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心臓のカテーテルアブレーション手術を受けた話

nem142xem (5) 1084 6 3
44uk_i3 2018-12-01 14:43:08

実はつい昨日手術を受け、入院中なのである。
と言っても日曜日の午前中には退院となる。
これはただの個人的な駄文であり、だいぶ長いので、興味が無ければブラウザバックしてもらえれば。

 


発端

3年ほど前に、どうも動悸が起こるようになり、目眩を感じたり、ひどいときは立っていられなくなってしまい、
電車を途中下車してベンチで休むこともあった。
流石にまずいかと思って、医師に診察してもらうことに。

もはやこのあたりは細かく覚えていないのだけれど、
近所の循環器科の病院を探したところ、すぐ近くにあったので予約をとって診察してもらうこととなった。

問診をしてもらい、ホルター心電図というモノを付けて、心拍のモニタリングをすることになった。
これは胸のあたりにセンサーを貼り付け、それを記録媒体する媒体をみぞおちのあたりにバンドで固定するようなものだ。
これをつけたまま、その日を過ごして24hの記録を取り、翌日返却しに行ったのだった。

数日後に連絡があり、結果を聞きに来院。
結果としてはやはり心拍のリズムに狂いが見られるとのことで、
より大きな病院にて診てもらえるよう、紹介状を貰い、そちらの病院へと通うようになった。

診断結果は心房細動

レントゲンや血液検査など一通りの検査を受け、問診してもらったところ、
「心房細動」と診断された。

[99] 心房細動と付き合うには- 心原性脳塞栓症のリスクと新しい予防薬
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph99.html

いわゆる不整脈の一種らしい。

心臓は血液を送り出すために筋収縮をさせる電気信号が流れており、
一定のリズムで鼓動を刻んでいる。時には早く、時には遅く。

だが、この電気信号が異常な場所から出てしまっているというのが今の状況とのこと。
異常な位置から発せられた収縮信号は正常な鼓動のリズムを乱してしまう。

正しいリズムで血液が送り出されないために、眩暈や息切れを感じるようになる。
さらに心臓が血液を送り出すリズムが狂うために、心臓の中に淀みが発生してしまう。
淀みができるとその中で血液が凝固することで血栓が生まれ、
それが心臓より送り出されてしまうと脳梗塞や手足の痺れを引き起こすとのことだった。

このような病気は予防のしようがなさそうだが、
やはりストレスであったり、睡眠不足によるダメージの蓄積などが引き起こすようだった。
(そのような状況になると発作も起きやすくなったため)

投薬か手術か

治療の選択肢としては、投薬治療か、手術を受けることだった。

普段は存在を忘れがちな「お薬手帳」だが、これがあると諸々円滑に進む。みんなちゃんと使おう。
普段は存在を忘れがちな「お薬手帳」だが、これがあると諸々円滑に進む。みんなちゃんと使おう。

 

投薬治療は抑える薬を飲むだけだ。
しかし、症状が悪化(慢性化)していったり、使っていた薬が効かなくなる可能性、
別の強い薬が必要になったり、それによる副作用の発生、
ほぼ生涯に渡り薬を服用し続けなければならないこと。
そういったデメリットがあった。

手術はカレーテルアブレーション手術というものを行うとのことだった。
これは太ももと首筋のあたりからカテーテルを挿入し、
異常な信号が出ている部分、または信号が届かないように心臓の一部に火傷を作り、
絶縁状態にすることで、余計な鼓動が起きないようにするという方法だ。

(治療のためとはいえ、一回焼いたら戻んないよね?焼いてもいいのか?)
と思ったが、別に症例の少ない稀な病気でもなく、最近開発された手法でもなく、
割と枯れた手法とのことでまぁそんなに心配はないだろう。
(そもそも盲腸とかも取っちゃうよね。人間の身体はすごいもんだ)

もろもろの説明を受け、ひとまず発作が起きたら抑える薬を処方してもらい、
その後半年に一度くらいに様子見で問診を受けていたという状況が続いていた。

手術を受けることを決意

しばらくはたまに発作が出る程度で処方された薬を飲んだりと普通に過ごしていたが、
どうもここ最近になって発作の回数や、長引くことが増えてきていた。
単にいろいろなストレスによって引き起こされていたとも考えられるが。

これまでなんとなく様子見でいたが、振り返ると3年程度経ってもいたし、
これと言って状況もあまり変わっていなかった。
それどころか最近、発作が起こると目眩がし、頭も回らなくなり思考もできなくなるので、正直しんどい。

このまま投薬を続けていても、おそらくこれよりは良くならないだろうし、
(むしろ悪化していくだろう。手の施しようがなくなる可能性だってある)
いっそ手術を受けて完治(になるのか?)させてしまうほうが良いだろうと思い、決断した。

