているプロファイルにインポートすることもできます。
ただしこの場合、インポート後にニーモニックを再度バックアップしても、ニーモニックで復元できるのは疎通するアドレスのみですので、一度プロファイルを削除し復元した際は、秘密鍵からインポートした別ニーモニックのアドレスは復元されません。


秘密鍵やニーモニックの保管方法については各人、自分に合った異なる方法を用いていますが、一般的に広く活用されている例を紹介します。

まず、秘密鍵におけるリスクを挙げておきます。

1,PC内に保存していたデータがマルウェアにより抜き取られた
2,クラウドに保存していたら知らないうちに流出していた
3,スマホに保存しておいたがスマホをなくした
4,USBメモリに保存しておいたらデータが消えていた
5,紙に印刷して保管しておいてなくした/燃えた/盗まれた

1~3は非推奨です。
オンライン上に保管しないこと、ネットに繋がる端末に保管しないことが推奨されています。
インターネットは常に世界中と繋がっています。そこに窓を開け放しにしているということになるため、避けるべきリスクです。
4…USBメモリは長期間通電しなかった場合データが消失します。リチウム電池等と同じ要領で、通電しないと記録したデータごと徐々に漏れ出してしまうためです。
5…紙に印刷、はリスクが低い管理方法です。火事や災害、盗難は防ぐことはできませんが、耐火耐水の金庫に入れておくことで多くのリスクが防げます。
万が一盗難にあった際も国内での出来事なので、状況にもよりますが被害届を出し捜査してもらうこともできます。(1~3の場合のように、世界のどこかへの流出は何も手出しができません。)

火事などのリスクを避けるため、ステンレスの板に秘密鍵を打刻したり、打刻されたアルファベットパーツを組み合わせて保管するクリプトスティールといった商品もあります。
オーソドックスな方法としては、紙に印刷してなくさない場所に保管することです。
紙の保管方法は資産の大きさによって堅牢さを必要とする程度が変わってくるかと思います。
堅牢性を最重要視するのであれば、秘密鍵を3つに分割し、別々の銀行の貸金庫に保管、なんて方法もあります。
ただしウォレットの復元にもそれだけ手間がかかるため、ほぼ完全に凍結させておきたい資産向けです。

私は紙に印刷したものとUSBメモリに入れたものを、ホームセンターで6000円くらいで売ってた耐火耐水のポータブル金庫に入れて保管してます。
どんな方法で保管するにしても、なくさない、人に見られない、といった2点を重視した方法であれば資産を失うリスクは低いです。


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4:取引所からの送金

ウォレットの準備ができたところで、XYMを購入した取引所から、作成したウォレットに送金を行いましょう。
Symbolのハーベストの方法は2つあります。
ノードを運用して委任者のハーベスト報酬の一部を受け取る方法。
誰かが運用しているノードに委任して受け取る方法。
ノードの運用にはランニングコスト、およびメンテナンス等が必須となってきます。
ここではPCを切っていても最初に設定をするだけでノードが生きている限りずっとハーベスト報酬を得る機会を得られる、委任ハーベストについて解説していきます。

委任ハーベストを行うには10000XYM以上の保有が必須となります。
Symbolのブロックチェーン上では10000XYM以上のアドレスにインポータンス(重要度)が付与され、この重要度をもとにブロック生成権利が抽選される形となっています。
ただし、委任ハーベストを設定する際に2回の取引を送信する必要があるため、送金手数料等込みで最低限10010XYMは用意しておくといいでしょう。

必要なXYMを取引所で確保できたら、取引所からの出金を行いますが、出金方法は各取引所の出金ページの注意事項をよく確認してください。
また、アドレスはウォレット上からコピーできるので、手打ちではなく必ずコピーペーストを行いましょう。
自身のアドレスは最低限 下3桁は覚えておきましょう。


取引所からの送金(出金)は、原則、メッセージは必要ありませんが、どこからの送金かわかるように取引所名をメッセージに入れてもいいかと思います。
※逆にウォレットから取引所に送金する際は取引所指定のメッセージの入力が不可欠である場合が多いです。

取引所指定のフォームにアドレスを貼り付ける際、『-』ハイフンが入っていると無効なアドレスとされる場合がありますのでよく確認しましょう。
送金先に指定した自分のアドレスが間違っていないことを3度確認したら、必ず1XYMなどの小額でテスト送金を実施してください

Symbolのブロック生成間隔は30秒ですので、一般的な送金は30秒程度で承認されますが、取引所からの送金の場合、取引所がマルチシグで管理しているなど、即処理が完了するわけではないので気長に待ちましょう。
取引所の混雑状況によっても対応速度が変わってきますので、1日経っても出金できない等あれば、取引所に問い合わせをしてみましょう。

テスト送金した小額XYMがウォレットに無事着金していることが確認できたら、残りのXYMを同様の操作で送りましょう。
取引所がマルチシグで管理している場合、ウォレットの履歴には
「アグリゲートボンデッド」と表示され、”量”の項目が”N/A"となっていますが、該当履歴を選択すると表示される取引詳細にて送付量が確認できます。


XYMが無事ウォレットに入り、ハーベストの設定、といきたいところですが
ハーベストの設定には前述した『インポータンス』が必要になります。
インポータンスは720ブロック毎(約6時間)に、アドレスの残高や取引状況をもとに再計算されていきますが、インポータンスを持たないアドレスに初回に付与される際はインポータンス再計算ブロックを2回通過する必要があります。
そのため、XYMをウォレットに入れてからハーベストの設定を続けるためには最大12時間、インポータンスの反映待ちをする必要があります。

※ウォレットは開きっぱなしにしていると表示が遅れたりするなど思わぬ動作をする恐れがあります。操作しないときは必ずウォレットは閉じておきましょう。

 

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5:インポータンスの確認

インポータンスはウォレットのアカウント頁で確認できます。

画像では0%となっていますが、インポータンスが付与されると10000XYM強で「0.00012%」前後のごく小さい値が表示されます。
※インポータンスは10000XYM以上保有アカウントの総数や保有枚数、ネットワークの活用頻度などを基にして720ブロック(約6時間前後)毎に相対的に変動します。

ウォレットの他にも、XEMBookエクスプローラーでアドレスを入力することでもインポータンスは確認できます。
送金を実行する場合を除いて、アカウントの状態を確認するだけであればこれらのサイトを活用できます。
おすすめはXEMBookにアドレスを入力し、そのページをブックマーク等しておくことです。

?インポータンスの大きさの意味は?

インポータンス=重要度です。Symbolのネットワークにおける重要度、という見方になりますが、重要度が高いほどハーベストの獲得確立が上がります。

?インポータンスを上げるには?

SymbolではPOS+(Proof of Stake Plus)というコンセンサスアルゴリズム(合意方法)を採用しています。
POS自体は、より多くの枚数を保有しているアドレスがブロック生成権を得やすいコンセンサスアルゴリズムですが、Symbolではそこにネットワークへの貢献度(Tx発生によりかかる手数料をどれだけ払っているか)や、ノードを運営しているアカウントか、という部分が若干ではありますが加味される仕組みになっています。

実質、保有数95%、貢献度5%の割合で影響するため、むやみやたらにインポータンスを上げる目的で送金を行っても大きく影響することはありません。
インポータンスの内訳に関してはこちらの記事が参考になります。
結果、インポータンスを上げる近道は「保有枚数を増やすこと」が最も効果的であると言えます。

 

 

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6:委任ノードの探し方

委任ハーベストを実施するためには委任先のノードを指定して設定をする必要がありますが、デフォルトでは現在ウォレットが接続しているノード(ブロックチェーン上の情報を参照するための足掛け)が委任先に指定されます。
注意点としては、ノードのスペックにより委任できる人数の上限が異なることと、委任上限に達しているノードでは”有効化進行中”となり、空きを待たなくてはならなくなってしまうことです。
そのため、確実に空きがあるであろうノードを委任先として選択することが賢明とされますが、それ以外にもSymbolではノード毎に個性的な運用がされる文化が根付いてきています。
この背景には、委任者がハーベストを獲得した際、その25%を委任先のノードが報酬として得られるという仕組みがあるためです。※1
委任者が増える=ノード運営者に入る報酬が増えるということになるので、個性的な方法で委任者を集うノードが出てきている状況です。