肉体への負荷と治癒力から1日でも早いほうが良いだろうとも思ったし、医師もそれを推奨していた。

なお最近、投薬治療とカテーテルアブレーションを実施した場合を比較した研究成果が発表されたとのことで、
手術を行うほうが良い結果を得られたらしい。
(情報ソースを見つけることはできなかった。というか探し方が分からない。
そもそもインターネットで公開されているんだろうか)

そうと決まればと、なるべく早く手術を受けられる日程を決め、
そこからの逆算で事前検査等の日程を入れてもらい、晴れて?その時点から1ヶ月後に手術を受ける事となった。

事前検査

事前の検査でも前述のホルター心電図を取ってもらった。
機械はほぼ同じもののようだった。
たまたまなのか、これがスタンダードなのか、まぁ分からないけど。

結果はやはり発作が出ているとのことだった。
たしかに日中発作を感じたし、データにも残っているというなら間違いないだろう。
心拍数は120ほどになることがあったらしい。

120拍というと、Fitbitという脈拍を測れるスマートバンドを使っていたのだが、
(脈拍と心拍は厳密にいうと異なるが、数値に関してはおおよそ同じに捉えられるらしい)
その時の目安として120拍というのは有酸素運動時の心拍数である。

息切れはしないが心拍は上がってきて、体が熱くなってくる程度の速度だ。
走ったり激しい運動をしているわけでも無く、心臓だけがその領域の活動をしていることになる。

本来ならば運動によって、全身が酸素を必要とするので心拍が上がるのだろうが、
この場合、心臓だけがひたすら心拍を上げているような状況だ。
しかも正しい心筋のリズムでは無いので、身体にとって統率の取れていない状態になるのだろう。

倦怠感や思考の低下を感じるのも無理は無さそうだ。
人間の身体というのは複雑にできているものだ。

その日から血栓防止のために血液がサラサラになる薬を服用し始めた。
手術時に血栓ができていたり、できないようにするために事前に凝固しにくくしておく必要があるとのこと。
これは服用していると、血液が固まりにくくなる。
人によっては血便や鼻血など出血を伴うことがあるらしいが自分の場合には
特に問題はなく、通常通り過ごすことができた。
しかし怪我でもしていたらいつもよりは出血が多くなったのかもしれない。


血液をサラサラにする「イグザレルト」(術前後に血栓ができないように)
胃液を抑える「ラベプラゾール」(術前後に粘膜系が弱るとかで飲む必要があった)

 

他にも、血栓が心臓内にできていないかなどの確認のためにCTスキャンも受けた。

慣れないCTスキャン(人生初)は恐ろしいものだ。
丸い穴の部分に足から入って胸元あたりまで進んだのだが、
轟音で機器が唸る(内部で機械が高速回転している)ので、
これ足先から別の空間へワープしちゃうやつでは…とか、
鋭利な回転のこぎりが飛び出して全身輪切りにされるやつでは…とか、
そんな妄想をしてしまった。

また、造影剤という臓器を撮影しやすくするためのものが注射される。
看護師から説明を受けたが、これは打たれると体内で熱を感じる。

腕の静脈から打たれたのだが、運動したときに体が熱くなるのとは違う、
熱はないのに熱を感じる、よくわからないそんな感じだ。
腕から胸のあたり、そして肛門の内側に熱さを感じた。

感じるのは数秒程度で、撮影が終わるころにはもう感じなくなっていた。
造影剤は尿で排泄されるということなので、水を沢山飲んで排尿を増やせとのことだった。

妙な緊張をしたせいか、その日はやけに疲れてしまい、
帰宅後にとても早くに休んだ。
慣れないことは疲れる。いや、こんなことに慣れるようなことは正直ごめんだ。

手術まであと一週間

さて、手術の一週間前を控えたところで仕事が燃えていたので、
先の3連休も1日しか休めず余計にストレスを溜め込んでしまった。
また、帰宅も遅くなりがちになってしまっていた。
(やれやれ、自分の社畜ぶりにも参ったものだ)

とにかく万全な体調と体力で手術を受けるためになるべく早く、深く睡眠を取ろうと努力した。
睡眠導入剤などの服用は控えるようにとのことだったので、
アイマスク(テンピュールの製品。奮発したが当たり心地が優しく締め付け感も少ない。おすすめである)と、
イヤーマフまたは耳栓をして就寝するようにしていた。
(それでも寝付きが悪かったり、夜目が覚めてしまった。ストレスか…)

いよいよ手術

さて、手術当日となり、諸々手続きを済ませ、いよいよ手術となった。
手術台に寝そべると、手足を固定され、あれこれセンサーを貼られ、何やら麻酔が注射されてきた。
太ももの内側からカテーテルを挿入するので、下半身あたりで何かやっているようだった。
(自分からは見えない…)