ハーベストを設定するということはSymbolのブロック生成に参加するということであり、Symbolのネットワークに参加するということです。
ネットワークに参加する上で、委任先のノードがどのように運営されているのかいろいろ見てみるのも面白いのではと思います。
ここでは個性的なノードのパターンを含め、ノード選択に重視すべき点をまとめておきます。

ノードを選ぶ上での前提知識
・ブロック高が他より低いノードはハーベストに参加できない。
 (ハーベストは最新ブロックの生成抽選会のようなもの)
・委任枠が開いていないノードでは委任が有効にならない。※2
・ノードがダウンしている間はハーベストに参加できない。
・バージョンが低いノードは信頼性が低い。※3

つまりブロック高が最新、ダウンが少ない、委任枠に空きがあり、最新バージョンのノードを選択することが望ましいです。
これらを満たしていれば、どのノードであってもハーベストの確立は同じです。
ハーベストの確立はノードが正常に稼動していればアドレスのインポータンスにのみ依存するためどのノードに委任しているかは影響しません。

※1…ノードが受け取れる報酬は0%か25%かの2択のみで設定でき、デフォルトでは25%となっています。
0%のノードはごく一部で、ローンチ当初にネットワークを維持するためにNGLが建てられた”nglXXX~"というノードがその例です。しかし、あくまでもネットワークが分散するまでの補助輪として運用されていたノードであったため、21/10/9、ノードとしての機能は維持させつつも、委任ハーベストの受け入れを終了しました。21/11/13、全てのNGLノードが閉鎖しました。
※2…ノード側は委任者を受け入れる条件設定を、委任先着順とインポータンスの高い順のいずれかを選択できます。
委任先着順であれば委任さえできればノードが稼動している限り委任が外れることはありませんが、インポータンスの高い順の場合、空きがあるときに委任しても、委任枠が埋まった状態で、あとから自分より高いインポータンスを持ったアドレスが同じノードに委任設定をした場合、委任者の中で最も低いインポータンスのアドレスがはじき出されてしまいます。(通称追い出し)
※3…アップデートはノードの種類によって必要なものが分かれてきます。投票ノード向けのみの変更の場合、その他のノードのアップデートは不要ですので一概には言えませんが、著しく他とバージョンが異なるノードは性急にアップデートが必要な状況下で対応が遅くなる可能性も考えられます。(例…21/11/11のキプロスハードフォーク実装時など)


以上を踏まえた上で、ノード毎の個性的特長を加味し、望ましいところを選択することがいいでしょう。
ノードを選ぶ上で、Symbolユーザーのあひきさんが運営されているこちらのサイトを参考にされるのがおすすめです。

Symbol node list

リスト内でブロック高の遅れているノード等ははじかれているうえ、ノード運営者自身がTwitterアカウントや委任上限数、ノード運営方針等を登録できるようになっています。
客観的にノードを評価する指標である、メンテ履歴(ダウン情報)やアップデート状況、レビュー等も確認できます。
委任時のトラブル等の際にノード管理者と連絡が取れるノードというのも安心感が高いかと思います。

個性的なノードのパターンをまとめておきます。

ノードパターン 概要
支援型ノード Symbolを使った開発や普及活動をされている方自身が運営しているノードです。
新しいサービスや便利なツール等、活動内容は個々にさまざまですが、
委任することでノード報酬という形で支援することができます。
間接支援型ノード Symbolに関わり活動されている方へノード報酬の一部を支援するタイプです。
Symbolを拡げる活動を支援することで間接的にSymbol自体の価値の底上げに繋がっていくため、
長期的にXYMを保有する方にもおすすめです。
還元型ノード ノード報酬の一部を委任者に還元する運営方法のノードです。
委任時やハーベスト時、定期分配などさまざま方法が取られています。
委任に関するサポートを充実させているところもあります。
個性ノードで最も多い形態です。
抽選型ノード ハーベストのブロック高で抽選する形で高額還元を実施しているノードです。
ハーベスト自体が保有数に応じて引けるくじ引きですが、
当たりくじの番号で更に抽選ができるイメージです。
特典型ノード 委任期間やハーベスト回数に応じて物品等を特典として進呈するノードです。
委任者限定の特典を用意しているものもあり、作品やお米、グッズ等さまざま。


XYMを保有する上で、短期か中期か長期か等も含め理由は個々人異なりますので、自身の方針に合うノードを選択しましょう。前提条件の確認も忘れずに。
委任先が決まったら、『ホスト名/IP』の項目をコピーしておきましょう。

 

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7:ハーベストの設定とその中身

●ウォレットに10010XYM以上の残高がある
●インポータンスが付与されている
●委任先のノードが選択できている
以上が確認できたらウォレットにてハーベストの設定を行っていきます。
ウォレットを開いたままにしていた場合は、ウォレット表示が最新でない場合があるため一度閉じて開きなおしておきましょう。

ウォレットの導入部分でも記載したように、残高の変動を伴うウォレットの操作は最新の注意を払う必要があります。
ハーベストの設定において、
必要なパスワードの入力は3回のみです。
(トランザクション発行2回、メッセージの暗号化1回)

発行したトランザクションはブロックチェーン上に誰でも見られる形で公開されています。
そのため、送金処理の直後は、処理の内容を監視して宣伝やSPAMを送りつけられることがあります。
署名を求めるトランザクションは詐欺の可能性が非常に高いです。

2021年9月28日から、ハーベスト設定時を狙った詐欺被害が起きています。
あなたの資産を守れるのはあなただけですので、事例を把握しておくという意味においても
ハーベスト設定を開始する前に以下の記事を一読しておくことを強くおすすめします。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 Symbolのアグリゲートボンデット機能を悪用した 
 架空請求詐欺の注意喚起と対処法 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

上記を読んだ上で、それでも署名してしまうことが不安であれば
中級者向けになりますがSymbolの"アカウント機能制限”を活用することで被害を防げます。
詳しくは先日sayoさんが記事にされていたのでそちらをご確認ください。

デスクトップウォレットにおけるアカウント制限機能の検証結果について


それでは、細心の注意を払って設定を開始していきましょう。
ハーベストの設定において、こちらで紹介している画像以外でパスワードを求められることは一切ありません。
どんな処理をしているのか、という説明もあわせて手順を記載していきます。

ウォレットにて『ハーベスティング』のページを開きます。

ハーベスト状況  無効 となっている状態は委任ハーベストがされていない状態を指します。
ノードURLの項目には現在ウォレットが接続しているノードが表示されますが、そちらを一度削除します。
そこに委任したいノードのノード名、もしくはIPを貼り付けし、直後に表示される『カスタムノードを選択』をクリックします。



貼り付けたノード名に間違いがなければ、『すべてのキーをリンク』をクリックします。



処理を継続する上での注意事項が表示されますので、確認したら『確認』をクリックします。

確認事項
アカウントのインポータンススコアとノードの空きハーベスティングスロットによってはリクエストが受理されない場合があります。
また、ノードはいつでもハーベスティングスロットからアカウントを削除することができることに注意してください。
このような場合は、別のノードに切り替えて、デリゲートハーベスティング有効化手順をやり直す必要があります。有効化で使用したトランザクション手数料は返還されません。
カスタムノード URL を入力した場合、表示されるハーベスティングステータスはすべてのデバイスで正確ではない可能性があります。
Mcolor説明



次に ハーベストの設定に必要な3つの鍵をリンクさせます。

トランザクションの中身を確認し、パスワード入力(1回目)確認

トランザクションのタイプは『アグリゲートコンプリート
アグリゲートとは「集合・複数の」という意味を持ち、3つのキーをそれぞれリンクさせるという”複数の”処理を同時に行うため、 アグリゲートコンプリートトランザクションタイプとなります。
トランザクションの中身

リンクされる鍵の種類

●リンクされたアカウント公開鍵
アドレスのインポータンスを代理アドレスに委託し、よりセキュリティを向上させます。
ハーベスト開始を希望するすべてのアカウントに必要です。

●VRF公開鍵
委任するアドレスを VRF 公開鍵にリンクする処理です。
VRFキーは公平にランダムなハーベストを実現させるために対象のすべてのアカウントに必要です。

●リンクされたノード公開鍵 
アドレスをノードが使用する公開鍵とリンクする処理です。
ハーベスト開始を希望するすべてのアカウントに必要です。


30秒~2分程度待つと、全ての鍵がリンクされ、指定したノードへ委任の申請を出すことができるようになります。
!!!不要なトランザクションへ署名しないためにもハーベストの有効化設定が完了するまでページを移動しないでください!!!