麻酔が効いてくるのが遅かったのだろうか、刺される感じがして、激痛が走り唸ってしまった。
脂汗をかきつつも、唸っているうちに麻酔が効いてきたようだ。
意識が薄くなっていった。

気がついたら病室のベッドにいた。どうやら手術は成功したようだ。
多分怪人には改造されていない。

まだ麻酔が抜けてないのか、視界や感覚がフワッとしていた。
景色の輪郭が遅れて見え、紫の残像のようなエフェクトがかかっていた気がする。
看護師や家族にいろいろ言われた気がしたが内容は何も覚えていない。

安静期間

心臓の一部を焼いたことよりは、カテーテルの挿入の傷のほうがダメージが大きい。
特に太ももの横から刺した部分は血管が太いのか、止血も強めにされている。
そこから9時間程度は安静ということだった。
(ほとんど寝ていた)

夜中に強く止めていたバンドが外され、問題はないとのことだったが、傷口は痛む。
あまり大きな動きができず、少し寝返りをうつ程度だ。
痛みや緊張からの疲労で疲れたのでとにかく寝ることにした。

翌朝ともなると流石に意識がまともになってきた。
痛みはしばらく続きそうだ。
ここは完治するまであまり大きな動きはできなさそうだ。

むしろ寝すぎていて頭がフラフラする。
あまり姿勢を変えられなかったせいか腰も痛い。

太ももに痛みはあるが、起き上がって歩けるようにはなってきたのでだいぶ自由になってきた。
明日には予定通り退院できそうだ。


術後いろいろと説明してもらった。傷口をいたわらねば。

 

今回発見できた箇所は焼き潰すのに成功し、心房細動が見られなくなったらしい。
しかし、箇所の特定できない別の部分もあったとのことなので、また再発するかもしれない。
どちらにせよ経過観察ということになる。

しかし病院というのは本当にすごい。
なんというか人類の叡智の固まりという感じがする。
医療に携わる人たちには本当に尊敬する。

反省

10代、20代にはよく夜更かしをしていた。
睡眠不足は蓄積し、30代、40代で突然死や重大な病気を引き起こすとよく言われる。
(漫画家や同人作家の突然死がTwitterに流れてくる)
どうやら都市伝説や噂ではないようだ。

というわけで、無茶や無理をしないといけないときもありますが、
恒常的に睡眠を削るような生活は改めたほうがよさそうだ。

そして、やはり手術で直せるというなら、早期治療してしまうほうがいいんじゃないかと思う。
(薬を飲み続けるコストや3割負担ではなくなるかもしれない可能性、発作時のパフォーマンス低下等)

もし同じように胸に違和感を感じているような方がいたら、一度診察してもらったほうがいいかもしれない。

おわり

オチはなく、術後開けて間もないのでまだザ・病人みたいな感じですが、
せっかく手術には成功した(みたい)ので、
これからも元気に生きて、自分にできることをほそぼそとやりながら、
nemの行く末を見届けていきたいと思います。

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Comments from NEMber
ぷろんと
2018-12-04 23:40:32ID:13646

手術お疲れ様でした。
私も先日、日帰りで局部麻酔の手術を受けましたが、やはり全身麻酔の手術で入院となるとなかなか大変ですね。
一番利回りのいい投資は自己投資ですし健康には気をつけたいですね!

ほなねむ@魔眼のほなコロ
2018-12-03 13:39:12ID:13339

お疲れ様でした
手術成功おめでとうございます
睡眠を削ると一時的に時間が増える気がしますが、寿命が縮んでいたら実のところ大損になっているという…
短期的にプラス、長期的に大損
人生は長い、自分の人生は長期投資を心がけましょう!

44uk_i3
2018-12-02 08:22:34ID:13057

皆様
お気遣いありがとうございます。
術後特に問題もなく、無事退院となります。
ひとまずは一ヶ月程度様子見という感じですが、
食欲もありますし元気です!

狂タヌ尊
2018-12-02 02:32:06ID:13047

うわ!めちゃ働いてる感じなのにこんな大変な感じでしたか… お大事になさってくださいませ

Norimaki
2018-12-01 16:06:37ID:12949

(*‘ω‘ *)手術お疲れ様でした!
術後の安静期間は長めに見ておいた方が良いですよ!
自分も海の日辺りに首の横にできた腫瘍を取る手術をしたのですが、先生が8月から仕事して良いよーって言われて1週間程度の入院と静養しか行わずに仕事復帰したら激ヤバでしたので!
手術はなんだかんだで体に大きな負担がかかっていますから、無理せず、余裕を持ってお過ごしくださいませ('◇')ゞ

ゼム🦈ゼム
2018-12-01 15:51:04ID:12945

・w・ノ手術!お疲れさまでした!
退院した後も無理されずご自身のペースでまったりとお過ごし下さいませ!

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