ハーベスト状況は  リンク済みキー となります。
委任先のノードに間違いがなければ、『ハーベスティングをリクエスト』をクリックします。
※ノードを変更する場合は一度全てのキーリンクを解除する必要があります。


リクエスト申請のセキュリティを向上させるため、パスワードを入力(2回目)し、確認を押します。

ハーベストのリクエストは委任先のノードに、”特殊なメッセージ”で行われます。
セキュリティを向上させるため、そのメッセージを暗号化させますが、その暗号化処理のためのパスワード入力になります。



リクエストメッセージを暗号化できたら、暗号化したメッセージを含むトランザクションを送金するためのパスワード入力(3回目)を行います。
トランザクションのタイプは『デリゲートハーベスティング
ノードにハーベスティングをデリゲート(委任)するためのトランザクションです。
パスワード入力後、『確認』を押すとトランザクションが投げられます。


また30秒~2分程度待つと、トランザクションが承認されます。

ハーベスト状況が  有効 になったことが確認できたら、ウォレットでの設定は終了です。

有効化が進行中
となった場合、委任上限やノードの状態により委任できていない可能性があります。
一度次の項目の委任状況の確認で委任ができているかどうか確認しましょう。
委任できていなければ、再度設定しなおすか、別のノードを選択しましょう。



 !!! 注意 !!! 
いつ、どのアドレスが"キーリンク"のトランザクションを実行したかはブロックチェーン上に常に公開されています。
ブロックチェーンを監視し、”今まさにハーベストを設定している”というアドレスを識別して、悪質なSPAMトランザクションが送り込まれることがあります。
今回の記事作成にあたって当該SPAMが送られてきましたので
 絶対に署名(パスワード入力)してはいけないもの として記載しておきます。

ハーベスト設定のため、キーリンクのトランザクションを送金、承認された直後、いくつかのトランザクションを受信しました。

①は転送トランザクション、②はアグリゲートボンデッドトランザクションです。
それぞれの中身を見て見ましょう。



メッセージが添付されています。
【注意喚起です】現在、"署名を行うとXYMを盗まれるトランザクション"が発生しています。身に覚えのないアグリゲートボンデッドには絶対に署名しないでください。【Warning】Currently, there is a spam transaction being sent that will steal your XYM if you sign it. Please do not sign any aggregate bonded transactions that you do not recognize.

詐欺トランザクションを受信するのと同じタイミングで注意喚起のメッセージを送ってくれる、というSymbolユーザー(みかんさん)の活動です。(終了時期未定)
詐欺被害を減らすために、と自主的に行動をされ、コミュニティの他のユーザーの支援もありこのようなトランザクションが送信されています。


問題の詐欺トランザクションです。
この項目の冒頭に記載したこちらの記事の事例です。
トランザクションの内容は
①犯人アドレスA⇒自分へ0XYMの送金

②自分のアドレス⇒犯人アドレスBへ9,909XYMの送金(”Delegate"のメッセージつき)
この2つの処理をまとめて実行するアグリゲートボンデッドトランザクションです。

自分のアドレスからの送金を含むため、署名を求められていますが、このトランザクションに署名してしまうと犯人アドレスBへ自分の資産を送金することに同意したことになってしまいます。
同様のトランザクションが届いていても絶対に署名は行わないでください。
Delegate(委任)というメッセージはフェイクで、
委任設定時を狙った、委任設定の一環と見せかけた架空請求詐欺ということです。

その他、勧誘トランザクション等が送られてくることもあります。
10000XYM以上を受け取ったアドレス宛に、「自分の運営しているノードで委任ハーベストしませんか?」というメッセージの入ったもの等が送られることがあります。
これ自体は悪意は無いため、勧誘に乗って委任するかどうかは各々の判断にて行ってください。
おおよそこれらは署名を求めてくるものではないため、電子メールのブロックチェーンバージョンと思っていただければ問題ないかと思います。

ただ、中にはメッセージにURLを記載し、詐欺サイトへ誘導し、サイト内で秘密鍵やニーモニックのの入力を求める詐欺も存在します。
●トランザクションの署名は中身を理解し、同意のうえ行うこと
●秘密鍵・ニーモニックは誰にも教えない、サイト等に入力しない
しっかりと自衛していきましょう。


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8:委任状況の確認


委任状態は一度設定すれば基本的に外れることはありませんが、以下の場合、正しく設定していてもハーベストができない状態になることがあります。

原因 詳細 ウォレット表示
ノードが一時的にダウンしている トラブルやメンテナンス等によりノードがダウンしている場合、
一時的に委任が解除されているように見えます。
ノードが復帰すれば委任状態も戻ります。
有効化が進行中
ノードオーナーがノードを終了 ブロックチェーンネットワークに繋がっていない状態。
放置していても委任状態が復活することはありません。
不明
委任上限数によりはじき出された ノード設定が”インポータンス順”で、委任枠上限まで埋まっている場合、
最も低い残高の委任者よりもインポータンスが高い他の委任者が委任した際にはじき出されてしまう。
委任枠が空かない限り委任状態は復活しません。

(現在ノード設定の判別方法はオーナーの宣言のみ)
有効化が進行中
ノードアップデート時のエラー ノードをアップデート、もしくは運用先を変更する場合に、
委任者の情報を正常に取り込めなかった場合に起こるようです。
この場合委任は解除されてしまうので、
再度委任設定をしなければ有効化には戻りません。
不明
委任アドレスの残高が10000XYM以下 送金などにより委任後にアドレスの残高が10000XYM以下になった場合、
インポータンスも0%となるためハーベストされません。
残高を10000XYM以上にし、インポータンスが反映されると復帰します。
不明
キーリンクが正常に
実行されていない
モバイルウォレットからのハーベスト設定をした際、
キーリンクトランザクションが承認される前に有効化のトランザクションを送ってしまうと、
キーリンクができていない状態での委任になってしまうため委任設定が失敗してしまいます。
トランザクションを送ったあとは承認まで待ってから次のアクションを行いましょう。
再設定の必要があります。
有効化が進行中

不明は現在私自身が未確認のものです。おそらくは有効化が進行中 の表示になるかと思います。(情報求ム)

ウォレット上の表記はブロックチェーンの情報を参照したものですが、ウォレットを開きっぱなしにしていた場合などに正常に情報を表示できない場合もあります。
※モバイルウォレットの場合は正常に委任設定が完了していても有効化が進行中と表記されてしまう不具合があります。(20/10/8現在)

委任状態の有効化を維持できているかどうかを確認する方法をいくつかご紹介します。

Symbol-Tool(JP) 委任設定アドレスを委任先ノードを入力、
検索することで有効化状態が表示されます。
ノードとリンクさせた公開鍵がノード側に存在するかを確認する形です。
委任先ノード調べる君 委任設定アドレスからその委任先ノードを調べられます。
アドレスをコピペし、委任設定したノード名が出れば委任できていると言えます。
UnlockedAccount調べる君 ノード名で検索すると、ノードに委任されているアドレスを一覧で確認できます。
委任設定した自身のアドレスがあるかどうかで委任状態を確認できます。
※委任人数の多いノードの場合、ブラウザの検索機能を使いましょう。
Symbol Node List 先述したノードリストですが、委任先のノードの委任ハーベスター数の
現在の委任数をクリックすると、現在委任状態にあるアドレスが一覧で表示されます。
XymHarvestChecker LINEにてインポータンスや委任状況を確認できるツールです。
手軽に委任状況を確認することができるので、
委任完了後の定期的な状態チェックにもおすすめです。


委任状態に不安がある場合は上記の有志ツールを活用して、委任状態を確認してみましょう。
ノードオーナーと連絡がとれる場合は連絡をとってみてもいいかと思います。

 

 

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9:ハーベスト通知を受け取る方法


ハーベストが獲得出来た際に通知を受け取れるツールを有志が開発されています。

XymHarvestMonitor telegram telegramという、LINEのようなSNSアプリで
通知を受け取れるツールです。

ハーベストだけでなく着金があった場合等にも通知を受け取れ、
該当トランザクションのエクスプローラーリンクも表示されます。
残高、インポータンス等も確認可能。私も愛用しています
。詳しくは開発者の方の記事を確認してください。超お勧め。
SymbolWatcher Slack
メール
SlackというSNSアプリで通知を受け取れるツールです。
メニューにある”ハーベスト”からメールで通知を受け取ることもできます。
sayoさんが詳細を記事にかかれてますのでこちらも参考にされてください。
Symbol Node Watcher アプリ iOSおよびAndroidで通知を受け取れるアプリです。
ハーベストとノードの死活監視が可能です。


それぞれの機能の違いや使える環境を考慮して合ったものを選択してください。

 

 

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10:ハーベスト関連の便利ツール


委任状況、通知以外で便利なツールをご紹介します。

XEMTax ハーベスト取得時やアドレスからの送受信時の履歴をそのときの
取引所単価とともに一覧で確認することができます。
CSV出力機能もついており、年間に一定額以上のハーベスト報酬を得られる予測がある方には必須。
次回ハーベストブロック予測 アドレス入力で、保持しているインポータンスから、
おおよそのハーベスト獲得間隔、次回予測を確認できます。

なお、ハーベストはくじ引きのようなものですので、
インポータンスが小さいほど獲得間隔には偏りが出ます。
(週に2回きたと思ったら3ヶ月来ない等)
Farmers History アドレス入力で、そのアドレスのハーベスト履歴をグラフで確認できます
。回数グラフでは、予測値(青い線)より上なら高頻度、下なら低頻度の状態です。
上振れしていればその後間隔が空きやすく、
下振れしていれば連続でくる可能性が高いと言われています。
SYMBOL FARM ユーザー登録で、複数のアドレスのハーベスト履歴を同時に確認することができます。
5日間隔で登録したアドレスの直近のハーベスト状況をまとめて通知してくれる機能もあります。
XYM/JPY換算ツール 現在のXYM価格に対して保有数を基に換算額を算出してくれるツールです。
億到達には現在の保有数でいくらになればいいのか等の皮算用にもおすすめ。笑

 

 

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11:安全にウォレット情報のみを確認する方法

自身のアドレスの情報を確認する上で、毎回ウォレットを開く必要はありません。
ウォレット自体も、あくまでもブロックチェーン上の情報を参照しているツールであり、そこに署名機能がついたものになります。
送金処理は行わず、ウォレット情報のみを確認するのであれば、これまでに記載した

XEMBook(Symbol版)
Symbolブロックチェーンエクスプローラー

等を活用することをおすすめしています。
ウォレットを開いている状態は資産を動かしやすい状態ですので、セキュリティを重視するのであれば開きっぱなしはおすすめできません。
特にXEMBookでは入力したアドレスがURLに入るため、URLをブックマークしたりスマホのホームに追加する等することで、手軽に自身のアドレスの情報を参照できます。(エクスプローラーへのリンクつき)
XEMBookのページ下部には”XEMMessage”や"XEMTax"などのツールのリンクがあり、
XEMMessageでは入力アドレスの送受信トランザクションに付加されたメッセージを一覧で確認できます。
XEMTaxでは、送受信やハーベストの履歴を送受信or獲得時の価格とともに一覧で確認できます。
更にCSVへの出力も可能で、これはもはやハーベスターの必須ツールです。

 

 

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12:ハーベストの獲得頻度(目安)と枚数

いまさらですがハーベストとは何かについて触れておきます。
ハーベストとはSymbolのコンセンサスアルゴリズム(合意方法)であるPOS+(Proof-of-Stake Plus)により、ブロック生成権利を獲得したアカウントが受け取れる報酬のことです。

BTCでは報酬を求めてブロック生成権利を獲得するため競争することをマイニングと呼びますが、Symbolではハーベスティングと呼びます。
BTCはハッシュパワーにより最も早く問題の答えを導き出した者にブロック生成権が与えられますが、Symbolではインポータンスに依存して公平に与えられます。
インポータンスはXYMの保有量とネットワーク活用度をもとに算出されますが、ハーベストをくじ引きに例えると、インポータンスが高い者ほど多くのくじを引ける、といった形になります。
Symbolのブロック生成間隔は約30秒であるため、ハーベストを実施するということは1日に2880回のくじ引き会に参加しているということになるのです。

そのハーベストの中身はというと、基本は獲得したブロックに含まれるトランザクションの、”送金時に支払われるネットワーク利用手数料”ですが、Symbolにはそこにプラスしてインフレ報酬が含まれてきます。
インフレ報酬とは、Symbolがローンチされて間もなくはネットワーク自体が活発ではないので、ネットワーク利用手数料だけではノードオーナーやハーベスターのメリットが低い可能性があります。そのため、より分散したネットワークを維持していくために設定されている潤滑油のような役割をするものです。
インフレ報酬は、総額約11.7億XYMが2126年まで、約100年かけて、ハーベスト時にホルダーに分配されていきます。
あくまで潤滑油の役割なため、報酬は徐々に減少していきますが、減少する間隔は一定ブロック毎となっており、およそ3ヶ月毎とされています。
減少していくとはいえ、2022年8月ごろまでは1回のハーベストで100XYM以上が分配されます。

インフレ報酬の減少時期、および減少後の分配枚数はこちらのサイトに掲載されています。

獲得できる頻度については、これまでに書いたようにアドレスのインポータンスに依存します。
ハーベストの回数自体はブロック生成回数とイコールなため、1日の上限は2880回です。
そのため、参加者が増えれば増えるほど相対的に期待できる獲得回数は減ることになります。
ただし、ハーベスト参加者が増えるということは市場で求められているということでもあるため、1XYMの価格が上がっていけば回数が減ったとしても高い報酬を得られる可能性もあります。

取得できる回数の目安として2021年10月現在のおおよその目安は以下のサイトをご確認ください。

ハーベスト期待値情報

※残高が低いほどブレが大きいです。


推奨ツールのFarmers Historyなども活用していきましょう。
以下の記事にも検証内容が掲載されていますので参考にされてください。

Symbol (XYM) でハーベストが来ないと嘆くあなたへ

 

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13:ハーベストの税務上の扱い

ハーベストはネットワークプロトコルにより配布される報酬となるため、扱いはBTCのマイニングと同様、取得時の価格での”雑所得”となるようです。
雑所得は年間20万円を超える場合課税対象となるため、税務署に申告し納税をする必要があります。
ただしこの雑所得は年度内の取引であれば雑所得同士で損益通算できるので、
20万円のハーベスト報酬を得た+他の仮想通貨で20万円の損失を出した
といった場合では申告の必要はありません。
仮想通貨内に限らず、雑所得として20万円を超える場合は必ず納税をしていきましょう。

取得枚数、取得時の額を毎回記録するのは非常に労力がかかりますので、有志のツールである
XEMTaxを活用していきましょう。
CSV出力し、スプレッドシート等で管理すれば計算が容易になるかと思います。

暗号資産に関する税務上の取扱いについて(情報) - 国税庁 (PDF)

マイニングに関する記載は10ページにあります。

頻繁な売買、送受信、ハーベストのある方は上記を参考にしつつ、税務署や税理士に相談しながら
確実な納税をするよう努めていきましょう

 

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14:Symbolについて理解を深める

ハーベストの設定と注意点についてをメインで書きましたが、Symbolにはハーベスト以外にも魅力的な機能や取り組みがたくさんあります。
Symbolの機能面の理解を深めたり、最新の情報を掲載しているサイトを一部ご紹介しますので、Symbol自体に興味を持っていただいた方は是非お時間のあるときにご覧いただければと思います。

CRYPTO STOREAM
…NEMのころから情報をまとめ、発信されてきたトレストさんのサイトです。
nemedia
…NEM、Symbolに特化した有志の情報サイトです。
にーぶいさんnote
…Symbolの最新情報を日々まとめられています。


~次世代NEMブロックチェーン、Symbolに迫る~シリーズ
…Daokaさんのnote、Symbolの機能についてわかりやすく解説されています。

Symbolテクニカルドキュメント
…公式のドキュメントです。トランザクションについて理解を深めたい場合等、一度目を通しておくとよいでしょう。

 

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その他気になること等あれば、LINEのオープンチャットを作成してますのでお気軽に出入りしてください!

 

Writer
暗号通貨に関わって思ったことや出来事の雑記を綴っていく予定です。こんな時期もあったなぁって数年後に読み返すの! NEMのリアルコインについてなんかも。 フツーに日記とかも書くかもw PC関連の知識はタイピングできるレベルの一般人。普段は店舗販売で接客業しています。 そんな、ちょっと好奇心旺盛な一般人が、興味のない一般人を引っ張る方法なんかも考えていけたらなぁって思ってます。 ストア(ホームページ)のほうでコインも置かせていただいてます。 よろしくお願いいたします😋 Twitter : https://twitter.com/_nononon__

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